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OGKカブトの新型ヘルメット、エアロR1を買った。主にトライアスロン用として。もともとは、渡良瀬遊水地トライアスロンやニセコクラシックで使おうと注文していたものだが、シールドグラスに問題があったとのことで、ようやく届いたもの。
OGKは、軽量でかつ通気性の良いヘルメットをメインにラインナップしていたが、エアロR1は空力特性に重点を置いた意欲作。しかも、そこそこ軽く通気性も良い。最大の特徴は、専用シールドが付属しており、TTにも使えること。また、ロードレースでもプロ選手の多数が使用しており、今年日本チャンピオンになった畑中選手も使っていたという汎用性の高いモデル。
フィット感……モストロとゼナードのLサイズをこれまで被ってきたが、S/Mサイズでも行けるだろうと思ったところ、ぴったりだった。モストロ、ゼナードと比べて帽体が深くしっかり被れる印象。しかも、フィット感が高い。重量も、軽量な2モデルと比べても遜色がない感じ。
空力性能……今のところ、50km/hまでしか試してないが、風切り音の発生が全くなく良い感じ。走行中にヘルメットの後ろに手をかざしてみても、うまく風が抜けている印象。ただし、ガチのTTで使えるかというと、今年の全日本選手権で西園選手が、本来のTT用エアロヘルメットを使っていたことを考えれば、専用ヘルメットには劣ると見るべき。
シールドについて……シールドを着けても、特に重さを感じることもなく、いつも通りの被り心地。シールドは色なしクリアだが、待たせただけあって視界も良好。マグネットによる固定も、着脱が楽でかつしっかりしている、ただし落車時は怖い。意外に風の巻き込みがあって、眼球が乾く。風を巻き込ませないためには、なるべく下向き上目遣いをする必要がある。まあ、シールドについては、TT専用と考えるべきだろう。
デザイン……被らずに置いておくとかっこいいが、被ってしまうといまいちかっこ悪い気がする、丸すぎるせいか。シールドを着けてかぶるとかっこいい気がする。こういうエッジの立たないデザインは、黒のようにディテールが目立たない色の方が、無難に落ち着くのかもしれない。また、組み合わせるサングラスのデザインも選びそう、少なくともレーシングジャケットはかなり似合わなかった。思うのは、ゼナードはエッジが立っていてやっぱりかっこいい。ゼナードのS/Mサイズも欲しいな。
通気性……ヘルメットの内側の空気の通路がコンパクトなので、通気性はどうかなと思っていたが、十分合格点と思う。ただし、髪が長かったり多かったりする人だと、かなり通気性が落ちそうな気がする。個人的には、盛夏以外ならOKかなという印象。
サングラス掛け……他の多くのヘルメットと同じように、サングラスを掛けておく窪みがあるが、サングラスの刺さる位置が低く、刺さり方も浅いので、刺していると上方向の視界の邪魔になる。暑いヒルクライムでサングラスを外したい時は、首の後ろに刺すべき。
バリューフォーマネー……紛れも無いプロスペックのヘルメットが、ゼナードの2/3の19,000円というのは破格。しかも、シールドまで付いている。この先、エアロR1の装着者の増え過ぎが怖い。
![]() | OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット ヘルメット AERO-R1 マットブラック-2 サイズ:S/M |
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OGK KABUTO(オージーケーカブト) |