いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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これが円キャリーの巻き戻しですか(爆)

2007年02月28日 22時00分21秒 | 経済関連
可笑しくて、噴出した。良かったですね、福井総裁も日銀も。欧州の一部にくすぶっていた、「円安過ぎる、金利上げれ」とか日銀応援団を組んでいた海外メディアも。これで、ご満足頂けたでしょうか?(笑)


まあ、投機筋は懲らしめるべきだ、という考え方に立てば、損失を蒙って頂いて、運用資金とかポジションを整理させたい、ってなことなんですかね。そうした福井総裁の願いが叶ってよかったじゃないですか。バブってる連中はちょっと火傷してもらえ、みたいなもんですか。

日銀の利上げを相当警戒していたのであれば、もっと早くから引き上げ時を探っているでしょう。1月前から資金を抜いていくでしょう。でも、そうではなかった。直接的には利上げとか円キャリーとかの影響ということではないでしょうね。しかし、「戦犯探し」ということになれば、エコノミストあたりから「日銀の利上げが引き金であった可能性がある」というようなことが実しやかに語られるかもしれませんね。

既にその傾向が出ていますね。

Yahooニュース - 毎日新聞 - 株価急落 解説 「楽観論偏重」のもろさ

毎日の記事では、『中国など新興国への巨額投資の背景には、日本の低金利で円を借り新興国通貨に替えて運用する「円キャリートレード」で世界的に資金が過剰になっていたといういびつな状態があった。』と、明らかに「日本の低金利政策」に原因があった、と言わんばかりの解説ですね。日銀応援団の一派?ですから、いいんじゃないですか?(笑)

利上げ後には、「これで材料出尽くし感が広がり株高」とかもっともらしい解説が出てた僅か数日後で180度方向転換ですか(爆)。色々な解説の仕方があるものですね。


どっちに転んでも、日銀の思惑通りという、まさに「ドンピシャ」のタイミングで利上げが決まった、という形ですね。
スバラシイ予知能力ですね>利上げを英断された総裁はじめ委員の方々

賞賛の嵐、勇敢な日銀に拍手!!