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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

映画 『モテキ』 ラストシーンは原作不採用

2011年10月16日 14時06分14秒 | 漫画
>「映画としても成り立たないので」

 これをやられるので、漫画が実写映画化またはドラマ化される事に、まったく期待できなくなりました。「そのままやったら映像としては面白くない」という理屈ですが、原作漫画のファンは「そのまま」を観たい訳で、それが出来ないなら実写化するなよと言いたい。

久保ミツロウさんの『モテキ』は、雑誌「イブニング」に連載されていた漫画。私的にはまったく食指が動かないジャンルだし(苦笑)映画版もまったく興味無しなんですが、漫画好きとして「原作者の考え(特にこの作品の根幹となる考え方)」が却下される」って、む~か~つ~く~。

★「まんたんウェブ / 『モテキ』映画ラストシーンは原作不採用」( http://mantan-web.jp/2011/10/15/20111015dog00m200021000c.html )より引用

 映画「モテキ」について話が及び、能町さんが「ラストが久保さんの脚本ではないと知って納得がいきました」と話すと久保さんは「私はハッピーエンドの話なんて描けないから。映画版は私が先に原稿を描いたら(監督・脚本の)大根仁さんが脚本を書いてという感じで、私が最後の結末に悩んでいたら大根さんが先に書いちゃったんです。『この終わり方はねーだろ』って私は思ってそれに近いけれど少し違う方向で描いたんだけれど今度は大根さんが『これはないよね』って。結局は大根さんのやる方向になって。私の描けないハッピーエンドを描いてもらわないと映画としても成り立たないので。だからといって映画に不満があるわけでなく、私にできない仕事をしてもらったのでよかったかな」と明かし「映画を見た人で“リア充”の人は『だまされた』って言ってるらしい、特に後半が。でも私のマンガを読んでいる人にとっては後半が必要なわけで。あっち側(リア充)の人はいいですよねー」と話し笑いを誘っていた。

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>「映画を見た人で“リア充”の人は『だまされた』って言ってるらしい、特に後半が。でも私のマンガを読んでいる人にとっては後半が必要なわけで。

>だからといって映画に不満があるわけでなく、私にできない仕事をしてもらったのでよかったかな

ちゃんと読者の想いを判っておられるだけに、読者は黙ってため息つくしかないですよね
コメント
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