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No120) 『 営業事件簿 1 』
---------------------------------------------------
■ 先週、ある会社の社長と久々に会ってお話し
していました。
その社長は、450人も社員が居る大社長です!
TVコマーシャルなどもされていて、
なんで、島田が?
って言う感じですが、
これでも、以前は上場会社の役員でした!
それなりに、顔は広いような、狭いような、…。
■ その社長もブログを書かれていて、
島田さんは、真面目過ぎるよ~!!
もっと面白いネタを書けば?
営業事件簿とかどう??
って、言われたので、
「面白いカモ?」
と思ったので、記憶をたどりながら、実際に起きた
いろんな事件をご紹介します!!
___________________________________________________
■目次
【1】電話での苦情
【2】「エッ?やくざ屋さん。」
【3】脅されました~~~!
★ 確認下さい。
____________________________________________________
-----------------------------------------------
【1】電話での苦情
-----------------------------------------------
■ 今から、15年ほど、昔のお話です。
代々木で、事務所を開設して、アポインター2名
使って営業してました。
当時は、FAXばっかり販売してました。
■ ある時に、アポインターが、電話帳を片手に、
お客さんが、このページに載っている会社は全部、
うちの事務所にかかるので、電話しないでくれって
言うのですがどうしましょう?
ってやって来た。
ページを見たが、普通にいろんな会社名が乗っているので、
「そんな訳が無い!」
そう思って、
「気にしないでかけて下さい。」
と、指示を出した。
■ 翌日、本社(福岡)に非常に怒ったお客さんから
電話が有ったと連絡を貰った。
内容を福岡に電話して聞くと、どうも、電話を
何度もしたとかで怒っていると言う内容だった。
「とにかく、社長に来いって言ってますがどうしましょう?」
と言うので、社長は福岡だし、クレームは慣れていたので、
「俺が行って来る。」
軽い気持ちで、代々木のとあるビルに行った。
-----------------------------------------------
【2】「エッ?やくざ屋さん。」
-----------------------------------------------
■ 暗い階段を上った2階にその事務所は有った。
会社名は言わなかったが、
代々木の○○だ!
と言っていたので、指定されたビルに行った。
看板には、○○興業と書いてあったような記憶が有る。
その扉をノックして中に入った。
「こんにちは~、お電話頂きました○○の島田と申します。」
と名刺を差し出しながら挨拶をしたら、
中から、年の頃は、50過ぎ、小柄だがガッチリした体型の
親父が出て来た。
おもむろに、名刺を取り上げると、
「課長だと~!!」
普段、私は課長名刺を使っていた。
「ふざけるな~~!俺は、社長に来いって言ったんだ!」
これまたイキナリ、胸ぐらをつかんで引き寄せられた。
■ 「おうアンチャン、ヤクザもんを舐めると怪我するぞ!」
本格的に脅された。
脅し方も非常に上手かった。
会社の住所、社長の名前、そんなものを上手く、アポインターから
聞きだしていたようだった。
「女性の社員も居るんだろう?」
たぶん、福岡に転送に成っていたんで、福岡の電話に出た
女性のことを言っているようだった。
当時、アポインターのアルバイトはいたが、社員は東京は
2人だけ、取締役支社長のTと取締役営業マンの私だけだった。
「うちの若い連中は、喧嘩っ早くてしょうがないんだ!」
「この前も、入院させてしまって、…」
と、明らかに脅している。
■ 課長じゃ、話しにならないからと言うことで、支社長と
一緒に夜、再訪することにした。
社長、社長と煩かったが、本社は福岡なのでと話したら、
「仕方ないな~」と納得したようだった。
■ 1回事務所に帰って、メーカーさんなどに、聞いてみたら、
結構な有名人だった!!
電話してくる会社をターゲットにしたプロの筋の方だった。
夜、Tとともに、再度、事務所にお邪魔した。
■ 実は、Tは非常に見た目が怖いので有名である。
私も、若干その気が有る。
2人が、事務所に居ると、ヤクザの事務所?
って思われるような雰囲気らしい。
リース会社の担当にもよく言われた。
昼間と違って、2人なので、何とかなる。
そうタカをくくっていた。
-----------------------------------------------
【3】脅されました~~~!
-----------------------------------------------
■ 甘かった!
向こうは脅しのプロ!
シロートには、太刀打ちできませんでした。
二人で、何とか和解しようとしますが、聞く耳を持たずに、
脅し文句をアレコレと。
これが、冷静に考えると、バカバカしい話を言っているのに、
その場では、そんな冷静には成れないし、こっちが悪いように
感じてしまう。
■ ようは、秘書代行センターをやっているようで、
本当に、あのページの会社は全て、この事務所に電話が
かかって来るようだった。
そして、この人は、セールスの電話が有ると、
こうして呼び出しては、脅しているようだった。
「お前らのあくどい手口は全部分かってる!
通話録音もしてあるんだ!これを世間に知られたら
まずいだろう?」
「こっちも、仕事中に、仕事の邪魔をされたんだん!
それなりの誠意を示すのが筋だろう?」
こんな感じである。
別に何も、まずい事はしていないので、どこに公表されても
痛くも痒くもないが、その人の迫力と、独特の言い回しに、
2人は押されていた。
■ 「誠意と言われても分かりません。どうすれば?」
『そうだな、50万持って来い!』
実は、この一言で、恐喝罪が成立するのですが、
まだ、「マルサの女」を見る前だったので、
知らなかった!!
録音しておけば良かった!
でも、現場では、非常に緊張が高まっていた。
「分かりました。50万ですね。ただ、会社ですので、
個人でどうのと言う訳にはいきませんので、明日9時に
返答します。」
そう告げて、事務所を後にした。
■ 「どうするんですか?」
『そんなもん払える訳ね~だろ!』
2人とも、ビビりながらも解放された喜びから、
少しずつ冷静に成っていた。
念のため、電話で警察にも相談した。
刑事さんが対応してくれた。
「それで、暴力を振るわれたりした?」
『いいえそんな事は無いですが、』
「ところで、そいつと喧嘩したら勝てそうだった?」
『たぶん、勝てます。』
「それだったら、次は、1発殴られて、10発返してから
電話頂戴!俺が出て行ってあげるから!」
「どう、安心した?」
「そんなの相手にしなくて良いからね。」
と、気軽に話してくれた、面白い刑事さんだった。
たぶん深刻に、悩んだ様子が電話で伝わったようで、
この刑事さんが和ませてくれた。
■ 翌朝、9時にその会社にTが電話した。
通話録音も万全にして、電話で、
「1円も支払いません!以上!!」
って、一方的に言って電話を切りました。
その後、2回嫌がらせっぽい電話が有っただけで、
この事件は、終わりました!!
本職に、脅されるのは、非常に怖かったです。
でも、正々堂々、変なことをしていなければ、
大丈夫です!!
事件簿1終わりです。
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仙台での講習会開催を決定致しました。
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■ 日時は7月24日木曜日13時から17時までと成ります。
■ 場所は、仙台青葉カルチャーセンターです。
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・ 売れるように成る軌跡
・ ビジネスの大枠を理解する
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・ SP ・ EP ・ 感情確認について
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No120) 『 営業事件簿 1 』
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■ 先週、ある会社の社長と久々に会ってお話し
していました。
その社長は、450人も社員が居る大社長です!
TVコマーシャルなどもされていて、
なんで、島田が?
って言う感じですが、
これでも、以前は上場会社の役員でした!
それなりに、顔は広いような、狭いような、…。
■ その社長もブログを書かれていて、
島田さんは、真面目過ぎるよ~!!
もっと面白いネタを書けば?
営業事件簿とかどう??
って、言われたので、
「面白いカモ?」
と思ったので、記憶をたどりながら、実際に起きた
いろんな事件をご紹介します!!
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■目次
【1】電話での苦情
【2】「エッ?やくざ屋さん。」
【3】脅されました~~~!
★ 確認下さい。
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【1】電話での苦情
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■ 今から、15年ほど、昔のお話です。
代々木で、事務所を開設して、アポインター2名
使って営業してました。
当時は、FAXばっかり販売してました。
■ ある時に、アポインターが、電話帳を片手に、
お客さんが、このページに載っている会社は全部、
うちの事務所にかかるので、電話しないでくれって
言うのですがどうしましょう?
ってやって来た。
ページを見たが、普通にいろんな会社名が乗っているので、
「そんな訳が無い!」
そう思って、
「気にしないでかけて下さい。」
と、指示を出した。
■ 翌日、本社(福岡)に非常に怒ったお客さんから
電話が有ったと連絡を貰った。
内容を福岡に電話して聞くと、どうも、電話を
何度もしたとかで怒っていると言う内容だった。
「とにかく、社長に来いって言ってますがどうしましょう?」
と言うので、社長は福岡だし、クレームは慣れていたので、
「俺が行って来る。」
軽い気持ちで、代々木のとあるビルに行った。
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【2】「エッ?やくざ屋さん。」
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■ 暗い階段を上った2階にその事務所は有った。
会社名は言わなかったが、
代々木の○○だ!
と言っていたので、指定されたビルに行った。
看板には、○○興業と書いてあったような記憶が有る。
その扉をノックして中に入った。
「こんにちは~、お電話頂きました○○の島田と申します。」
と名刺を差し出しながら挨拶をしたら、
中から、年の頃は、50過ぎ、小柄だがガッチリした体型の
親父が出て来た。
おもむろに、名刺を取り上げると、
「課長だと~!!」
普段、私は課長名刺を使っていた。
「ふざけるな~~!俺は、社長に来いって言ったんだ!」
これまたイキナリ、胸ぐらをつかんで引き寄せられた。
■ 「おうアンチャン、ヤクザもんを舐めると怪我するぞ!」
本格的に脅された。
脅し方も非常に上手かった。
会社の住所、社長の名前、そんなものを上手く、アポインターから
聞きだしていたようだった。
「女性の社員も居るんだろう?」
たぶん、福岡に転送に成っていたんで、福岡の電話に出た
女性のことを言っているようだった。
当時、アポインターのアルバイトはいたが、社員は東京は
2人だけ、取締役支社長のTと取締役営業マンの私だけだった。
「うちの若い連中は、喧嘩っ早くてしょうがないんだ!」
「この前も、入院させてしまって、…」
と、明らかに脅している。
■ 課長じゃ、話しにならないからと言うことで、支社長と
一緒に夜、再訪することにした。
社長、社長と煩かったが、本社は福岡なのでと話したら、
「仕方ないな~」と納得したようだった。
■ 1回事務所に帰って、メーカーさんなどに、聞いてみたら、
結構な有名人だった!!
電話してくる会社をターゲットにしたプロの筋の方だった。
夜、Tとともに、再度、事務所にお邪魔した。
■ 実は、Tは非常に見た目が怖いので有名である。
私も、若干その気が有る。
2人が、事務所に居ると、ヤクザの事務所?
って思われるような雰囲気らしい。
リース会社の担当にもよく言われた。
昼間と違って、2人なので、何とかなる。
そうタカをくくっていた。
-----------------------------------------------
【3】脅されました~~~!
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■ 甘かった!
向こうは脅しのプロ!
シロートには、太刀打ちできませんでした。
二人で、何とか和解しようとしますが、聞く耳を持たずに、
脅し文句をアレコレと。
これが、冷静に考えると、バカバカしい話を言っているのに、
その場では、そんな冷静には成れないし、こっちが悪いように
感じてしまう。
■ ようは、秘書代行センターをやっているようで、
本当に、あのページの会社は全て、この事務所に電話が
かかって来るようだった。
そして、この人は、セールスの電話が有ると、
こうして呼び出しては、脅しているようだった。
「お前らのあくどい手口は全部分かってる!
通話録音もしてあるんだ!これを世間に知られたら
まずいだろう?」
「こっちも、仕事中に、仕事の邪魔をされたんだん!
それなりの誠意を示すのが筋だろう?」
こんな感じである。
別に何も、まずい事はしていないので、どこに公表されても
痛くも痒くもないが、その人の迫力と、独特の言い回しに、
2人は押されていた。
■ 「誠意と言われても分かりません。どうすれば?」
『そうだな、50万持って来い!』
実は、この一言で、恐喝罪が成立するのですが、
まだ、「マルサの女」を見る前だったので、
知らなかった!!
録音しておけば良かった!
でも、現場では、非常に緊張が高まっていた。
「分かりました。50万ですね。ただ、会社ですので、
個人でどうのと言う訳にはいきませんので、明日9時に
返答します。」
そう告げて、事務所を後にした。
■ 「どうするんですか?」
『そんなもん払える訳ね~だろ!』
2人とも、ビビりながらも解放された喜びから、
少しずつ冷静に成っていた。
念のため、電話で警察にも相談した。
刑事さんが対応してくれた。
「それで、暴力を振るわれたりした?」
『いいえそんな事は無いですが、』
「ところで、そいつと喧嘩したら勝てそうだった?」
『たぶん、勝てます。』
「それだったら、次は、1発殴られて、10発返してから
電話頂戴!俺が出て行ってあげるから!」
「どう、安心した?」
「そんなの相手にしなくて良いからね。」
と、気軽に話してくれた、面白い刑事さんだった。
たぶん深刻に、悩んだ様子が電話で伝わったようで、
この刑事さんが和ませてくれた。
■ 翌朝、9時にその会社にTが電話した。
通話録音も万全にして、電話で、
「1円も支払いません!以上!!」
って、一方的に言って電話を切りました。
その後、2回嫌がらせっぽい電話が有っただけで、
この事件は、終わりました!!
本職に、脅されるのは、非常に怖かったです。
でも、正々堂々、変なことをしていなければ、
大丈夫です!!
事件簿1終わりです。
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■ 島田からのお知らせで~す!
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■ 場所は、仙台青葉カルチャーセンターです。
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・ アプローチについて
・ シナリオの作成方法
・ 伝説のシナリオを披露!
(92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)
・ 営業を舞台劇と考える
・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識
* 説明しない
* 黙る
* お願いしない
* 7つのクロージング方法
* 決まらなくてもOK
* やりそうで誰もやらないことをやる
■ 金額:5,250円(税込)
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◆ 予 約
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プロ指導専門ティーチィングプロ
島田 安浩 より
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