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No881) 『認知症』
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■ 母の認知症はかなり進んでいました。
今までは、自分の夫は何があっても
忘れるわけがないというほど、
仲が良いようにみえていました。
「おっちゃん、おちゃん」と旦那のことを呼んでいました。
これは、私や兄にとって、
伯父であり伯母である2人なので、
私達が幼いころから、
「おっちゃん」「おばちゃん」と2人を呼んでいたので、
互いの呼び名も自然と、それがそのままになった感じです。
■ 養護施設に迎えに行って、伯父の待つ病院に行きました。
着いた時、最初は凄く心配そうに、
「なんでこんなことになったんだ!」
と言いながら、
「おっちゃん!おっちゃん!」と声をかけていました。
私が、医者と打ち合わせに行って戻ってくると、
様子が変わっていて、
「この人の家族の人はいないの?」
と、全然知らない人を見るような眼で見ています。
「奥さんがいるよ」と私が言って、
「おばちゃんが奥さんでしょう。」と言うと、
「知らないよ、もう何年も会ってないから、忘れた!」
と言いはじめました。
その後、何度も何度も、「この人の家族は?」と聞くのです。…
■ まあ、私のことがわからないのは仕方ないな~と思うのですが、
60年も連れ添った旦那のことがわからないというのは、
見ていて非常に悲しいものです。
ただ、これも病気なので、本人の意思でも何でも無いので、
本人を責めるわけにもいきません。
認知症と言うのは怖いな~と、本当に感じるわけです。
いろいろ試しに名前を言うと、反応があるのは、
姉妹だけでした。
後は、自宅の住所にも敏感でした。
それ以外は、何もわからないという感じです。
旦那の名前も、私の名前も、綺麗に消えてしまっている感じでした。
■ また、私に対しても時々非常に丁寧な言葉づかいをします。
私のことを知らない人だと思っているので、他人行儀なわけです。
それがまた、もの悲しかったりするわけです。…
仕方ないな~とは思うのですが、
昔を思い出すと悲しいわけです。
父を自力で食べさせるためには、
母が最後の切り札だと思っていただけに、
悲しい現実を突き付けられました。
■ ただ、昨日よりは、父の反応が良かったのが救いでした。
何度も足を動かそうとしていましたし、
目に力が入る瞬間もありました。
どちらにしても、口からの食事は難しいようなので、
胃瘻をした方がいいと医者に言われました。
胃瘻に関しては、賛否両論のようです。
尊厳死という観点からはそこまでして生かすのは、家族のエゴだと言うでしょう。
まあ、医学の進歩によって、今まで救われなかった命が救えるようになったわけです。
胃瘻もその技術のひとつです。
それを否定するなら医療すべての否定ではないかという考えもあるでしょう。
私のように、普段は離れた所で暮らし、養護施設に入れてたまにしか会いに来ないような
親不孝者が、胃瘻を選択するのは傍からみればエゴなのかもしれないな~と思うわけですが、
でも、純粋に少しでも長く生きて欲しいと思うわけです。
■ 母が判断できる状況ではないので、私の判断になります。
昨日からいろいろ悩みました。
でも、最初っから決めていました。
胃瘻を選択します。
少しでも長く生きて欲しい!
「もう一度、父の笑顔が見たい。」それだけです。
以前倒れたときは、緊急で喉に管をつけて食事を流しました。
たった一週間で動き回れるほどに回復しました。
今回も、食事が取れれば、多少なりとも回復するように思えるのです。
回復した父に、娘を見せてやりたいのです。
子供を前にしたときに、非常に嬉しそうに笑う顔を、
もう一度、見たい!
エゴなのかもしれません。
そんなことして数ヶ月長く生きても仕方ないと、言われるかも知れないですが、
何と言われても今のまま亡くなって欲しくないのです。
今の父をみると、骨と皮しかない状態です。
たぶん、腹が減っているはずです。
口からダメなら、胃に直接でいいじゃないですか、
栄養を与えて、少し太ってまともな状態にしてあげたいのです。
■ 父は私にやさしくはなかったです。
いつも私は父に叱られていました。
私には口うるさくて、兄には優しかったように感じていました。
本当は、養子は私ではなく、兄が行った方が喜ぶだろうなと考えていました。
今になって息子を持つ親として考えてみると、私も息子に対して口うるさいです。
父ほど、何も言わないで裏でいろいろやってやったりはしないように感じます。
そう考えると、口では言わないけど、
愛情があったように思うわけです。
まあ、無ければ、他人の子供を何年も自分の子供同様に
面倒をみるわけがないのです。
親にならないと親の気持ちはわからないと言いますが、
こんな状況になってはじめて、なんとなくわかるようでは、
親不孝のバカたれです。…
■ 自分が父のような状況ならどうして欲しいかな?と考えると、
私の場合は、何でもいいから、栄養を入れて元気にしろよ!って
思うタイプです。
生きれるなら、どんなことをしても生きていたいと思います。
でも、既に意識も無くて、目も開かない状況なら、
そのまま、死を迎えさせて欲しいと思います。
父は、目も開いていますし、数日前までは食事ができたわけです。
検査でもどこも悪くない状況です。
ただ、食事を欲しがらないというか、口を閉めてしまうようです。
私がお茶を飲ますと、喜んで飲むので、
欲しがっているけど、喉につかえるようで怖いだけだと思います。
■ 明日はゼリーかなにや食べさせたやろうかな~と思うわけです。
少しでも、栄養を与え、元気になって欲しい!!
そう思うわけです。
。o○ .。o○ .。o○ .。o○ .。o○.。.○o。. ○o。. ○o。. ○o。. ○o。
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資料請求いただいた皆様ありがとうございます。
営業力とは、自分に負けないでやり続けられる力だと思います。
そう考えると、なかなか、営業力のある社員はいません。…
まあ、世間一般的に営業力とは、決定率の高い営業社員を
指示しているように感じます。
実は、当社で最も太陽光発電を販売している営業社員は、
最も営業力の無い社員です。つまり、決定率が低い社員です。
不可思議です。
いままで、どんな商品を販売してもあまり売り上げることが出来ないでいました。
それが、太陽光発電だけはトップです。
「なぜ?」
理由は明確にあったのです。
詳しく知りたいかた、独立して自分で経営をされたいかたはご相談下さい。
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FC(フランチャイズ)とは、理念共同体です。
弊社理念『笑顔』とは、ビジネスを通じて、お客様、社員、取引先様
皆さんに『笑顔』を届けたい。そう考えてつくった理念です。
この理念に共感し、共に日本を『笑顔』で溢れさせたいという方だけ
ご参加ください。お金だけ、売れればいいという人はご遠慮ください。
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以上 よろしくお願い致します。
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シナリオ営業塾
アクト株式会社代表取締役島田安浩
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【 経営編:こんな時代だから経営理念を 】
No881) 『認知症』
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今までは、自分の夫は何があっても
忘れるわけがないというほど、
仲が良いようにみえていました。
「おっちゃん、おちゃん」と旦那のことを呼んでいました。
これは、私や兄にとって、
伯父であり伯母である2人なので、
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「おっちゃん」「おばちゃん」と2人を呼んでいたので、
互いの呼び名も自然と、それがそのままになった感じです。
■ 養護施設に迎えに行って、伯父の待つ病院に行きました。
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「なんでこんなことになったんだ!」
と言いながら、
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私が、医者と打ち合わせに行って戻ってくると、
様子が変わっていて、
「この人の家族の人はいないの?」
と、全然知らない人を見るような眼で見ています。
「奥さんがいるよ」と私が言って、
「おばちゃんが奥さんでしょう。」と言うと、
「知らないよ、もう何年も会ってないから、忘れた!」
と言いはじめました。
その後、何度も何度も、「この人の家族は?」と聞くのです。…
■ まあ、私のことがわからないのは仕方ないな~と思うのですが、
60年も連れ添った旦那のことがわからないというのは、
見ていて非常に悲しいものです。
ただ、これも病気なので、本人の意思でも何でも無いので、
本人を責めるわけにもいきません。
認知症と言うのは怖いな~と、本当に感じるわけです。
いろいろ試しに名前を言うと、反応があるのは、
姉妹だけでした。
後は、自宅の住所にも敏感でした。
それ以外は、何もわからないという感じです。
旦那の名前も、私の名前も、綺麗に消えてしまっている感じでした。
■ また、私に対しても時々非常に丁寧な言葉づかいをします。
私のことを知らない人だと思っているので、他人行儀なわけです。
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昔を思い出すと悲しいわけです。
父を自力で食べさせるためには、
母が最後の切り札だと思っていただけに、
悲しい現実を突き付けられました。
■ ただ、昨日よりは、父の反応が良かったのが救いでした。
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ただ、食事を欲しがらないというか、口を閉めてしまうようです。
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指示しているように感じます。
実は、当社で最も太陽光発電を販売している営業社員は、
最も営業力の無い社員です。つまり、決定率が低い社員です。
不可思議です。
いままで、どんな商品を販売してもあまり売り上げることが出来ないでいました。
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「なぜ?」
理由は明確にあったのです。
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