地元紙に載っていた試写会のお知らせを見て、だめもとで応募したら当たりました!
↓ ハガキと引き換えに貰った入場券とシールと、割引券のついたチラシ(表&裏)
以下、ストーリーネタバレにならないよう書くので、もやもやしてたらすみません。
チラシの裏には、009のメンバーの名前と出身地と能力が紹介されているんですが、
>お父さん、お母さんに、世界を守ってきたゼロゼロナンバーサイボーグの活躍を知っているか、聞いてみてほしい。
と書かれていて、あ~なるほど。親世代とちびっこ世代の両方を対象にして作った作品なんだね~と、生暖かい気持ちになってしまいました(苦笑)私としては、もうちょっとこう大人向けに、殺伐としたリアルな世界観を押し出した作品を期待してたんですね。
試写終了後「こりゃちびっこには、まったくストーリーわからんぞ。お父さん世代だって、アニメでも漫画でも「009」を知らない人にはしんどいぞ」と思いました。009を知っている人前提な作品なので、ストーリーのオチまで、全部説明してくれなきゃわかんない!という人は、すっきりしないかも。
私は映画でも小説でも漫画でも、受け手があれこれ考えたり想像したりする余地?余白?がある作品もありだと思うのですが、これには好き嫌いがあると思いますので、まぁ、それぞれがご覧になって考えて下さい。
009ことジョーが加速装置を使ったシーンとか、002ことジェットが空を飛ぶシーンは、アニメならではのスピード感がたまりませんでした。フルCGでも、違和感なくセルアニメみたいな映像だったし、ガラスに映った字や風景などに3Dの良さを感じました。
なによりも一番嬉しかったのは、004ことハインリヒの美しい戦闘シーンが観れたこと! 009メンバーの中で、ずっと一番大好きなんです。声が「鋼の大佐」こと大川 透さんだったのも嬉しかったです。
(でも006ことブリテンと、007ことピュンマの扱いはあんまりじゃ~ )
009メンバーの外見ですが、監督が「現代に設定を変えたので、それなりに変化させました」と仰られていて、うん、でも005ことジェロニモは、どう見てもターミネーターのシュワちゃんになってた。ジェットのお鼻を始めとして、原作漫画は(当時の)いかにもな「象徴化された外国人」の外見で描かれているから、まぁ、そのままではいろいろ不都合があるとは思います。
ただ、それ以上に、ギルモア博士をなんとかした方が良かったのではないかと思いました。だって009メンバーは永遠(?)に外見は年を取らないことになってるけど、博士がずっと老人そのままって、すっごく不条理(笑)思い切って自分もサイボーグ化したとか、肉体を捨てて電脳世界の住人になりましたとかだったら違和感なかったんですけどねぇ。
あとは、う~ん、現時点での究極の兵器だから仕方ないんでしょうけど、核ミサイルの攻撃とその後の街の様子は不愉快でした。○○○は、ちゃんと放射能除去してから移動したんだろうな?とか、細かいけど気になる。世界は未来に絶望しつつあるのを表現するのには、効果的なんだけど、嫌でした。あとはビルが攻撃されて倒れていくシ-ンも、中の人たちも書類も落ちる描写が無いのはリアリティが無いなぁと思ってしまうほど、いろいろ見てしまっている現代人だから、気にし始めたら何も作れないし観れないんですけど。
↓ 劇場に拡大コピーしてポスターサイズになって貼られていた、ミニマムでめっちゃ可愛いイラストです。たぶん、前売り券についている009たちのおまけって、このイラストが元になっていると思います。特にお気に入りの二人をあっぷ(笑)
従業員さんたちも009Tシャツ&黄色いマフラーで揃えて、劇場内にも拡大コピーしたイラストやポスターを貼りまくって、盛り上げよう!とがんばったのがよくわかりました。
上映前の監督さんとディレクターさんの舞台挨拶に、サプライズだったのかな?TVアニメの主題歌を歌った、アニメ歌手のなりたけんさんが登場して歌われたんですが、私、「なりたけん=声優の成田 剣」さんと最初思ってしまって、えええ?とご本人を見たら(あとからご自分で「四捨五入すると70歳」と仰ってました)さらにえええ??となってしまって(失礼)家に帰ってから検索したら、正しくは「なりたけん=アニメ歌手の成田 賢」さんでした。
たぶん、私を含めて会場に居た観客のほとんどが、そこまで009に思い入れのある人じゃなかったのが、成田さんに本当に申し訳なかったです。リアクション薄くてすみませんでした。初期のTVアニメシリーズ大好き!な人だったら、ご本人の生歌はさぞかし嬉しかったんだろうなぁ~。
それと監督さん&プロヂューサーさんが「石ノ森漫画館」でこの作品を上映したいと仰っていて、ありがたいなぁと思いました。漫画館は、工事関係者の皆さんとスタッフさんとボランティアさんたちの努力のおかげで、11月17日に再開されることになりました。またロボコンに合格スタンプを押してもらえるのかしら?仮面ライダー1号の愛車サイクロンに乗れるのかしら?楽しみです。
この映画の本公開は、10月27日です。東京の六本木と新宿でも監督&キャストが登場するイベントがあるそうなので、お好きなかたはチェックなさってみて下さい。
★「009 RE:CYBORG 公式HP」( http://009.ph9.jp/ )
★「石ノ森漫画館 / 最新情報 MANGATTAN NEWS!」( http://mangakan.weblogs.jp/ )
★「facebook 10.13 映画『009 RE:CYBORG』世界最速試写会 画像」
( https://www.facebook.com/media/set/?set=a.452853611424506 )←見事に一枚も私、映っていません
よく映画の宣伝CMに、劇場に来た人にインタビューしたりするのがありますよね?たぶん、それの為に録画していたスタッフさんが、すごく 好い笑顔でした。笑顔でこられるから、うっかりこちらも笑顔になっちゃうんですよ。あぁこれはプロの仕事だわ~と思いました。
あ、エンドロールが終わるまで席を立たないで下さいね!オチを解釈するのにプラスになる映像があって終わります。
以上、長々おつきありありがとうございました♪
↓ ハガキと引き換えに貰った入場券とシールと、割引券のついたチラシ(表&裏)
以下、ストーリーネタバレにならないよう書くので、もやもやしてたらすみません。
チラシの裏には、009のメンバーの名前と出身地と能力が紹介されているんですが、
>お父さん、お母さんに、世界を守ってきたゼロゼロナンバーサイボーグの活躍を知っているか、聞いてみてほしい。
と書かれていて、あ~なるほど。親世代とちびっこ世代の両方を対象にして作った作品なんだね~と、生暖かい気持ちになってしまいました(苦笑)私としては、もうちょっとこう大人向けに、殺伐としたリアルな世界観を押し出した作品を期待してたんですね。
試写終了後「こりゃちびっこには、まったくストーリーわからんぞ。お父さん世代だって、アニメでも漫画でも「009」を知らない人にはしんどいぞ」と思いました。009を知っている人前提な作品なので、ストーリーのオチまで、全部説明してくれなきゃわかんない!という人は、すっきりしないかも。
私は映画でも小説でも漫画でも、受け手があれこれ考えたり想像したりする余地?余白?がある作品もありだと思うのですが、これには好き嫌いがあると思いますので、まぁ、それぞれがご覧になって考えて下さい。
009ことジョーが加速装置を使ったシーンとか、002ことジェットが空を飛ぶシーンは、アニメならではのスピード感がたまりませんでした。フルCGでも、違和感なくセルアニメみたいな映像だったし、ガラスに映った字や風景などに3Dの良さを感じました。
なによりも一番嬉しかったのは、004ことハインリヒの美しい戦闘シーンが観れたこと! 009メンバーの中で、ずっと一番大好きなんです。声が「鋼の大佐」こと大川 透さんだったのも嬉しかったです。
(でも006ことブリテンと、007ことピュンマの扱いはあんまりじゃ~ )
009メンバーの外見ですが、監督が「現代に設定を変えたので、それなりに変化させました」と仰られていて、うん、でも005ことジェロニモは、どう見てもターミネーターのシュワちゃんになってた。ジェットのお鼻を始めとして、原作漫画は(当時の)いかにもな「象徴化された外国人」の外見で描かれているから、まぁ、そのままではいろいろ不都合があるとは思います。
ただ、それ以上に、ギルモア博士をなんとかした方が良かったのではないかと思いました。だって009メンバーは永遠(?)に外見は年を取らないことになってるけど、博士がずっと老人そのままって、すっごく不条理(笑)思い切って自分もサイボーグ化したとか、肉体を捨てて電脳世界の住人になりましたとかだったら違和感なかったんですけどねぇ。
あとは、う~ん、現時点での究極の兵器だから仕方ないんでしょうけど、核ミサイルの攻撃とその後の街の様子は不愉快でした。○○○は、ちゃんと放射能除去してから移動したんだろうな?とか、細かいけど気になる。世界は未来に絶望しつつあるのを表現するのには、効果的なんだけど、嫌でした。あとはビルが攻撃されて倒れていくシ-ンも、中の人たちも書類も落ちる描写が無いのはリアリティが無いなぁと思ってしまうほど、いろいろ見てしまっている現代人だから、気にし始めたら何も作れないし観れないんですけど。
↓ 劇場に拡大コピーしてポスターサイズになって貼られていた、ミニマムでめっちゃ可愛いイラストです。たぶん、前売り券についている009たちのおまけって、このイラストが元になっていると思います。特にお気に入りの二人をあっぷ(笑)
従業員さんたちも009Tシャツ&黄色いマフラーで揃えて、劇場内にも拡大コピーしたイラストやポスターを貼りまくって、盛り上げよう!とがんばったのがよくわかりました。
上映前の監督さんとディレクターさんの舞台挨拶に、サプライズだったのかな?TVアニメの主題歌を歌った、アニメ歌手のなりたけんさんが登場して歌われたんですが、私、「なりたけん=声優の成田 剣」さんと最初思ってしまって、えええ?とご本人を見たら(あとからご自分で「四捨五入すると70歳」と仰ってました)さらにえええ??となってしまって(失礼)家に帰ってから検索したら、正しくは「なりたけん=アニメ歌手の成田 賢」さんでした。
たぶん、私を含めて会場に居た観客のほとんどが、そこまで009に思い入れのある人じゃなかったのが、成田さんに本当に申し訳なかったです。リアクション薄くてすみませんでした。初期のTVアニメシリーズ大好き!な人だったら、ご本人の生歌はさぞかし嬉しかったんだろうなぁ~。
それと監督さん&プロヂューサーさんが「石ノ森漫画館」でこの作品を上映したいと仰っていて、ありがたいなぁと思いました。漫画館は、工事関係者の皆さんとスタッフさんとボランティアさんたちの努力のおかげで、11月17日に再開されることになりました。またロボコンに合格スタンプを押してもらえるのかしら?仮面ライダー1号の愛車サイクロンに乗れるのかしら?楽しみです。
この映画の本公開は、10月27日です。東京の六本木と新宿でも監督&キャストが登場するイベントがあるそうなので、お好きなかたはチェックなさってみて下さい。
★「009 RE:CYBORG 公式HP」( http://009.ph9.jp/ )
★「石ノ森漫画館 / 最新情報 MANGATTAN NEWS!」( http://mangakan.weblogs.jp/ )
★「facebook 10.13 映画『009 RE:CYBORG』世界最速試写会 画像」
( https://www.facebook.com/media/set/?set=a.452853611424506 )←見事に一枚も私、映っていません
よく映画の宣伝CMに、劇場に来た人にインタビューしたりするのがありますよね?たぶん、それの為に録画していたスタッフさんが、すごく 好い笑顔でした。笑顔でこられるから、うっかりこちらも笑顔になっちゃうんですよ。あぁこれはプロの仕事だわ~と思いました。
あ、エンドロールが終わるまで席を立たないで下さいね!オチを解釈するのにプラスになる映像があって終わります。
以上、長々おつきありありがとうございました♪
これは見に行く予定にしています。
でも、私もそこに出ていた 005 や 007 の風貌にはちょっと違和感有りましたね。
「石ノ森漫画館」の情報もありがとうございます。
いつ再開するんだろうと思っていました。
でも寄付もしないで 早く・早く とも言えないしね~。
とおもって。
やっとですね。おめでとうございます!
映像は、観ていて疾走感はありましたね~。トミー。様がご覧になったら、オチを語り合いたいです。私はこう思うんだけど~というのが、まったく違ったりして(苦笑)早く公開されて、ネタバレ全開で語りたくて、むずむずしています。
>石ノ森漫画館
まさに河の真ん中にあったので、建物が残ったのが奇跡だと思います。前にもまして、漫画好き・特撮好きが集まるシンボルになると良いなァと思います。
近いうちに家族で観に行こうと思ってますが
小学生の低学年では難しいですか
おはようございます。
昔からアニメをご覧になっていたり、原作漫画を読まれているのなら、009たちの能力や性格や繋がりなんかは、説明されなくともすんなりはいると思うんですが、初見で小学校低学年のお子さんだと、009ことジョーと003ことフランソワーズの突然のらぶらぶしーんに???となったり、あのオチも???となるのでは、と思います。
私はあれはこうだよね、結局こうなったよねと、早くお話ししたくてむずむずしているんですが、映画公開まで我慢しているところなので、こんな説明ですみません。
ありがとうございます
11月になったら子供に簡単な今までのストーリーを話して一緒に観に行こうと思います
観終わってから、あれこれ親子で話すのも面白いかもしれません(^_^)v
おはようございます。
あんまりお役にたてなくて、すみません。映画をご覧になった後で、お子さんと、ぜひあれこれお話されるのすっごく楽しいと思います。そして私とも、あのオチはこうだよね!というお話を、ぜひお願いします!(笑)
トラバさせて頂きました。
あのオチって・・・はっきり言って私全然わかりませんでしたが ?
ジェットの言うようにここは天国なんかい ?
ラストシーンの月の裏側は ジブリ 「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。 」 のナウシカを思い出してしまいました。(笑)
あちこちインスパイアとか参考とかそのまま引用とかあって、解っているひとなら多少は楽しめると思うけれど。
私としては、絵は綺麗だけれど、イマイチな映画でした。
いえいえ、お忙しいなか、ありがとうございます。
>あのオチって・・・はっきり言って私全然わかりませんでしたが ?
ですよねぇ(苦笑)
私は、フランソワーズが作り出した(目覚めたジョーに、「私の避難場所?」みたいな事を言った)仮想現実のなんだろうなぁと思いました。なので、(たぶん)肉体は死んじゃったメンバーと、現実世界のメンバーとが波打ち際で話しているのは、実際はコンピューターかなにかの機械を通して会話しているんだろうなぁと。
月の裏側にあったのは、ジョーにしては化石化するの早いし?創生の戦いの戦士?かしらと思いました。
この映画は、観る側に準備というか、もう「原作漫画やアニメをを判っている人限定」という但し書きが欲しいところでした。
お久しぶりです
11月に入って家族で観て来ました
ブログにあったように
00サイボーグが揃って戦闘服を着るシーンが無いのは本当に残念でした
只、映像、音楽は素晴らしかった
子供達は009のファンになったようです(^_^)
最後のシーンについて
監督がインタビューで応えているのを読みました
転載します
最後に、ラストシーンについてお聞かせください。
ジェット(002)が「ここは天国か?」と尋ねたように、フランソワーズ(003)が水面を歩いたりするなど、現実感が希薄に感じられる演出がなされていますよね。これにはどういった意図が込められていたのでしょうか?
身もフタもない言い方をすれば、ジェットの臨死体験なんです。ジョー(009)が核ミサイルを止めはするものの、宇宙の藻屑になりかけた。ジェットもばらばらになって、宇宙空間に放り出されてしまったという状態だったわけです。核戦争の危機が、一度は忘れ去られていた2人の勇気あるサイボーグによって回避された、ということがフランソワーズの訴えにより全世界に報道される。そこで、この英雄たちを助けようじゃないかということで、ロケットが打ち上げられ、ジョーとジェットを回収。そして、ギルモア博士によって再生されたジェットが、今まさに「ピコーンピコーン」って脳波が出始めたあたりですね。その横では、いち早く回収されてベッドの上にいるジョーを、フランソワーズが手を握りながら見つめている。「ジョー、あなたの行動により世界は救われたわ」「でも彼の声とは一体何だったんだろうか……」というシーンの象徴なんですね。物理現象としては、そういうことが行われたんでしょう。そして、人々の「ゼロゼロナンバーありがとう!!」という歓声に包まれながらカメラが引いていく、と。ハリウッド映画的な表現をするならば、そういうことです。
ただ僕は、名も知らない群衆が湧き上がるようなラストよりも、登場人物だけで作品を締めたかった。それに何より、“地下帝国ヨミ編”で石ノ森先生が、流れ星を見かけた少年と少女を描いたような終わり方にしたかったんです。
確かに、ハリウッド的大団円で終わらせたほうがカタルシスはありました。しかし、それが自分のことであると考えた時に、「自己犠牲を賭してなお、地球を救うことができるだろうか」とか「内なる声とどうやって対峙していくのか」ということを、作品を見た人それぞれに考えてもらえるようなラストにしたかった。サイボーグ戦士たちの活躍で、リセットされ失われるはずだった世界が失われずに済んだのだから、人々ひとりひとりが自分にできることを考えて、再生に向かっていってほしいんですよ。ここまで話せといわれると、見も蓋もないんだけどね、映画監督としては。
こんにちは!また来て下さって嬉しいです。お子さんたち、映画を楽しめたんですね、良かった~。こうなったら、お父さんの出番ですよ♪009の漫画やアニメの話題で、お子さんたちと一緒にお話しすることが増えますね。
監督のインタビューを、お教え下さってありがとうございます。
>ここまで話せといわれると、見も蓋もないんだけどね、映画監督としては。
「ここまで言ってもらわないと判らないものを、観せられたんですね」とお返事したいです。
ハリウッド的大団円を観たいと思った観客が、どれだけいたでしょうか?少なくなくとも私は、そんなものは観たいとは思いませんでした。それよりも、普通に放り投げた謎の落とし前をつけて欲しかったです。
>作品を見た人それぞれに考えてもらえるようなラストにしたかった。
これについては、そういう作品があって一向にかまわないと思うんです。でも、今回の映画の最後の流れは、残念ながらそういう事じゃなかったです。