登りもあったけれど平地がメインで、逃げたり追いかけたりした日。そして、自分の平地巡航の課題を見つけた日。
多摩川沿いと尾根幹線道路を走り、橋本の集合場所へ。脚は昨日のタバタプロトコルで少し重い感じもするが、許容範囲。最近悩んでいた股のおできも、治りかけてきたのと、スポーツバルム・ブルーシリーズ・アンチフリクションクリームの塗布で、痛みはなく違和感程度に収まる。
今日は脚のあるメンバーばかり揃い、戦々恐々とする。先週と同じく、相模川沿いを南下し湘南平へ。トレインを組み、先週に増したペースで走る。そして途中、2組に別れ先発組を後発組が追うことに。といっても、僕は先発組に入らず中途半端なタイミングで出発し、1人TT開始。途中で先発組を捕まえ、小集団で逃げ切る。どうも、加減速のあるトレインよりも1人TTか小集団の方が得意なような気がする。野良ライダーが長かったからかな。
小休止の後は、今度は高速トレインで平地をひた走るが、僕について言えば、前走者との2mの差が埋まらず、そのままあっさりちぎれてしまう。トレインの先頭交代をした後、最後尾につくのも苦手だし、高速域での加減速がえらく苦手なようだ。反応の悪い柔らかいホイール(wh7900-c24)を履いているせいも多少はあるのだろうが、重いギアが踏めないことが原因と考えられる。僕の高速巡航は中程度のギアで100~110rpmでひたすら回すのであるが、それ以上重いギアも踏めずケイデンスも上げられずといったところで頭打ちしてしまうのだ。ルーラーとしてはひどい弱点だなあと、重いギアを踏む練習を決意する。
湘南平の登りは3セット。クライマー陣には明確に遅れたが、まあこの程度だろうといった程度。激坂区間で下ハンを持ってダンシングしてみたが、腕も脚も一気に疲れが出るので、結局ブラケット持ちに戻した。1本目が終わったところで、店長に緩斜面ではギアを重くするようにアドバイスをもらった。2本目3本目と緩斜面でギアを2枚上げて80rpmで回すと、なるほどギアを上げた瞬間は重いが、ぐいぐい登れる。今後、緩斜面の登りは85rpmターゲットにギアの上げ下げで対処しよう。
湘南平での記念撮影の後は、ハニーアートカフェというオートバイ乗り用のカフェへ。他にお客さんがおらず、店員さんがテレビでyoutubeを観られますよと教えてくれたので、ロードレース世界選手権の映像などを流し、即席自転車カフェに。僕も二輪免許を持っているが、今日日オートバイカフェというのは流行るのかなといういらぬ心配をしてしまう、オートバイほど加速力が高い乗り物もなくて楽しいけどね。
帰りは店長の引きでまったり巡航と思いきや、他チームが追い抜いていったので、追いかけなきゃという犬並みの使命感にかられ、単独で追走。すぐに追いつき、5mぐらい後ろをついていくが信号待ちで離された。とりあえず満足と思いきや、うちのチームのトレインから2人が飛び出してきて、再度追走をかける。成り行きでその追走についていくが、単独巡航の後なのでヘロヘロに。結局、信号待ちがなければ追いつけたね、ということで2人もとりあえず納得する程度の追走となった。
帰りの相模川沿い道路は、再び淡々と走り逃げる集団と3分後に猛烈に追走する集団に別れトレイン巡航。高速巡航中の速度の上げ下げの練習のため追走集団に乗るかなと思ったが、なんとなくの成り行きと逃げ集団の脚の偏りが顕著だったので、結局また逃げ集団に。最初6人で出発した逃げ集団もパンクや付き切れなどでどんどん脱落者が出て、最終的には僕を含む2人+1人(バイクの調子が悪くトレインに加われない人)で逃げ切る。2人になった後は、僕はかなりヘロヘロでほとんど引いてもらいっぱなしではあったが。引いてた人はクライマー寄りの人と思っていたが平地も行けるのだと感心至極。やはり、自分の平地巡航の現時点での限界を思い知る。
橋本での解散後、ハンガーノックになりながら帰宅、GNLab Essential3とプロテインをがぶ飲みし、ストレッチし風呂に入り昼寝。
40km/hを超える速度で巡航するために、重ギアを踏む方法を研究し練習せねば(使命感)。とりあえず、固定ローラーのSFRかなあ。
その他いろいろ
湘南平の登り後の下りカーブでタイヤが一瞬ロックしてヒヤリとした。
ホビーレーサーの域では、よほど極端やダメな製品でなければフレームやホイール(ナロー・ディープ含め)の性能差は勝敗に影響するほどではないと思っているのだけど、どうだろうかな。
重ギアを踏むための技術(クランクを押し込む感覚)があるそうだが、どんなもんだか教わりたいものだ。
心拍計がブチ切れたので距離等計測できず、サイコンがただの速度&ケイデンス計に。新しいのを買うかなあ。