『 涙が止まらない！ 』

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　Ｎｏ３７６）　『　涙が止まらない！　』
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　■　こんにちは～～～！
　　　島田です。


　　　今日、甥っ子の絵本の出版日でした。
　　　アマゾンに予約しておいたら、
　　　さっき届きました。


　　　取り出して見ると、
　　　薄い、チッチャな本です。


　　　値段が、1,575円だったので
　　　「高け～な～！」と思いながら
　　　読み始めました。



　■　実は、私の兄貴は、大学卒業と共に
　　　出来ちゃった結婚をしました。


　　　まだ就職先も決まっていなかったので、
　　　必死に、就職先を探していた記憶があります。


　　　丁度、私は浪人が決定した時だったので、
　　　たぶん、両親は踏んだり蹴ったり！
　　　そんな感じだったと思います。


　　　そして、生まれて来たのが、この本の
　　　絵を担当している、角　一彦です。


　　　本当に、目がクリッとして
　　　兄貴ソックリの可愛い赤ん坊でした！！


　　　その赤ん坊が、大学を受験する時に、
　　　美大を受けるのでと言う事で、我家に来て、
　　　昔の私が描いたデッサンを見せたり、
　　　適当に、画材をプレゼントしたのを思い出します。


　　　そして、気が付いたら、私の大学の後輩に
　　　成った時には、驚き、そして嬉しかったです。


　　　デザインの会社に入って仕事をしていることは
　　　知っていたので、私が作成したマニュアルの
　　　表紙のデザインは、「寿司代」で作成をしてくれました！



　■　この絵本を読んで、兄貴の事が
　　　思い出されてしまい、


　　　涙が止まらなくなりました！


　　　物語の内容が、結構、感動させられる
　　　内容なのでそのせいかも知れません。
　　　ガマガエルのお父さんと、兄貴がダブってしまいます。


　　　兄は、２年ほど前に、
　　　４８歳で他界しました。


　　　その５年ほど前に、脳梗塞で倒れ、
　　　言葉をほぼ失っていました。


　　　その言葉を失ってからの兄貴は、
　　　非常に可愛く、愛らしい存在に成って
　　　いました。



　■　ほとんど、兄貴とは会っていなかったですが、
　　　脳梗塞で倒れてからは、会う機会が
　　　増えて来たように感じます。


　　　「おいしいね！」

　　　「たのしいね！」

　　　「ありがとう！」


　　　そんな言葉しか、言えなくなっていました。
　　　でも、不思議と、悪い言葉は、
　　　言わなくなっていました。



　■　兄弟でも、互いの人生に関して、
　　　余り知らないものですが、
　　　兄の４８年の人生はどんなモノだったのでしょう？


　　　息子が、絵本の挿絵で出版し、
　　　しかも、著者が役所広司さんと言う
　　　ビッグスターなので、


　　　生きていたら、喜んだ事でしょう！


　　　
　■　いろんな思いで読める絵本かな～と
　　　言う感じがします。


　　　ぜひ、皆さんもお手に取ってみられることを
　　　お勧めします。


　　　絵本版 ガマの油
　　　by 原案:役所広司 　￥ 1,575
　　　http://astore.amazon.co.jp/cotucotu-22?%5Fencoding=UTF8&node=8



■　以上、よろしくお願い致します。


　　　　
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