がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

心を引っ張ってくれるもの

2016-08-25 21:26:26 | 楽に生きる
術直後は自分の体の声だけで生きました

20時まで夕飯も食べず付き添って洗濯物を持って帰ってくれた娘。
本当に大変だったと思います。

息子もよく来てくれました。

見るのが辛そうでして。
カーヒンは元気女だと思っていたのでしょうね。

そんな気持ちに応えるには一刻も早く回復できるところまでやることだと思いました。

初めて嘘の大丈夫を言わなくなり、
症状を医師に話すことになれたと思います。


その後は心の声に敏感になりました

がんになってよかった部分もあるのです。
ま〜贅肉(もともと少なかったが、いっぱいあったんだと気づく)筋肉(もともと筋肉つきにくい体質だがこんなに落ちるとはびっくり)骨量(骨太だった私だったのですが)everythingとことん無くしてしまいました。
その中で生きていくときに、文句もなく、ありがたいなあ、生きることはと思えたんです。


働き始めは大変でした

大変ったってスタッフ一同がすごく気を使ってくれました。
自信を無くさず、体力でできない部分は他で補い、と思い甘んじさせてもらいました。
でも本当に大変。
慣性の法則で動くまだって大変なんです、止まってしまうと。
子ども(もう他クラスSちゃん)が手紙をくれました。
プリキュアのような絵が書いてあってふーみんせんせいがいなくてかなしかったです。きてくれてうれしいです
私の頭が薄いとか痩せたとかは大人は感じても子どもは温かさや表情しか感じないのかもしれません。
そんなこんないっぱいさしていい先生ではなかったんですが子らにいっぱい応援もらっています。
これがありがたいことに職場近くの大型スーパーで「せんせい!」って子が、親もにこやかに近況を伝えてくれたり。
続けていてよかったな、と思う瞬間です。


すごい奴らに囲まれていて

私は今の職場の若い人たちの情熱的なかつチームワークを大切にし、勉強熱心な姿勢に接するたび、
自分の愚痴を言う気なんてないし、
若い人は若いなりに沢山悩みもあるんです。
でも頑張っている姿が本当に美しい。

また、忙しくては〜は〜言う日々だからこそ、国際交流を基本に変えてしまって働いている人とか、
みんな夢じゃなく実践力の中年だとパワーに刺激を受けます。

自分一人金儲けしようじゃなくてその中でどう還元するかを考えて企業を作っているところに人格を感じ。




自分はただ生きる人ですが

そういう凡人も生きて行く価値を感じてます。
特にがん後は赤子が生まれた後のように一年ごとを記念日のように感じ入ります。
ただただ生きていくことも価値があるのでした。

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