chuo1976

心のたねを言の葉として

大海にむかひて一人七八日泣きなむとすと家を出でにき

2025-01-20 05:05:36 | 文学

山は動かざれども、
海は常に動けり。
動かざるのは眼の如く、
死の如し。
しかも海は動けり。
常に動けり。
これ不断の覚醒なり。
不朽の自由なり。


石川啄木 「函館の歌」

大海にむかひて一人七八日泣きなむとすと家を出でにき

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