ブロツワフの広場の中心にSpizという老舗のビアホールがある。先ずは歩きつかれたので、ハニービール(白ビール&蜂蜜)を飲む。これで元気がでてきた。その後普通の黒ビールを飲んで、チョコレートビール(黒ビール&チョコレート)を飲む。これが意外と美味しい。コクと苦味が足されたような感じである。そのほか、キャラメルビール(黒ビール&キャラメル)、ライト、ヘビー、小麦など色々な種類がある。よく考えると、スターバックスのビール版のような店だ。意外と日本でも流行るかもしれない。スターバックスも20年位前、シアトルで飲んだカフェラテが美味しいと思っていたら、マウントレーニアのカフェラッテが出た後しばらくして、日本で大ブレークした。
この店の前のテントでは、食事は注文できないが、1杯ごとに一つつまみ用のパンみたいなものをくれる。給食の食パンにラードとナッツを挟んだようなもので、つまみにはなるが、美味しくもない。テントで飲める全種類のビールを飲み終わって帰る頃、私のテーブルにはこのサンドイッチが10個ほど積みあがっていた。
店の前のテントは、ひっきりなしに人が来て夜9時ころはなかなか座れない。周りの外国人を見ていたところ、どこかの席が空いたら、さっと座る。まるで、日本のサービスエリアの食事をする場所とりのような感じだ。しかし近くの柵にもたれてしばらく待っていると、親切なボーイが飲み終わりそうなグループの席に誘導してくれた。こんな細やかな配慮を受けるとは思っておらず、少し感動。その後、写真の奥のキャッシャーでビールを買うことになる。店内はレストランとなっており、地下には巨大なビールタンクがある。私は飲んでいないが4リットルのジョッキもあるということだ。
写真の背景が明るいのは、夜だけでなく夕方も行ったからである。