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谷垣総裁よ、自民党に理があるというのなら、内閣不信任案を通せ

2012年06月18日 18時38分19秒 | 政治って?
21日までに採決しなければ、不信任案だ、とか言う必然性なんかないでしょうが。


民主党が選挙制度改革法案を単独で提出した、ということは、「不作為」と言われることへのアリバイ工作ですよ。

違憲状態だが、解散権行使は可能とする、ということの口実を作っているに過ぎない。


民主党内で反増税の人は、不信任案に賛成票を投じれば、次の選挙で勝ち残れる可能性大、だ。


細川政権が誕生した時にも、そうだった。

自民党内で宮沢内閣不信任案に賛成して、党外に出た人たちは新党結成で当選して与党になって戻った。

今の民主党内にも、当時の当選組がいるだろう。

あのまま自民党に残っていたら、生き延びれなかったか、野党転落ということなんだよ。
だが、勝負に出た議員たちは、生き延びた。


因みに、最大野党だった社会党は、大敗したはず。


今の自民と一緒さ(笑)。


野田内閣と、これと結んだ自民党は、共に大敗する。


そして、勝負に出た(内閣不信任案に賛成、新党結成、等)人たちが勝ったんだよ。


だから、民主党が野田を降ろして生き延びる道を選ぶか、道連れにされて大敗を喫するか、どちらがいいのか、ということだわな。


よく考えろ。




谷垣自民は、もう「共倒れ」確定なんだよ

2012年06月18日 14時31分15秒 | 政治って?
今日、自民党の全議員懇談会が開かれたんだそうだ。そこで、谷垣さんは、「増税法案を通せば、解散してくれるだろう」みたいなことを言ったらしい。


何を言ってんだか。
アホですか?


増税法案を通せば、民主党内での求心力が高まり、”野田総理”の成果としてこれだけ強調されてるじゃないの。近年稀に見る名総理だ、みたいな論調のちょうちん記事が出されて、「ブタもおだてりゃ木に登る」式で称賛されとるでしょうが。


マスコミの増税翼賛会は、野田と自公は「連立だ」と既に決めつけて、あたかも「圧倒的多数派」が完成したんだ、みたいな言い草になっているでしょう。


谷垣さんは、「利用された」んだよ。
これでも、まだ気付かないんですかね?
今更、増税法案を通したら、解散を確約する、なんてことがあるわけないだろうに。何言ってんだ。頭がおかしいんじゃないか?
それこそ、セクハラ長官・仙谷風に言えば、谷垣自民も自民党執行部も「集団自殺」に自ら飛び込んでいったようなもんだ、って言ってんだよ。マスコミや総裁の座を狙う連中や、石原・茂木などといった自民党内の工作員どもによって、ハメられたんだろうが。どうして、そういうことが分からんのだろう?


あれだけ警告しただろう?

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3df1d1d5a6e763849e07afbf161dda3d


小沢を切らせて、谷垣―野田ラインで増税法案を通しましょう、となったら、傀儡野田のドジョウの坊ちゃんは居座り続けることになる。谷垣さんや自民の復活の目はほぼ途絶えるわな。
逆に、国民からの総スカンを食らうことになるはずで、民主ばかりではなく、自民も一緒に既成の守旧派勢力として、共倒れになるだろう。
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>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/80fa70099277bf42c00610ce720774bc
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/134f3a31de7eeda8832f98c9b43eda0e
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/0b626a31135767092d0ff8e600c1beba


こんなに警告してるのに、どうして分からないんだよ。


頭が悪いとしか思えない。
増税法案が先に通されたら、野田は「憲法違反だから」ということを盾に取って、選挙制度改革でゴネて時間稼ぎを行い、その間に自民党との党外協力を「これまで以上に強化」して、これぞ「決められる政治」とやらを霞が関や一部財界といった特定層の為に続ける腹だったんだぞ?
マスコミがそういうのを手助けするに決まってるだろうが。


そうして、いずれ時期が来れば選挙はしなけりゃならないが、その時点で自民との連立政権を維持できるような関係を築いておければ、「どちらに転んでも問題はない」(野田か最悪自民からの総理でもいい、ということだ)というのが、向こうの算段だったんでしょう?


だから言ったんだろうが。
自民党が最優先で攻めるべきだったのは、「選挙が直ぐにでもできる、いつでも可能な状態」を作り上げておくことだったろうが。野田の選挙拒否を封じる策をまず講じてから、追い込みだろう、普通は。誰でも分かりそうなことだろ?

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/df974f0932f4a67b2bccc807a944eaa5


谷垣さんがまず確保しておくべきだったのは、選挙制度なんだよ。
これをいつでも選挙ができるように、としておくことだったのだよ。これがなければ、増税法案には賛成できんぞ、絶対にうんと言わないぞ、とやっておくべきだったのだ。
自民党が選挙に早く踏み切りたいなら、自公が今回の3党合意の如く「選挙制度改革」→解散できる環境になってから「増税法案」と進めば、確実に野田を負い込めたんだろうが。野田が党内と野党からの挟撃に遭って、破れかぶれでも解散に追い込めたかもしれないんだぞ。


だが、今となってはもう遅い。
谷垣自民は増税一派と仲間であることが明確になってしまったからだ。
野田=谷垣=増税一派、だもんね。
3党合意を作ってしまってから、不信任案に賛成できるんですかね?


逆に、民主党内の反増税派にとっては、チャンスなのだ。
野田の不信任案こそが、再起不能にできる方法なのだから。自公は手出しが難しい。まさか「信任」なんかできるはずがない、ってことなのだから。
自民と公明の140票がなければ、野田は多数派なんかじゃない。
同時に、自公+野田の増税連合との対決を旗印とすれば、国民の支援を得られるし先の選挙での主張も説明可能となる。