いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

共通するわけでもないが…

2007年02月26日 21時59分10秒 | 俺のそれ
ナルホド、とは思う。でも、自分の考えとはちょっと違うかな。ブロガーに共通する~という謳い文句は、「間違っている」けど(笑)、当てはまる人は多いかもしれないですね。

ITmedia BizID:ブロガーに共通する“5つの悩み”とは?


アルファな方々のようには、確かになれんな(笑)。自分のブログについて、一体どんな人々に読んで頂いているのかは、全くの謎なんですよね。

読者数が増えない理由としては、記事自体がツマラナイ内容だから、ではないかと思う。有名なブログとかであると、読みやすいとか、何か特徴があるとか、そういった魅力があるのだろう。中身が素晴らしいとか、そういうのは「実際どうだか不明」ではあるけれど。それは、マンガの「○○」という作品が高く評価されて人気があるという理由が判らない、みたいな意見にも似ているかな。好きな人たちが大勢いるんだから、それはそれでいいと思う。好みの問題だろう。


最近、頭がいい人が云々とかネット上の話題に出てるが、これも何がそんなに話せるのかとは思う。自分はあまり関心が無い。きっぱり言ってみると、真に「頭がいい」人というのは、100万人に1人とかそういうレベルで存在する、「何かを達成・残す」人みたいなイメージ。それ以下だと、何かの才能の一部に過ぎないようにも思える。習字が上手とかみたいな。優秀な「秀才くん」みたいな人たちは、世の中にある一定以上の数は存在していると思う。そういう人たちは、何かの傾向とか法則とかあるわけでもないのではないかと。平たく言うと、「人それぞれ」なのではないだろうか。マジに平凡すぎですが。

秀才くんだったのに、わざわざ苦労して官僚になって出世して、汚職・談合して、全てを失って、みたいな人はいるし。こういうのは、バカとしか言いようがない。要するに、「使える知恵」を身につけていない。泥棒してはいけない、という程度の「人間の生き方」程度すら「守れない・理解していない」低レベルな人間、ということでもある。知事になってさえも、タイーホされるような「バカ」がいること自体、本当に頭が悪いな、とは思う。こういうのは、勉強だとか、学校の成績だとか、学歴・経歴とか、そういうこととは無関係に、知恵がないのである。子ども以下である。

なので、学業成績、特に入学試験のような、或いは出身校のような、そういう指標というのは、「それを目安にすると有利」な場面でしか評価の意味はないと思う。それ以外の評価軸を用いるのが有利な場面だと、あんまり役に立たないんじゃないだろうか。でも、世の中には優秀で勉強できる人たちはたくさんいるので、頑張ってもらいたいな、と思う。ブログ界隈とか見ていて気付いたのは、知識が豊富で本とかたくさん読んでるし、難しいこともたくさん知っている人たちはかなり存在するな、と思った。自分とは大違いだな、とも思った。

ただ、知識がどんなに優れていても、記憶力が素晴らしくても、生み出せる何かというのがないなら、「記憶装置」とあんまり違いがないかもな、と。あと、「間違い探しロボット」とか。「ソレハ、マチガイデス」みたいな。自分自身、知識がなくて間違いだらけ、ということで、そう感じるというのもあるけど(笑)。同じ結論になるのであれば、最小量の知識で到達する方が効率がいいような気がしてしまうのですが、これも間違ってるかもしれません。それとか、「これとこれしか道具はありません」とかの厳しい状況下でも、何か工夫してうまくできてしまうとか、そういうのは「頭がいい」使い方なんじゃないかと思う。細かい知識とか一杯あるかどうか、というのには、あんまり関係ないような気もする。ペーパーテストの点数も。


かなり脱線したが、書いても無駄に終わる、みたいな感じは、自分の中にあるかもしれんね。もし、ブログの記事が「何の役に立ってるんだよ」とか言われると、判らん、としか言えない。時間とか労力をかけてるのに金にもならんね、確かに。誰かの、何かの役に立つというわけでもないしね。やっぱり自己満足の一種だな、多分。「何となく書きたい」ということに行き着くのではないだろうか。なので、ネタ探しに困る、という状況はあんまりないが、「やる気を失う」という局面は時々訪れるな。そういう時、「何の為に?」ということをふと思ったりしてるかも。自分が書き続けることの価値を見出せなくなる、みたいなことなのかな?自分でもよく判らない。


ブログを書く時、あんまり明確に「目的を持って」とか、そういう風に考えて書こうとすると、段々息詰まるのかもしれないので、できるだけざっくばらんに書いた方がいいんじゃないだろうか。自分は、「文句を言いたい」と思って書き始めたけれど(今でもそうだが、笑)、途中で方向性というか、中身とか色々と変わっていったし。適度にいい加減な方がいいのではないでしょうか。

実名でやりたい人は、実生活の中で「それなりのメリット」というものを織り込んでいると思いますので、それもいいと思いますね。どんな人が興味を持ってくれるのかは、よく判りませんけどね。芸能人でも相当数の人が書いていると思うけど、案外地味な感じなんじゃないかと思いますし(あくまで想像)。私自身が芸能人ブログを見に行ったことがないから、知らないだけなのかもしれませんけどね。ああ、昔古田のブログは見たような気がする。スタート頃に。


どうでもいい話題ばかりになってしまいました。失礼しました。



「フールファイブ」とは誰のこと?

2007年02月26日 19時03分43秒 | 政治って?
うまいネーミングに感心させられた(笑)。でも、考えた人は年齢が高そう、ということは判る。だって、そうだよね。内山田ヒロシとクールファイブって、かなーり昔ですよね?前川清単独でなら、もっと後の時代の人々でも知っている可能性は高いかもしれないけど。私でも知っているので、大体40歳以上くらいの人が考えたのでしょうかね。

Yahooみんなの政治 - 政治記事読みくらべ - 読売ウイークリー - 政治ワイド(1) 07年永田町「春の陣」 そのまんま東ショックで「空気読んだが勝ち」

(記事から一部引用)

「安倍首相の最大の失敗は、フールファイブを首相官邸に入れたことだ」
 永田町や霞が関の官僚の間にいま広がっているのが、こんなささやきだ。「クールファイブ」をもじった「フールファイブ(バカ5人組)」。首相側近の塩崎恭久官房長官、下村博文官房副長官、的場順三官房副長官、世耕弘成首相補佐官、井上義行首相秘書官を指す。自民党関係者が冷ややかに解説する。
 「塩崎さんが調整力不足で批判の矢面に立ってますが、ほかの4人にも同様に与党や霞が関から大ブーイングが起きてます。いつしかまとめて、フールファイブとバカにされているのです」
 永田町と霞が関でその評価を聞いてみると、「猛烈な猟官運動をやってポストについた的場副長官は、省庁に全く睨みが利かない」「広報担当の世耕補佐官は、情報を出すタイミングが全く分かっていない」「井上秘書官は、独断で首相の面会人を選別している。永田町や霞が関の常識にも疎い」と散々だ。




これまた、「マニアックな」人選ですこと(笑)。情報の出所は、かなり中心に近い「周辺」ってことですか。それにしても、塩崎さんの受けの悪さは相当なもんですね。塩崎、下村、世耕の3Sに、的場、井上ですか。MI-6に似た感じで、MI-3Sとか。ああ、フールファイブという有り難くはない名前を貰っているんだったね。別な名称を付けてもようがないな。忘れ難いことは確かだ。

バッシングに晒されるのは、ちょっと可哀想。でも、これほど評判が悪いということは、きっと何かあるんだろうね。男に憎まれる、ってのは、結構辛いね。


でもね、竹中さんも常時バッシングに晒されていたけれど。こういうのって、割とありがちなんじゃないだろうか。こういうのって。しかも今でこそ私は戦った・私はこうして克服した、みたいなことを言っていますけど、党内ではよく吊るし上げられたりしてたし。野党からの不信任案提出も食らってますし。「諮問会議でそういう役割を果たして行った」とか言ってますけど、現実には党内から無視されていた期間が長かったですよ。それを突破して行けたのは、小泉さんの「押し切り」が通用した時だけ。「小泉神通力」が効かない”抵抗勢力”が巣くっている分野では、やっぱり改革議論は後退せざるを得なかった。予算編成なんかでは、ある程度要求が通ったりしたけれど、それでも壁はいつも厚かった。


例えば―政府系金融機関の改革とか、公務員制度改革とか。
政府系金融機関の改革に着手できたのは、「郵政選挙で大勝」できたから。それ以前は、いくら諮問会議で唱えても「手も足も」出ず。諮問会議に政治的な力を吹き込んだのは大衆支持だった、ということは前にも書いたと思うが。

参考記事:

総裁選の裏側で

「実は傀儡だった」ってー?(追記後)


今の安倍政権では、激突があまり見られないのは確か。諮問会議の席上においても、閣僚同士で議論を戦わせ、民間議員の人たちがバトルに参戦しないと、結局論点を炙り出せない。これは平ちゃんの指摘通りだと思う。

一つ重要なことは、国民の多くは「政治評論家」みたいな連中の言うことを、真に受けてはいない。それほどバカじゃない。評論家連中が正しいことを言う場合もあるかもしれないが、多くはニセものっぽい意見が多いだろう。彼らの多くは、当てにはならんのです。それは「余計なことを知っている」からだろうと思う。変に業界通みたいになっているから、思考回路が「ソッチ寄り」になっちゃっているとか、そうなりがちなんじゃないでしょうか。

でも、国民の大多数はそういうことを知らないで考え、判断する。評論家なんかとは同じ情報を持たないで考える。だからコワイのですよ、大衆は(笑)。悪い結果の場合もあるけれど、「郵政解散を支持」というのが国民の答えであったわけですよ。政治に詳しい人々から見て、それはオカシイ、と思うようなことであっても。その結果としては、統治スタイルが変化したのだから、意味があったのですよね。これも何度も書いたけれど。そういうことを法案の採決以前から言っていた評論家とか、政治学者とか、誰も知らないけどね。そういう人たちの言うことを聞いて正しく運営できていたのであれば、はるか昔に多くの問題は解決しているでしょう(笑)。ですので、評論家連中の言うことに、いちいち耳を傾けてもしょうがない面はあるでしょう。



建設・土木で潤うのは誰か?

2007年02月26日 17時41分11秒 | おかしいぞ
毎度毎度の役所の怪しげな、杜撰計画。お役人どもは、税金を食いつぶすためだけに存在するようなものだ。地方議会なんてのは、あっても全くの役立たず。本当にチェックなんてできっこないのだ。


札幌市の生涯学習-市民会館

市民会館代替施設設置事業 公募プロポーザル

札幌市は政令指定都市である。市民会館の建替えにともなって、まずは暫定ホールを建設し、新市民会館完成までは営業を継続するというつもりらしい。その暫定ホール建設には12億円以上かかると見込まれているそうだ。まことに「太っ腹」と言いますか、威勢のいい話ですな。数年で取り壊し予定の市民ホールに大金をぶち込んで建設ですか。建設・土木関連で一番儲かるのは、「作っては壊し、壊しては作る」ということですな。暫定ホール建設と取り壊し事業だけでも、大喜びの土建屋たちがいるわな。こういうのを動かしてるヤツラってのは、一体全体誰なんだろうね。どういう人たちが、こうした派手な計画を練って、行政に焚きつけるんだろうね。本当に謎だ。


別な問題もあるそうで、それは厚生労働省の持ち物の話だ(年金絡みの、ホレ、評判の悪いネタってことかな)。札幌市には、市民会館の他にも「厚生年金会館」があるんだそうだ。これの引き取り手がいなくて、困っているらしい。自治体に「金がないから」ということのようだ。

北海道厚生年金会館


札幌市ってのは、人口がそれほど多いとも思えないが、こんなに「ホール」「会館」みたいなのがあちこちにあるわけです。極めて狭い地域に、どうしてこれほどまでに「ホール」が必要なのか、理解できないわけです。それぞれの施設の稼働率なんて、恐らく大したこと無いだろうと思いますね。どうせ、お決まりの「天下り団体」―ナントカ財団とか、ホニャニャニャ協会とか、そういったやつだ…実質的には地方公務員の天下り先でしかなく、見かけは「公益法人」としてやっているんだろう―が運営していたりするんじゃないかと思いますが、実態は全く知りません。まあ要するに、「ホール」だらけ、ってことですね。ハコモノ行政の典型的な例ですな。市長も役人もバカだから、こういうことをいつまでも平気でやってる。行政なんて全く信用ならんわけです。


そういう話はとりあえず措いておいて、厚生年金会館の存続が厳しい、云々の話に戻りますが、「暫定ホール」を建設しなくても、厚生年金会館を取得して、一時的に市有化して運営すればいいのではないかとも思えます。だって、引き取り手に困っている訳ですから、厚生年金だって大喜びでしょう。ある程度買い叩けるかと思います。しかも市民会館の取り壊し作業にすぐ取り掛かれるので、全体の建設工事期間を短縮できるはずで、その分は工事費用が抑えられると思うのですけどね。それに何と言っても、厚生年金会館の土地が手に入るんですよ。その方が圧倒的に得ではないかと思えます。

厚生年金会館の土地の評価額は約24億円ということで、取得価格がどのくらいになるのかは交渉次第ですけれども、引下げは可能ではないかと思えます。以前に書いた記事で、「雇用・能力開発機構」の売却した不動産なんかだと、評価額の約6分の1でしか売却できませんでした(笑)。なので、「大チャンース!!」到来の予感(私が決めるのであれば)ですね。「暫定ホール」建設費用が12億円くらいらしいので、交渉は12億円からスタートして、大体20億円が上限でしょうか。民間業者にしても、「暫くホールを存続」しなけりゃならないので、仮に土地の利用を考えていたとしても直ぐには取り壊せない為に、投資には二の足を踏むのではないかと思えます。そりゃそうですよね。金をそんなに寝かせておけないし、ホールの維持運営経費がかさむし、資金の利息も払わねばならないからね。なので、中々普通の業者たちは手出しできず、買い手が付かないということは、かなり買い叩きは可能ではないかと考えます。売り手側が値下げ交渉に折れないということであれば閉鎖に追い込まれるだけで、損するのは売り手側だろうと思いますね。


でも、札幌市の市長とかはバカなのか、役人の言いなりなのか、建設土木族と仲間なのか全然判りませんけれども、こういうことが普通に考えられないようです。暫定ホールを建設して数年間の運営をするとすれば、その運営経費がかかるので、その分厚生年金会館を買い取って運営するのと「大きな違い」などありません。厚生年金会館の赤字額もそれほど酷くないですしね。となれば、仮に最悪条件の20億円で買い取ったと仮定しても、暫定ホール建設費用12億円は予定していたので、8億円分が予算オーバーとなり(これを借入と考えますと)、将来この土地を「8億円+期間利払い費用」以上の価格で売却できれば財政的には得する可能性が高いでしょう。土地が大きすぎるのであれば部分的に売却して、最低でも投資資金だけは回収しておき、残りは他へ転用ということでもいいと思います。土地面積は現在の市民会館の約2倍もあるのですから。立地にしても、ド田舎とかにある訳ではなく、地図で見ると中心部にある市民会館からは約2km以内であり、歩いていったとしても大した距離ではないようです。交通の利便性もさほど悪くないようですし。

それでもなおかつ「12億円以上の暫定ホール建設」しか選択肢がないというのは全く理解できない。要するに、アレでしょ?「作って、ぶっ壊す」というのが業者には一番オイシイ、ってことだよね?厚生年金会館を買い取られたら、作る工事費用が入ってこないからじゃないの?12億円で厚生年金会館を買い取れる可能性だってあるんだよ?何故それを「考慮しない」で、作ってぶっ壊す方を選ぶのか、全く理解できないね。地方のやってることだから、詳しく判らないんだけど。

暫定期間として、7~8年程度らしいから、その間厚生年金会館が存続していればいいのではないですか?利用料金が一番安いわけでもないようですし。規模的にはコンサートホールやコンベンションセンターとか既にあるんだし、そちらの利用率を上げればいいんじゃないの?料金的にも、お得なようですけど。この他にも新たに市民会館を作るんですからね。それでも「ホールが足りない」なんていうほど、イベントなんかの開催があるのでしょうか?


何れにせよ、こうした建設土木関連は、どことなく怪しいわけです。一番得する方法というのをよく考えてみるべきではないかと。