いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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福井総裁のダメ出し確定?

2008年02月02日 02時54分30秒 | 社会全般
これも任期末期ゆえの痛烈批判の一つなのでしょうか(笑)。

日銀総裁は大学入試で落第か?:阿部重夫編集長ブログ:FACTA online


中々強烈な記事ですね。日銀と日銀総裁と日銀ズレした記者なんかをひとまとめに批判しているようです。

特にパンチの効いた部分を引用しますと、こんな感じ。

『福井総裁がもし受験生だったら、どう答えたろうか。確かに福井総裁が率いる日銀は、デフレにもかかわらず異常低金利からの脱却――金利正常化と称して、ハイパワードマネー(ベースマネー)を減少させ、市中国債の買い切りオペの増額をしなかった。もし自らの政策を信じているなら、本石町日記が言うように①を正解としなけらばならない。しかし、もちろん、大学入試センターは×点をつけるだろう。』

『お気の毒。この記者は日銀病に感染している。高校の教科書でも自明とされている金融政策の原則を、日銀は自ら違反してきたと解釈すべきである。本石町日記の筆者は知ったかぶりしてこう続ける。』

『高校生の問題も解けずに教育論とは笑止の限り。余計なお節介だと思う。こういう記者は、日銀のHPに子供向けの「にちぎん☆キッズ」というコーナーがあり、その「ニチギンマンのきんゆうせいさく」のページをご覧になって、よおく勉強してください。』

『そこで、本石町の記者諸君、次の総裁会見で先に日銀執行部に踏み絵を試してみませんか。このセンター試験の出題を聞き、福井総裁が正解を答えられるかどうか試すのだ。福井総裁にこれまで異論を唱えてこなかった武藤副総裁も同意見かどうか聞けばいい。
一概には言えないなどと、本石町日記のブログ子のような言い逃れは許さない。総裁および副総裁のご意見と、「にちぎん☆キッズ」の原則が一致するのかどうかを試せばいい。それだけの気骨のある記者が、さていまの日銀クラブにいるのだろうか。』


もう大爆笑。
そこまで言うか、ってくらい。私の日銀批判とかは、ほんの子ども騙しみたいなもんです。
「よくお勉強してください」って、何となくどこかで見たことのあるような決めセリフという気もしなくもないですが、これはまあいいでしょう。本題とは関係ありませんので。

ただ、「教科書通りの答え」というのは、一般に正答とされるものと思いますけれども、それは「ある文脈」とか「問題が設定されている前提」みたいなものがあって、出題者の意図に沿って解答するというルールが成立しているものなのだろうな、とは思います。仮に、実務が教科書と若干齟齬があったにせよ、それで実務家が「無能である」とは私は考えていません。なので、そこまで底なしにバカにしなくてもよいのではないかと思ったりします。

割とよく目にするかもしれないのですが、教本にはこう書いてあった、マニュアルにはこう書いてある、初等的教科書嫁が口癖のジジイ(笑)、というような、理屈ばかり言っていても一ミリも役立たずの人がいたりします。小学生の勉強と同じで、はじめのうちは基本的な事柄を勉強していったりする必要がありますし、基本は確かに大事なのですが、世の中の多くのことは「これにはこの答え」というようなたった一つの正解を導き出せる程簡単ではないようにも思えます。そういう時こそ、知識の組み合わせとか、どこにどのような知識を適用すればよいのか、とか、考えられる方がよいのかな、と思ったりします。

少しばかり教科書をかじったことがあるばかりに「教科書至上主義者」みたいになってる人もいなくもないので、あんまり簡単に「判った気にならない」方がいいかもしれません。「教科書にはこう書いてあるんだよ!バーカ」みたいに言ってると、自ら恥をかいたりする落とし穴が待っているかも、ということですね。

私自身も反省が必要ですね(笑)。
けど、私の場合には、まず教科書を読むところから始めなければならないので、「教科書にはこう書いてあるんだよ」というセリフを使う場面もなければ、言える立場でもないのですけれども…。ああ、これもまず反省せよ、ということですわね。失礼。
教科書をもう少し勉強してから批判するように努力したいと思いますけれども、ちょっと難しいかなあ…。

この前、政経は自己最低記録更新だったと書いたのだが、まずかったな。こういう時こそ、「笑える立場にない」とか「コメントは差し控えさせていただきます」と言えばいいのか(笑)。
別にいいんだよ、政経が悪くたって。どうせ理系だったから。→かなり言い訳
理系は、数学と理科で満点狙いだから、社会はどちらかといえば「捨てゲーム」なのさ。プロ野球と同じ。リーグ戦で全勝なんてできないから、負けゲームが出る。それと同じで、数学と理科で400点、残りは…みたいに計算を立てればいいだけ→もっと言い訳(笑)



アンデッド対策は難しい場合もある(笑)

2008年02月02日 01時09分32秒 | 俺のそれ
いやはや、ご同情申し上げます。

ネット実名発言のデメリットの実証例 事象の地平線---Event Horizon---

apj先生には特段の落ち度はなさそうに思えるが(私の素人判断で申し訳ないのですけれども)、具体的に良い対策はあまりないのかもしれません。

当て推量ですけれど、多分「山形」大学の文字に条件反射でもあるのかもしれません(これは冗談です)。過去のバトルは、因縁の対決と言ってもいいくらいですので(笑)。それ故、hypersensitiveなまでの反応を示してしまうのかも。

◇◇◇


ところで、話は変わりますが、前に書いた記事を思い出しました。

君は生き延びることができるか?~アンデッド対策

アンデッド対策の補足


下級ゾンビとかであると撃退はそこそこ可能でしょうけれど、上級アンデッドのリッチクラスは手強い相手です。悪辣なアンデッドの中でも、最悪なのがリッチ・ブロガーです。
自らの売名行為を目的として、他人を利用するリッチは存在するでしょう。これまでに散々絡んでいる人もいるわけですし。
どこのどなたか知りませんが(笑)。


記憶にあるだけでも、山形浩生氏、田中先生、ハマちゃん先生、内田先生、あらき氏、NATROM氏、等々、枚挙に暇がありません。
もう何と言っていいのやら、狂犬みたいなものですな。日本のブログでたったこれだけしか読まない人間が、一体どうやって記事を探索できるのか、ということですわな(笑)。

しかも、どれにも共通するのは、必ず個人的な攻撃を様々に行っていること。議論の論点などには全く無関係なのに、経歴とか、出身大学とか、そういうプロファイルに関する悪口、誹謗中傷、罵詈雑言を必ず付加しているのです。
それでも物足りない場合には、「どうせ誰もやってないような斜陽の業界」、「何の役にも立たないクソ学問」みたいに、所属する小集団に対してまで誹謗中傷を行うのであるから、個人攻撃どころの話ではないのですね。

しかし、リッチにまんまと感染させられると、「太鼓部隊」の一員となってしまい、「しもべ」とされてしまいます(笑)。下僕となったザコのゾンビなんかが、突撃部隊となって自爆テロを仕掛けるわけですね。もうたまったものではありません(笑)。

支配下ゾンビの数が多いリッチは、悪辣な記事を載せると大勢にそういう印象を植え付けることが可能なので、影響力行使が小さな側は不利になるでしょう。
いうなれば、私が新聞記事や社説に対抗して書いたとしても、影響範囲が極めて小さいので、世間には殆ど届きません。が、新聞側は自分たちの意見だけを一気に広めることが可能で、世の中の多数派を形成できますからね。

<ところで:
この前、C型肝炎の記事が読売に出たけれど、初めて「感染原因」について専門家の意見を載せていました。ようやく、でした。少しは通じた部分はあったのかな、と思いました。でも、議員立法が可決された後でしたから、大勢は決しており、知ったところでどうというものではないでしょう。せめて、問題に取り上げられ出した当初から載せて欲しかった…。でも、無駄ではないとは思うので、あの記事には素直に感謝しています。>


なので、相手側の影響力行使が大きい場合には、難しい部分はあるでしょう。正しい知識や考え方に接することなく、多くの人たちは誤った知識などを影響力の大きなところから仕入れてしまうだけで終わることになるからです。対抗できない言論という場合も起こり得る、ということですかね。