Cycle Log

トライアスロンのトレーニング、レース、機材、その他色々

館山トライアスロン2022

2022-05-29 | レース



館山トライアスロン2022年に参加。今期、初レース。
2時間21分…だが、バイクで一週多く4km走ってしまったみたい。

スイムはやたら遠浅で、浜から走って泳げるようになる深さまで行くのが大変。海はとても綺麗で、波もまあまあで泳ぎやすかった。
バイクは館山の自衛隊基地の中を9週するのだが、飛ばせる場所もあるし、やや道が荒れているところもあったが、落車している人はおらず走りやすい方か。
ランは自衛隊基地の最外縁を4往復するのだが、道が狭めで追い抜きづらいことも。折り返し地点にエイドがあり、頭に水をかけてもらうと気持ちが良い。
苦手なスイムも安定して泳ぐことができ、全体的に、気持ちよく余裕を持って走ることができた。
行きも帰りもアクアラインの渋滞に巻き込まれ、アクセスが少し大変だが、シーズンの初戦としてとっつきやすい大会だった。



(オリンピックディスタンス以下の短いトライアスロンレースのトランジションの効率化に効く、ゴム製の結ばなくて良い靴紐。のみならず、適度に伸縮性があるせいか走っている時の感触も良い。練習に出る時も靴を履く際の面倒がなく、とても良い品)


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99T ラン編

2019-09-22 | レース


 バイクパートからランパートへ。表示があんまりなく、どちらへ行けば良いのか迷いかけるが、後ろから来ていた人が分かってる風だったので、ついて行って助かった。
 ランニングが始まったところで、バイクパートで酷使した右のお尻の筋肉が痛い。というか、柔軟性の問題か。あと、バイクパートのラストで詰め込み過ぎた補給食が脇腹に痛い。

 そんなわけで、ランパートの序盤はこんなんでハーフマラソン走り切れるのかと絶望感に襲われるが、とにかくとことこ走る。1kmごとに表示があるので、全体の21分の1、10分の1と全体における走り終えた距離数を頼りに走る。

 3kmごとくらいに補給所があるが、取ったのはほとんど真水。飲むのもそうだけど、身体がオーバーヒート気味なので頭からかぶって身体を冷やす。結構効く。が、靴まで濡らしてしまって靴がきゅぽきゅぽしてしまった。今度から水をかぶるにせよ、靴にはかけないようにしないとなと。

 序盤を過ぎると、お尻と脇腹の痛みが引き、スピードが乗るようになってきた。それでも、4min30sec/kmくらいなのだが、やっぱりみんな疲れているようなので、むしろ私はかなり速い方だったよう。実際にほとんど抜かれることはなかったかな。

 中盤の補給所に、レッドブルがあってかなり助かった。あとはほとんど無心でひたすら距離を消化していく。

 ラスト1kmくらいは海沿いを走り、ゴール直前で妻を引き連れ同伴ゴール。妻は同伴ゴールが夢だったらしいので、喜んでもらえ良かった。

 走り終えたあとは、一生分のエネルギーを使い切ったんじゃないかと思うほど疲労困憊。ドリンク飲んで、かき氷食べてしばらくぐったりしていた。ゴール後の食べもの飲み物が充実してたのは良かったな。
 そんなわけで、完走の達成感というより、ただただ安堵。

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99T バイク編

2019-09-22 | レース


 スイム1.9kmが終わるとバイク90kmである。であるのだが、スイムのゴールからトランジションエリアまで650m程あるので、移動も一苦労。ウェットスーツ半脱ぎでたったか走る。同ウェーブからは遅れ気味。

 トランジションエリアでは、トップテン1本を一気飲み、382kcal摂取。あとトライアスロンウェアのポケットに、フラスコに入れたトップテン2本分とパワーバー・エナジージェルショッツ(カフェイン入りグミ)一袋を入れて出発。

 長距離向けにRT9のエアロバーをナローブリッジセットでかさ上げしてたけど、かなりの恩恵を被る。というか、短距離でもナローブリッジによるかさ上げがなければかなり苦しいのだが。
 コースは九十九里有料道路を貸し切ったもので、TTには絶好のロケーション。が、意外とアップダウンがあったり、往路の北上方向はかなりの向かい風で30km/h前後しか出ないので難儀した。バイクが苦手な選手はかなり苦しそうだったし。一方、復路は43km/hで快速で気持ち良い。スイムでの遅れもだいぶ取り戻せた。

 バイクパートが終わる前に、補給食を平らげて終わり。

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99T スイム編

2019-09-22 | レース
 九十九里トライアスロンのスイム1.9km。
 スイムの練習は、いつも2kmを泳いでいたので、割と自信があったのだが。
 コースは、一宮川を河口から遡って往復してくるコース。水は、かなりしょっぱい。普段はあまり波がないそうだが、この日は台風が近づきやや波が高めだった。

 経験はフローティングスタートばかりだったから、浜辺から走ってスタートははじめてか。
 割と自信があったので、前目でスタート。が、泳ぎ始めてすぐに異変が。呼吸がやたらと苦しい。後で考えてみたら、ウェットスーツのしわ(余裕)を胸に寄せていなかったせいで胸が開かず、空気を肺に充分取り込めなかったんだろうなと。試泳では問題なかったのだが、ウェットスーツを着直したのがあだになったよう。

 そんなわけで、数分泳ぐと肺に空気が足りなくなって背浮きで空気を取り込み直しつつ泳いだ。自分のレースとしてもアレだが、他の選手にも迷惑な話なので反省。

 とは言え、競技の最中は数分置きに息苦しさの限界を迎え、かなり必死、そして恐怖。折り返しまでは同じウェーブの後ろの方だったが、折り返してしばらくすると次のウェーブが追いついてきてもみくちゃになるのじゃないかと恐怖。結局、なるべく邪魔にならないよう端っこの方を背浮きまじりで泳いで、なんとか完泳。終盤はほとんど戦意喪失。47分かかった、目標は40 分以内(というか35分そこそこ)だったのだが。課題の残るスイム。

 バイク編に続く。

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九十九里トライアスロン2019 ミドルディスタンス

2019-09-22 | レース
 九十九里トライアスロン2019ミドルディスタンスに出場。ミドルディスタンス(スイム1.9km、バイク90km、ラン21km)は初挑戦、5時間25分で完走。年代別10位。

 前日の受付と説明会参加が必須なので前泊。
 千葉は、前週の台風の復興の真っ只中。直撃こそしないものの新たな台風が近づきつつあり、雨予報で開催するのか危ぶんでいたものの、一週間前には開催するとの告知があった。
 説明会などで聞いたことには、コース周辺は比較的(比較的だが)被害が軽度で、来られなくなった大会ボランティアの方がいたり部分的な復旧作業こそ必要だったりはしたものの、地元の方々のご協力で開催できたとのこと。感謝である。確かに、行きがけの道すがら、ブルーシートをかぶせた家屋をちらほら見かけた。

 受付と説明会の後、バイクのチェックがてら軽く試走する。後でわかったことだが、その時に未舗装路を走ったせいでリアタイヤがスローパンクを起こしていた。空気抜けがごく遅いので、レースで90km問題なく走りきったが(未舗装路を走って段差に乗り上げた時、やったかなと思ったがそのときは気づけず、翌日朝、ラテックスチューブであるフロントタイヤよりもブチルチューブであるリアタイヤの空気圧が低く怪しんだが、空気を入れ直すと7気圧まで入り抜ける様子もなかったのでそのままレースを走り、レース後に乗ったら3気圧ほどまで抜けていたので、やっぱりスローパンクかと結論した、今回の失敗1)。

 晩ご飯は、ホテルの中華コース。主に妻のリクエストで決めたのだが、エンデュランス競技の前に中華を食べるものでない、今回の失敗2。

 夜、部屋のカーテンを閉めるのを忘れて車のヘッドライトの明かりで起こされたり、今回の失敗3。

 5時15分に出発の予定で4時30分に起きたところ、歯磨きや髭剃りなどで、結局5時45分に出発。今回の失敗4。出発の1時間30分前くらいに起きるべきだなあ。

















マルニ(Maruni) クイックショット K-600 仏式バルブ用応急瞬間パンク修理剤
クリエーター情報なし
マルニ(Maruni)

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木更津トライアスロン2019 ランパート

2019-08-30 | レース


 ランパート。
 靴下を履かないことが今回のテーマであるからして、ランパートでも靴下を履かない。シューズは、ホカオネオネ・クリフトン6ワイドに、靴紐代わりにロックレースを通した。おかげで、紐を結んだりする必要がなく、タンをぐっと引き上げればそのまま足を入れることが出来る。キャップをかぶりスムーズに出発。

 バイクパートの終盤くらいから、周りに同じウェーブの選手はおらず、先行のウェーブの選手ばかりだなという気はしていた。

 実はクリフトン6は今回が履くのが2回目。やたらグニグニと着地するシューズだなという印象だが走りにくくはない。他に持っている、ターサージャパンの
薄く軽くグリップが強い感じとも、ゲルカヤノの板ゴムで平たく着地する感じとも違う。とにかく、柔らかいが走りにくくはない(もうちょっと走り込んでからまたレビューする予定)。
 やはり追い風向かい風の滑走路を4周回するのだが、周回の開始地点に今朝の雨でできた大きな水たまりを突っ切る必要があり、その度にシューズがびしょびしょに。結局、最後までびしょびしょのシューズで走りきることとなった。

 だいたい、1kmに一度補給所があるのがありがたく、真水とポカリスエット、コーラと水かけがある。だいたい2回に1度ドリンクをもらい、水かけは頭にかけてほしいアピールをして、頭にかけてもらった。

 気分的には死にそうなのをあともうちょっとと自分をなだめて一定ペースで走る。この時間になると、だいぶ気温が上がってきたのもつらい。さらに後半になると、足の左親指と右の土踏まずにちょっとの痛みが。後で見たら、前者はマメ、後者は靴ずれで皮がむけていたが、まあ走り慣れていないシューズなので仕方ない。それに、走っている間はノルアドレナリンのおかげであまり気にならなかったのであるし。

 一定ペースで耐えて耐えてゴール。ゴール後に、水をかぶれるのが気持ち良かったが、こんなに苦しいレースもう出るか、と思いしばらくぐったりしていた。

 後に、チームメイトの完走を迎えたり、表彰対象になったことが分かって、やっぱり良いレースだったと思い直した次第。














[ホカオネオネ] クリフトン6 EBPA US9(27.0cm)
クリエーター情報なし
ホカオネオネ

(トライアスロン向きのシューズ、という他にも最近流行りのシューズなので履いてみたかったというのはある。厚底シューズは本当に早いのかな)













[Lock Laces] 結ばない靴紐 全米売上No.1(正規代理店)(Orange)
クリエーター情報なし
メーカー情報なし

(トライアスロン向けの、結ばなくて良いシューレース(靴紐)と言えば、キャタピランの方が有名だが、見た目が好きではない、調整が難しそう、耐久性が乏しそう(全部私見です、そもそも使ってないのでレビュー出来ないし)ので、どちらかといえばトレイルランニングで実績があり、締め直し等の調整がしやすそうなロックレースを採用。とりあえず、用は成したがトライアスロン以外では「靴紐」の方が好きかな。しばらくトレーニングがてら様子見)

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木更津トライアスロン2019 バイクパート

2019-08-30 | レース


 バイクパート。秘密兵器は、シマノのトライアスロンシューズ、SH-TR900MB。旧型を安く買ったものだが、もともとハイエンドだし一定ペースで走るトライアスロンシューズに細かすぎるこだわりは不要との判断。とにかく、今回のレースのテーマは靴下を履かない、のだ。
 ラチェット式やBOA式のロードシューズよりも格段に履きやすい。とりあえず走り出して、調子が出てきたところでベルクロテープを締め直し調整できるのも大変良かった。買った甲斐があったというもの。



 だだっ広い自衛隊基地の滑走路を往復しながら周回するコースは、向かい風と追い風で走り方が変わってくる。追い風区間ではトップギア(52×12)に入れて、最速45km/hで巡航。向かい風区間では、ギアをだいぶ落として脚もトルクを意識して耐える。なるべくエアロポジションを取るのだが、体幹が弱いのかたまにエアロバーを持ったまま上体を起こして休みながら走る。

 昨年はサドルを低くし過ぎて脚に力の入らない酷い走りだったが、今年は調整に調整を重ね(結果的に、脚が届くギリギリに近い高さになったが)たおかげでかなり良い感じで走れた。というか、RT9が速いせいもあってバイクパートでは無双状態だった。のみならず、もっと追い込んで走っても良かったかもしれない。

 あと、去年はボトルを一本だけで全く足りなかったので、今年はポカリスエット(750ml)2本と真水を1本で臨んだところ、ポカリスエットはほとんど飲みきった。ポカリスエットにした理由は、脚つり対策から。実際に、右脚、左脚とそれぞれ一回ずつつったが幸い症状は軽く後を引かずに助かった。
 また、補給食として、フラスクに入れたトップテン2本分をほとんど飲みきった。

 そんなで、バイクパートは1h10min。
















SHIMANO(シマノ) SH-TR900MB SPD ビンディングシューズ 41.5(26.2cm) ブルー ESHTR9NC415SB00
クリエーター情報なし
SHIMANO(シマノ)

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木更津トライアスロン2019 オリンピックディスタンス

2019-08-25 | レース


 木更津トライアスロン2019 オリンピックディスタンスに出場。年代別(35-39才)3位表彰。2h20min20sec。

 昨年に引き続き、木更津トライアスロンに出場。昨年は、暑過ぎてバイクとランが短縮となったが、今年は(少なくとも早めの時間は)涼しく絶好のトライアスロン日和となった。

 チームで出場。駐車場で待ち合わせ、手荷物検査を通って入場。トランジションのセッティングは昨年経験済みなので、かなり効率良く出来た。
 レースも去年の経験で迷うことなし。集中してレースに臨めた分、追い込むこともできた。

 レースが終わったところで、こんな苦しいレースもう出るか、と思ったがチームメイトの完走を迎え、さらに表彰されることが分かると、良いレースだったんじゃないかとくるっと思い直した。
 トレーニング中もレース中も、目標は2時間半切りで順位や表彰を狙う(狙える)というイメージは全くなかった故。自転車ロードレースで表彰されることもあまりなかったし、こんなに大きな大会で表彰されるなんて、トライアスロンやって良かったなあと思った。

 次は九十九里トライアスロンでミドルディスタンス。一休みして、また頑張るぞ。




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木更津トライアスロン2019 スイムパート

2019-08-25 | レース
 第2ウェーブでスタート。スイムは、フローティングスタート。ストロークごとに息継ぎとヘッドアップを交互に。自分のペースで泳ぐために、やや外回りを泳ぎ、割といい感じだったが、タイムは28minと去年とあまり変わらなかった。が、去年はスイムが終わった後の脚の疲れが酷かったのに比べれば、だいぶ余裕を持って泳ぎきることが出来た。

 なお、木更津の海は汚いというほどでもないが、全く透明度なし。相変わらず牡蠣殻が多くて、ちょっとだけ手を怪我した。














ビュー(VIEW) スイミングゴーグル スイミング アウトドア用 レーシングゴーグル ミラータイプ DELFINA V2000MR CBKOR
クリエーター情報なし
ビュー(VIEW)

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UCIグランフォンド ニセコクラシック2019 140km

2019-07-07 | レース


 2年ぶりにニセコクラシックに参加、140km、35-39歳の部。上位25%の選手に与えられる世界選手権の参加権を証するメダルが目標。

 しっかり寝て、朝の準備も出来て充実した状態でレース開始。パレードランから、集団が伸び縮みしたり路面が荒れてたりと神経質に進む。
 リアルスタート。集団をかき分けて進むが先頭はかなり前。序盤のジャブ的なアップダウンですでにひいこら言っている選手も多く、上がっていくのにも気を使う。

 長めの登りが始まる辺りで、それなりの規模とスピードがある集団にジョイン。とは言え、スピード的に充分とは言えなかったので、ちょっと休ませてもらった後、集団を引いたり飛び出したりして、レースの前へ前へ目指していく。
 レース最長の登りとなるパノラマライン12kmのヒルクライムを35min、平均304Wで。調子が良いとは言え、練習じゃなかなか出せない出力。登りの序盤で集団を少人数で抜け出し、そこから更に抜け出ていったトレック氏を単独で追いかけ続けた。頂上近くに着き、景色が良いと思ったのもつかの間、風が強くあおられそうになる。なんとか前を走っていた集団にトレック氏とともにジョインし、集団で風を耐えながら進む。

 ヒルクライムが終わりダウンヒル局面に入るが、いまいち集団のスピードの乗りが悪いなと思ったので前に出て引き始める。途中、同じチームのI氏(初対面)とピンクジャージのサーベロ氏と先頭交代しながらひたすらダウンヒルしたが、サーベロS5にBORA WTOを履いたサーベロ氏のトップスピードはやばかった。先頭で踏み続けた時間はたぶん僕が長かったけど、サーベロ氏が前に出るとトップスピードが一枚二枚上手でついていくのが大変だった。それにしても、スイスストップ・ブラックプリンスのカーボンリムへの食いつきが良かったせいもあり、また道も面白く最高に気持ちの良いダウンヒルだった。ダウンヒルを下り切ったところで、付いてきていた集団メンバーに、おかげさまでダウンヒルがすごく楽だったと感謝された。なかなかそんなこともないな。続く平坦局面でも、調子良くて50km/h弱くらいで長めに引いていたら、強過ぎるだの、さすがMIVROだのやたら褒められて恥ずかしかった(幽霊部員だし)。
 思うに、アイウェアの代わりにバイザーをしているおかげで頭を低く下げられるのと、TTバイクで練習してエアロポジションが苦でなくなっている(集団が緩んだ時かクライム以外では下ハンドルを持ち続けている)のが下りや平坦で効を奏している。

 やがて日本海に続く往復路では風が強くなり、集団の協調が難しくなってくる。僕自身も、続く登りに向けて、先頭交代はほどほどに抑えて走る。

 終盤開始の登りでは、力を溜めていた選手がアタックに近い勢いで登っていく。僕は崩壊しかけた集団の先頭で、消耗し過ぎない程度に走っていたが、同じチームのI氏が先行していくのを見送ってしまった。それまでの走りでI氏がソツなく強いのは分かっていたので、同門だし付いていけば良かった。

 以降のアップダウンをサーベロ氏と、中盤の登りから一緒に走り続けているジャイアント氏を含む3、4人の集団で追いかけ続け、短い強目の勾配が多いので中盤まで抑え気味にしたダンシングも使いながら踏み続けるが、なかなか捕まえられない。飛びつけば飛びつけられるタイミングもあったが、つり始めた両脚が最後までもつか不安になり逃してしまった。結局、以後はほとんど一人で走り続けたから、もうひと踏みしてジョインしてしまえば楽だったはずで、今回の大きな失敗。

 最終盤で、70kmの部のトレインが後ろに付いてきたのを引っ張ったりしたが、結局I氏には追いつけずほとんど単独で走りきりゴール。

 全体を通して、間違いなく自分なりの会心の走りではあったが、メダルには5分以上届かず、目標を逃した結果となった。やっぱり、リアルスタートまでにぐいぐいレースの前方に出て、強い人たちのパックで走るのをチャレンジしてみるんだった。

 中盤のヒルクライムやダウンヒルでは、世の中にこんなに楽しいことがあるのかと歓喜し、終盤の単独走では世の中にこんなに苦しいものがあるかとうんざりし、レースを最高に楽しみはしたが、結果は結果で目標未達。努力は実らなかった。またいずれチャレンジはしてみるだろうけど、1年2年は間隔が空くだろう、トライアスロンメインだし。

 気をとりなおして、木更津トライアスロンと九十九里トライアスロン頑張り直すか。




(NP272wとか、狂気)

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ツールド八ヶ岳2019 バイシクル21杯、4位

2019-04-14 | レース


 春の大FTP計測会、もとい毎年出ているツールド八ヶ岳に出走。いつもと同じ、バイシクル21杯=体重75kg以上の部。4位入賞でした。また表彰台を逃した。

2015 13位
2016 6位入賞
2017 5位入賞
2018 8位(ハーフコース)
2019 4位入賞(ハーフコース)
……進歩はしてるけど。

 去年は荒天のためハーフコース化したけれど、今年も残雪のためハーフコースとなり、FTPの実測ならず。

 出走列に並ぶ前に、スタート付近の坂を往復してウォームアップ。それで体は温まったが、いざ列に並ぶと、レース用ワンピースの下に長袖のアンダーウェアを着ただけじゃ寒くて震えている。

 スタートは、相変わらずのロケットスタートが数人。昨年はロケットスタートについていこうとして、着いていけず脚を使ってしまい凡退という体たらくだったので、ロケットは見送り、そこそこのペースで。何せスタートして、しばらく走ったところが一番の激坂なので無理はしない。激坂はダンシングでクリアし、ある程度緩んだところで脚を回して登っていく。
 ちょっとして、僕の後ろに付いて走っていた2人がパスして行った。付いて行こうかちょっと考えたが、キツそうなので見送ってしまった。後から考えたら、無理しても着いて行くんじゃべきだったと反省。
 ロケットスタートに着いていって、脚を切らして落ちてきた人をパスする。着いて行くんじゃなかったとグチを言っていたが、僕が6位だと教えてくれた。

 道は荒れ気味のワインディングを登って行くが、勾配は穏やかなので脚を回すだけでもそれなりに進む。他カテゴリーの脚の合う人に着いて行ったりして力を温存。コース中盤のダウンヒルを待つ。
 ダンシングを織り交ぜながらこなして行くと、やがて先ほど僕をパスして行ったうちの1人を視界に捉える。以降は、その人を追って行く感じで。
 攻めどころと睨んでいたダウンヒルが、記憶よりも勾配が弱くあまりスピードに乗れず。それでも、下ハンドルを持ったり、他のライダーの後ろに付いたり、省力化しつつもスピードに乗る工夫をする。
 やがてゴールまで3km。ついに追っていたライダーを捉える。アタックし抜こうと思えば抜ける位置だが、それでカウンターアタックをかけられて消耗するのも嫌なので、こっそり後ろをついて行く。脚を使い切ったというほどでもないが、明らかに消耗はしている。あと、それよりも前を走っている同カテゴリーの選手は見えないので、それ以上順位を上げるということも見込めない。
 というわけで、ゴール前のスプリントにかけることに。途中、ペースアップされてあわやというところもあったが、ゴール前スプリントで抜いて、作戦成功。
 表彰式でこの選手に、序盤良いペースで走っていたのをついていかせてもらってありがとう、と挨拶をされたのだが、虎視眈々とゴール前スプリントを狙っていたのでバツが悪かったけれど。



 そんなわけで、改めて4位でした。
 思い返してみると、ハーフコースということで、序盤のきつい登りと終盤の緩い勾配で、踏みどころがなく、燃焼不良なレースだったなあという感想。やはりフルコースでごりごりの消耗戦をやりたかったなあ。来年こそフルコースで走りたい。そして表彰台に上がりたい。


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日産スタジアム・サイクリングフェスティバル2018

2018-09-22 | レース


 去年に引き続き、日産スタジアム・サイクリングフェスティバルに参加。去年はチーム・キングの部だったけれど、今回はソロ2時間。ところで去年は大会名にアンカーが冠されていたけど、今回はアンカーが外れ、関与も薄くなった(アンカーの試乗車がなくなったり)。
 優勝を目指して臨んだけど、結果は5位入賞と、表彰台に登ることも出来ず。

 ソロ2時間は午後の部なので、11時過ぎに会場入り。試走がてらコースを3週回ってアップ。ほとんどそのままスタート前列に陣取る。
 スタート後1週目は、プロ選手のコントロールによるローリングスタート。アンカーの石橋選手のすぐ後ろを走る。乗っているバイクがアンカーだし、一応アンカーのファンなので(直前のチーム改編に思うところはあるけど)嬉しい。

 プロ選手のコントロールが外れるとチーム複数員で参加している選手と、更に同じチームの人でチーム戦の部で参加している人たちが後ろから合流してきてコントロールを始める。なかなか良い速度で走っているが、やはりそれなりの選手たちが出場していることから、細いコースもあり縦長の集団でしばらくレースは展開。集団のけん引はチーム参加者に任せ、僕はそこそこの位置をキープして様子見。それでも、カーブからの立ち上がりがあんまり得意でないせいで苦労する。ふるい落としの方法が限られるためか、立ち上がりのダッシュはかなり速い。
 ただ、このレースは初心者からそこそこの上級者まで参加している上、コースが全体的に細く路面も悪く、急カーブが多いことで結構カオス。午後には上がっていたが、午前中は雨が降っていたせいで落車が多かったらしい。集団がのんびり走っている人を抜く際にもカーブで膨らんだりしないか結構気を使う。

 開始1時間ほど経つと、チーム参加者で集団を引いていた選手にも脚が売り切れて脱落する選手が発生。また、ソロ参加者(いや、ソロのレースなのだけど)の中で脚がある選手が散発的に強力なけん引を始めた。そんな中、集団一桁番手で落車が発生。集団が割れる。
 中切れが発生するが、ソロ参加者の引きが強く、落車直後の選手が中切れを埋めきれず。勝ち逃げになるなと思い、めいいっぱい踏んで自分でも中切れを埋めにかかるが、取り残された選手も脚がなくなっており、追走集団を形成できず、一人で逃げを追う羽目に。一気に詰め切ることが出来なかったため、逃げ集団も5人以下だったのでいずれ速度が緩むかと期待し、巡航はそこそこのペースで走っている集団に乗せてもらって脚を温存し、カーブや登りで詰めるというプランで30分程頑張るが、逃げの勢いがあり、完全に逃してしまった。

 レース残り30分、どうしようかと考えていたところ、チーム参加者で脚のありそうな人が追いついてきて、協調しましょうと声がかかった。渡りに船である。自分が追っているのは、あなたと同じチームの人ですよ、と一応伝えたが、特に気にしないようだったので協調成立。1分交代くらいで回す。直に、単独で抜いて行こうとした全身タイツの選手がいたので後ろに着き、協調を持ちかけると成立。そのまま三者で残りを走りきった。



 結局、順位は5位で表彰台は逃したものの、自分の実力ならこんなものかなと納得できる程度。応援に来てくれていた妻も喜んでくれる順位だった。しかしながら、チーム参加者が脅威だったとは言え、レース運びが消極的過ぎたのは反省点。そもそも、あんまりレースが出てないので自分の実力がどの程度か分かっていないのもあるが。

 ところで、優勝はソロ参加でレースの中盤に強力な引きをしていた選手。スプリントみたいなダイナミックな引きをしていた。あれだけ前を引いて勝つのだから、大したものだと感心した。
 終盤に協調を持ちかけてくれた選手のチームは、チーム優勝。良い選手と協調できて助かったなと感謝。反省点はあっても楽しいレースでした。



 ところで、レース前にサドルが高すぎるんではないかと、1週間ほどかけてローラー台で調整しながら1cmちょっと下げたが、良い感じ。サドルが高い方が膝と股の関節の角度的に力が出しやすいと思っていたが、一方下死点付近で脚が伸びきってしまい、悪いアンクリングが出ていたのかもしれない。

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木更津トライアスロン2018 ランニング編

2018-08-26 | レース


 這々の体でバイクを終え、ランニングに。キツイはキツイが、スイムを終えバイクを終えすると、義務感みたいなものが一つ一つ解除されて気持ちは楽になる。

 シューズはasicsのTarther Japan(ターサージャパン)にFunctional Fitというショップで衝撃対策として勧められた中敷を入れたもの。この中敷が良いのか、極端に言えばぐにょぐにょしていると言っていいくらい衝撃が和らいでいる。軽いし優しいしグリップ良いし、進むシューズである。
 あと、暑くなるからと説明会で勧められたキャップを被った。あまりキャップを被るのは好きじゃないのだけど、ランニング用品を買うときに一揃いと思って買っておいたdhbのキャップが始めて役に立った。晴天で、日差しを遮るもののがない状況だったのであって良かったと思う。なお、専用のを持っていないのとタイムを気にしないのと、ウェットスーツ着脱の邪魔になりそうなのでウォッチ類は付けていない。

 スイムで脚を使ってしまった後、バイクでセッティングが合ってないまま無理して走った後なので、ヘトヘトである。しかも、バイクパートでボトルのドリンクが足りず、脱水気味。脚もキツイが、全身がと言いようのないキツさのタイプ。
 最初の給水所でスポーツドリンクを2杯もらって飲んだら脇腹が痛くなった、欲張りすぎ。今度からは一杯ずつにしようと反省点。
 みんなヘロヘロになって走っている中では僕はまだマシに走れている方かなとも思った。でも速い人は普通に走れている。給水所ごとにドリンクをもらいひしゃくで水をかけてもらい、距離を凌いで行く。ODから短縮された5kmでも気が遠くなる程長い。でもゴールに近づくほど気分は明るくなって行く。

5km 25min15sec。12km/h弱か、ジョギングペース。

 ゴール後、水を浴び、飲みながら思う。終わって良かった。

完走者1303人中263位。むう。

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木更津トライアスロン2018 バイク編

2018-08-26 | レース


(バイクの写真を撮り忘れたので、別の機会に撮ったもの)

 スイムを終えたところで結構脚に来ている。ウェットスーツ等を脱ぎ、ゼッケンベルトをし、ソックスとシューズを履き、ヘルメットをかぶって、マグオンの試供品を飲んでRT9で出発。

 遮るもののない飛行場の敷地で風が強くちょっとめげる。脚に力が入らない。しかも、直前の昨晩にサドル交換をしてしまったのだが、サドル高をあえて低めにしていたのがたたり、腰回りのストレッチをしながらペダルを回すような状態に。全然スピードが乗らず、30km/hちょっととか。ロードバイク ならもっと走れるはずだが。下手をするとフラットペダルのロードバイクに追い抜かれていく、酷い有様。
 完全平地の26kmのコースがやたら長く感じる。パワーが出ないのでエアロバーを持って、せめてエアロポジションを取りしのぐ。TK氏に一度追い抜かれたが、流石に滑らかだなあと思った。

 また本日は暑く、750mlボトルのドリンクがみるみるなくなり枯渇。苦しさに拍車をかけた。

 26km、58min28sec。猛暑による距離短縮で救われた。RT9はいくつかセッティングを変更しようと思っているポイントがあるが、ペダルまでの距離が遠くシートポストを換えないことにはまともに走ることもできない。














OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット AERO-R1 マットホワイト-1 S/M (頭囲 55cm~58cm)
クリエーター情報なし
OGK KABUTO(オージーケーカブト)

 バイザーのおかげで、トライアスロンでも大活躍のヘルメット。サングラスを持ってくる必要がなくなった(トランジションエリアで、踏まれそう)。

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木更津トライアスロン2018 スイム編

2018-08-26 | レース


 陸上自衛隊木更津駐屯地で行われた木更津トライアスロン2018に出場。今年ただ一回のトライアスロン出場。数ヶ月かけて準備してきた目標のレース。アクセスが良くコースも走りやすいため、たぶん国内のトライアスロンレースで最多の出場者数。
 オリンピックディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)で申し込んだのだが、暑過ぎたため、コース短縮(スイム1.5km、バイク26km、ラン5km)。今回はスイム編。

 トライアスロンウェアはreric、ゴーグルはView delfina、ウェットスーツはdhbのフルスーツ。このスーツにたどり着くまでが長かった。dhbのスーツはキツ目で、僕の体格(180cm、74kg)だとMで良いとされているのだが、息苦しくなる程にきつく(というか呼吸困難のためほとんど泳げず溺れそうになった)、返品と再注文を繰り返しサイズを上げていったところ、XL(183〜196cm、92〜100kg)でようやくまともに着られた。まだ脚はキツ目なのだが。なお、一度着て泳いでしまったMサイズは、トライアスロンを始めたいという若者に贈呈したら木更津トライアスロンに着て出場してくれた(小柄のクライマー体型でフィットしていた)。

 軽く試泳をしたが、水温は適度。が、海辺に牡蠣殻が積み重なっていて、入水離水時に足の裏などを切る人がたくさんいた。
 ウェットスーツを着て陸で待っている時間が長く、袖を通さずに腰で縛って待っていたが、それでも暑く熱中症ゲージが上がっていく。ロングジョンも買おうかなと思った。

 年齢別の第2ウェーブでスタート。フローティングスタートで脚の付かない海中で立ち泳ぎをして10分くらい待つ。ある意味ウェットスーツの有り難みを一番感じた時間。
 スタートは外側から。内側は、第1ウェーブの遅めの人たちで混み合っているため。コースは四角く配置されたブイを2周するものでガイドロープがない。僕は泳ぎを邪魔されたくなかったので(苦手意識があるため、焦らされたくない)、人の少ない大回り気味で、と思っていたら間違えて2周目終わりのブイに1周目から向かってしまい、想定以上の大回りをしてしまった。泳ぎ自体は結構安定。半分くらいのストロークでヘッドアップをして方向を確認。油断すると左に逸れていく。悪くないペースで、同ウェーブ内でも先頭を争うほどではないが、比較的レースの前の方で自分のペースで泳いでいた。理論通りの泳ぎというよりも、自分なりにちょっと楽にアレンジした感じ。

 という感じで、始めてスイムを危なげなく終えた。が、ウェットスーツの脚の締め付けが強かったのか、結構脚にきていた。バイクとランに影響しなければいいのだが。
スイム1.5km 28min56sec。














ビュー(VIEW) スイミングゴーグル スイミング アウトドア用 レーシングゴーグル ミラータイプ DELFINA V2000MR CBKOR
クリエーター情報なし
ビュー(VIEW)

 最近、SWANSが新しく出すまでは、ほとんど唯一の選択肢に近かったOWS専用ゴーグル。競泳用と比べると、レンズが大きく抵抗が多い代わりに視界が広い。僕のは偏光レンズタイプなので、日差しの強い日(ヘッドアップする度に太陽に顔を向けることとかもありうる)でも快適な視界を得られる。透明度の悪い水中は圧迫感を感じるものだが、ゴーグルで少しでも視界を確保できれば安心感を増せる。ゴーグル間の距離を調整するパーツが付いていることもあり、フィット感を出しやすく、水の浸入を防ぎやすい。一方、SWANSの新型は、高価い上、シチュエーション別に細かくタイプを分けたもので、攻めるなあと思ったら次第。

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