風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

日本人は日本語を捨てようとしているのでしょうか。

2020-07-06 12:07:51 | 日々いろいろ

最近、地元に新しいショッピングセンターができたのですよ。
行ってみようかな~とホームページを見てみたら。



・・・あれ?英語のページを開いちゃったかな?
と思い右上を確認すると、しっかり「JP」とある。
・・・・・。
レストランのページをクリックしてみると。



すみません、店名が読めないんですが。
現地に行って場所がわからないとき、何て言って聞けばいいんでしょうか。
外国語に馴染みのない人間は来なくていいということでしょうか。
EN、CH、TW、KOのページをわざわざちゃんと作ってあるのに、なぜJP(日本語)のページがこんなことになっているのでしょうか。

ワタクシ、自分の地元、好きですよ。愛してます。
人生で一番長く過ごしてきた場所でもありますし。
で、どうしてこんなダサいことになってしまってるわけ?
今、令和ですよね。
外国語カッコイイ!って、昭和、せいぜい平成までの感覚だと思ってましたよ。
それともこういうのもサラっと受け止めなきゃいけないのが、令和の時代なのでしょうか。

ワタクシ、別に外国語を日本語より下だと考えているわけではありません。
言語というのはその国の文化や歴史に密接に繋がっているものですから、文化に上下がないように、言語にも上下はないと思っています。
そのうえで、ワタクシ、自分の国の言葉が大好きです。非常に美しい言語だと思っています。
英語やスペイン語やフランス語なら一つの国がそれを捨てても他の国で生き残るでしょうけど、日本人が日本語を捨てたらもうその言語は生き残らない。

私が子供の頃は人口が少なくて、観光客も少なくて、みなとみらいもなくて、赤レンガ倉庫は本当に倉庫で、山手の洋館に行くには石川町駅から歩いていくしかなくて、今のようにスッキリはしていなかったけど、のんびりした、でもお洒落な良い街でございました。
それがいまやこんなホームーページを作る街になってしまったなんて(市が作ったわけではないが)。
これじゃあ、六本木や表参道みたいじゃないの。
と思い、試しに六本木ヒルズのホームぺージを見てみたら。



・・・・・。
レストランのページは、



日本人よりも外国人の方が多いような六本木ヒルズの方が、よっぽど日本語を大切にしたページを作っているじゃないのさ
JPじゃなくて「日本語」(「日本語」の文字が読めないと海外の方はENに飛べないから、ここだけは英語にした方がいいようには思うが)、(Wed)じゃなくて(水)、Restaurantじゃなくて「レストラン」、外国語の店名にはちゃんとカタカナがふってある。

ありがとう、六本木。
横浜はもうだめだ。
あとは頼む。

※追記:
この「英語ばかりカッコイイだろ?仕様」はどうやらNewoMan(←そもそもこれも読めない)の仕様のようで、NewoMan新宿も同じであった。
ということは、元凶はルミネ?つまりJR東?
東急グループが横浜をダメにした、と個人的に思ってきたけれど、JR、お前もか。