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Cycle Log

トライアスロンのトレーニング、レース、機材、その他色々

武蔵五日市~都民の森~風張峠

2016-05-29 | トレーニング

(風張峠より)


 先週、風張峠から武蔵五日市方面に下っていると、武蔵五日市から登ってくる人が多く楽しそうだったので、今日は武蔵五日市から風張峠まで登ってみた。
 毎週、同じことをしているのだけど、サドルを少し高くして走り出してみた。すると、シッティングもダンシングに近い感覚で体重をかけられ、走り出しのトルクが出しやすいのであるが、ペダルが回しにくく、すぐ疲れてしまう。それに、つま先に体重がかかって痛くなってしまう。そんなわけで、結局もとの位置に。体の構造上、膝の曲がり角度が少ないサドルが高い方が力が入りやすいはずだが、ペダリングは複雑な運動なのである。
 10時半頃、武蔵五日市から登りがはじまるが、最初の方は軽め。走っていると下ってくる人が多く、速い人はもっと早くきて帰り始めているようである。
 武蔵五日市から都民の森に向かう道は、アップダウンが多く、うまく速く走るのは結構大変である。ちょっとした急坂がいくつもある。上野原に向かう道との三叉路を通り過ぎたあとはなおさらで、地味にきつい坂が多くなってくる。しかも、同じような道が延々と続く。あまり走り慣れていないような人も多く走っているが、よくぞ来たなという感じ。たまに自転車から降りて歩いている人もいる。走って走って、奥多摩周遊道路までくると、かえって一安心。ここも、9%の標識があるが、勾配が安定している分走りやすい。都民の森で一休みし、風張峠まで登り、Uターンして降りてくる。やはり、奥多摩周遊道路は奥多摩湖側から登る方が好きかな。
 あとはひたすら下り。下ることの方が多い道なので慣れたものだが、バイクが多くちょっと怖い。カーブでも平気で抜いてくる。僕も大型二輪免許をもっているしバイクは好きだが、追い抜き上等みたいな乗り方をされるとさすがに怖いのである。まあ、バイクはトロトロ走っている方が疲れるものではあるけれど。
 そんなこんなで、途中ハンガーノックになりながらも、とことこと走り帰宅。先週よりも走った距離も獲得高度も少ないが、それでも相当疲れた。武蔵五日市~都民の森ルートはしばしばプロ選手を見かけるだけあって良いトレーニング・ルートだが、覚悟して走らないと痛い目に合うのである。

走行距離:152.8km
獲得高度、4,052m
推定消費カロリー5,211kcal
平均速度26.2km/h

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ツール・ド・八ヶ岳を振り返る

2016-05-29 | レース

(ツール・ド・八ヶ岳ゴール付近)

 オールスポーツから写真が届き、今月発売のサイクル21に表彰の写真(6位だが)が掲載されたところで、ツール・ド・八ヶ岳について振り返ってみる。ただし、サイクル21杯限定。

 まず、今年のツール・ド・八ヶ岳はペースが全体に遅めだったようである。去年の優勝タイムが1時間11分43秒に対し、今年の優勝タイムは1時間16分43分で5分も遅い(優勝者は同じ)。これは、今年のレースの方が風が強く雨も降り寒かったという気候要因であると考えられる。一方の僕は去年1時間26分33秒で12位、1時間25分27秒で6位と、タイムを1分しか縮めていないのに6位も順位が上がっている。レース全体のペースが遅かった証左。とはいえ、昨年から懸命に練習をしているものの、劇的に速くなった……というわけにはいかなかったようである(優勝者とのタイム差は、6分ほど詰めているが)。3月に右膝を怪我して、脚の調子が万全ではなかったものの、表彰台を狙うのはかなり難しそうである。たぶん、脚が万全でも結果はほとんど変わるまい。それでも、来年に向けての作戦がありうるなら、スタート直後のアタックに自滅覚悟でついていって、ひたすら耐えるとかそのくらいだと思われる。ヒルクライムでのペダリングについても、ちょっと研究してみたい。

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Oakley Racing Jacket Prizm

2016-05-25 | 機材等


 Oakley Racing Jacket Prizm(オークリー・レーシングジャケット・プリズム)を買って1ヶ月ほど使ってみたので、その評価を。確か、フルームがツールド・フランスに初優勝したときに使っていた、人気のゴーグル状サングラスのPrizmレンズバージョンである。
 また、先日オークリーの公式ショップにて、他のオークリーのサングラスを試着してみたので、レーシングジャケットとの比較を中心にインプレッション。

・レンズについて
 ロードバイク乗り用に調整された、コントラストを高めるPrizmレンズは視力が上がったように視界がクリアになる。しかも、見え方や色合いもとても自然で、他者のレッド系レンズのような今何時かわからない感(一日中夕焼けに見える)がほとんどない。色合いは赤紫っぽく、装着した様子を外から見るとほぼミラー状態で、瞳が見えない。夕方以降など、よほど暗い状況でなければかなり万能なレンズじゃないかと思う。

・レーシングジャケットのフレームについて
 ゴーグルっぽくてかっこいいのと、レンズがフレームに覆われているので傷がつきにくいかと思って選んだ(が、ツールド八ヶ岳のゴール後に落としてしまいレンズに小な傷がついてしまった……)。目の周りをフレームが覆う感じで、装着感と目を守られている感が強くて安心感がある、特に風の巻き込みが少ないので高速の下りでの安心感が高い。もちろんずれない。一方、密閉度が高めなので、涼しいところでのヒルクライムでは比較的曇りやすい。また、レンズの周りをフレームが覆っているので比較的視界が狭く(普通に走っている分には気にならないが)、振り向いて後ろの車を確認したりするのは若干苦手で、視認に反呼吸ほど余計に時間がかかる。

 以下は、短時間の試着。

・Jawbreaker(ジョーブレイカー)のフレームについて
 最近人気。レーシングジャケットも同じ傾向であるが、着ければみんな同じ顔になってしまう。レーシングジャケットと以下に紹介するレーダーロックEVの合いの子という感じで、装着感と上目遣い方向への視界の広さを両立している。一方、レンズ取り替えのためのギミックである、レンズとテンプルの間のパーツが左右方向の視界を若干狭めていて、僕はとても気になってしまう。ヘルメットと干渉しにくいようテンプルの長さを変えることができるのも特徴。

・Radarlock Path(レーダーロックパス)のフレームについて
 ハーフリムで、スポーツサングラスのスタンダードな形。装着感は前の二者に劣るものの誰でも違和感なく使えるが、「(高級スポーツサングラスの)オークリーだぞ」というアピールが比較的弱いので、物足りない人もいるかと思う。個人的には、清水都貴元選手が愛用していたモデルなので少し思い入れがある。

・Radarlock EV(レーダーロックEV)のフレームについて
 ハーフリムでレーダーロックパスの鼻の上部分を上に少し広げたようなかたちをしており、それにより上目遣い方向への視野を広げている。他は、レーダーロックパスに準ずる。これをつけると、ちょっと間ぽい雰囲気が出てかっこよく、デザイン的にはレーシングジャケットと並びお気に入り。

・EV ZERO Path(EVゼロ・パス)のフレーム(?)について
 新発売。フレームというか、レンズをテンプルが支えているだけで、フレームがないサングラス。ものすごく軽く、レンズが広く、またフレームがないため視野もまったくと言っていいほど狭まらない。テンプルの締め付け感もない。そのため、ほとんどサングラスをかけている感覚がないほど。一方で、レーシングジャケットやジョーブレイカーのような装着感がないため、安心感は薄いように思う。走行中にずれたり取れたりしないかと、試してみないとちょっと不安ではある。あと、落としたら壊れそう、もしくは絶対傷がつく。軽さとストレスフリーさから、ヒルクライムには最高じゃないかと思うが、高速走行についてはわからない。


 というわけで、僕のお気に入りはレーシングジャケットとレーダーロックEVである。前者は装着感と安心感重視、後者は視界と扱いやすさ重視である。レーシングジャケットは他のロードバイク乗りと被りやすいし、レーダーロックEVを買い足そうかな。
 余談だが、レーシングジャケットはデストロイモードっぽく、レーダーロックEVはユニコーンモードぽい。主役っぽいのは二つ目のレーシングジャケットだが、バイザー型のレーダーロックEVの方も渋くて良い。

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トレーニングと休息

2016-05-23 | コンディション
昨日走り込みすぎて、今日の体調(主に筋肉痛)はどんなものかと恐々としていたが、案外大丈夫だった。この前、湯河原まで走って帰ってきた次の日は身体中(特に背中とハムストリングス)が痛くて事務仕事も億劫なくらいだったが今日は通常営業。乗り込みが足りなかったのか、体が強くなったのか、多めに摂取したサプリメントが効いたのか。プロ選手も、レース後にはプロテインとBCAA、炭水化物を摂取すぐに摂取するという。サプリメントをケチってはいけない。
そして、乗り込んだ次の日には、完全休養よりも軽く回復走をした方がいいというのが通説。そうでなくても、汗を全くかかない日というのは、かえって気持ちが悪い。自転車乗りに休みはないのか。とはいえ、本日は残業が遅くまであり、よるのトレーニングは無理。意図せぬ完全休息。

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奥多摩一周

2016-05-22 | トレーニング


 今日はロングライドをしたいと思っていたので、山中湖往復か奥多摩一周かを予定していたのだが、体調がいまいちだったのでホームコースの奥多摩方面へ。150kmほどのライドを想定。

 向かい風基調のなか、順調に踏んでいくが1cm高くしたサドルがいまいち合わない。脚の長さ的には余裕があるが、ペダルを踏み遅れるのかお尻に荷重がかかって痛くなるのでもとに戻す。多少脚がつまる感じがしなくもないが、今の僕にはこれくらいがあっているらしい。青梅を過ぎたところで、御岳山方面の道へ入る。というのも、今日の目的の一つが御岳山ロープウェー駅までの激坂ヒルクライム。御岳山に向かう道は狭い上、平日と土曜はダンプカーが多くあまり好きではないのだが、今日は自家用車ばかり。鳥居をスタートしてしばらくはなだらかであるが、やがて水玉模様が地面に刻印された激坂ゾーンで。すぐにダンシングに移行するがそれでもきつい。道路標識は15%を示すが、明らかにもっときついところがある。ダンシングを続けていると脚より先に腕が参ってしまったので、シッティングで少し休ませ、もう一度ダンシングで踏み直す。登りきったときには肩で息をする状態。あとでStravaで見たら、4位とのことでちょっと残念。
 少し走ったところにあるセブンイレブンで小休止し、奥多摩湖へ。すでに山は初夏のにぎわいである。自転車乗りも多い。
 奥多摩湖で写真を撮り、今度は奥多摩周遊道路へ。前回走ったときに駐車場を過ぎたところにある橋から月夜見第二駐車場までのTTをし、28分50秒の結果だったので、それを超えられるにように今回も計測。なお、今回はギア重めで。それと、ホイールは前回C50TUだったが、今回はC24tlである。結果、30分強の時間がかかり目標達成ならず。御岳山が効いたのか、ホイールのせいなのかわからないが、残念な結果である。
 今回は月夜見第二駐車場でとまらずそのまま都民の森へ。小休止のあとは、ひたすら下り。下りでも踏むのだが、結構脚にくる。しかも、足先が痛い。爪が前から圧迫されている感じ。一つは爪が長めのせいだが、一つは某社の足袋型ソックスが足に合っていないせいではないかと思う。生地が分厚いし、滑り止めがあって靴内の調整がきかない等々。5本指やコンプレッションなどいろいろ試してきたが、個人的には、ソックスは薄手のプレーンなのがベストだと思う。
 そんなこんなでヘトヘトになりながら帰宅。結局8時間近くかかってしまった。下記に示す通り、スーパーグランフォンドどころか、デスライドに近い距離と獲得高度である。今まであまり気にしていなかったけど、奥多摩にいくとこれだけの獲得高度があるのだなと。恐るべし。
 なお、練習なら武蔵五日市から都民の森に行く方がオススメです。奥多摩湖から青梅方面に下るのは、車が多く、狭いトンネルが多く、グレーチング(しましまの滑り止め)が多く危険なのであまりオススメしません。かといって、奥多摩周遊道路を風張峠まで登るのは、それなりに覚悟がいります。

距離:171.4km
獲得高度:4,686m
消費カロリー:5,746kcal
 


Halo headband(ヘイロ ヘッドバンド) Halo II (ヘイロ II) プルオーバー (ヘッドバンドタイプ) [バンド幅 約5cm] [フリーサイズ] ブラック H0002BL ブラック
クリエーター情報なし
Halo headband(ヘイロ ヘッドバンド)

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rericについて

2016-05-21 | 機材等
 金曜日の夜に、reric(レリック)の直営店reric渋谷に行ってみた。2月にオープンしてからはじめて。1フロアのみのコンパクトな店内に、サイクルウェア、ランニングウェア、カジュアルウェアが並ぶ。目当ては、2016SS新作のロンググローブとソックス。残念ながら、ソックスはほんの小さな穴が空いていたということでリコールがかかり、入荷が遅れるとのこと。店長さんといろいろ話をさせてもらい、ロンググローブを買って帰った。

 というわけでもなにもないが、ウェアはrericがお気に入りで、チームウェアを着ないときはrericのウェアをだいたい着ている(冬はパールイズミだけど)。rericのウェアは型が良くタイトなので、ウェアのばたつきを嫌うレーシーな走りをしたい人にとってはうってつけ。サイズはかなりきつめで、パールイズミなら上下Lを着る僕でも、上はLだが下はXLである。はじめてrericを着る人は、reric渋谷か上野のアートスポーツで試着することをお勧めする。なお、体脂肪率高めの人(20%以上とか?)はそもそも着れないと思う。パールイズミで言えば、レースフィット相当くらいである。
 ウェアの素材や裁縫にもこだわっていて、通気性やフィット性、快適性が高い。特に、新作の商品は、切りっぱなしの袖や裾、冷感素材など、サイクルウェアの流行りを取り入れている。僕が特に気に入っているのは、ビブパンツのパッドで、イタリアのサイテック社のものとのことだが、あんこが細く固いので、クッション性を保つ一方でパッドに「余り」がなくサドルに座っていてもすっきりし、もたついたり邪魔になったりしない。あとは、日本ブランドのウェアにしてはデザイン性が優れていてお洒落だと思う(カペルミュールとは別の方向性で)。価格は、日本ブランドのウェアとしてはやや高めだが、イタリアの高級ブランドと比べればまだリーズナブル。デザイン性等々で選ぶべきところだろう。
 まだ、それほど知られていないブランドなので、ウェアがかぶることも少なく、個人的にはなかなかお勧めのブランドである。気に入っているので、サイクルウェアというニッチな業界だが頑張ってほしいな。

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グランフォンド軽井沢2016 123km

2016-05-15 | サイクリング

(第4エイドステーションにて。先導車の運転手のお兄さんに撮ってもらった)

 グランフォンド軽井沢2016 123kmに参加した。毎年1回、グランフォンド系のイベントに参加していて、去年は佐渡島、2014は淡路島、2013は八ヶ岳、2012と2011はしまなみ街道である。なので、軽井沢は初めて。距離は123kmと短いが、獲得標高2,370mと結構高め。ほとんどヒルクライムイベント状態。前日に体重を測ったところ、また増えて77.7kgだったので恐怖である。
 当日朝は、ガスってて曇り模様。肌寒い。が、サマージャージとパンツの下に、パールイズミのプレミアムアンダーロングスリーブとコールドブラック・レッグカバーを着たので割と快適。結局、昼近くになり暑くなっても快適に過ごせた。
 開会式と特別枠(スーパーグランフォンド)の出発のあと、いよいよ出発。僕は一番最初の出発組。そのまま、独走を始める。前には、先導車のボルボXC90。最初の難関は白糸ハイウェイ。急坂が続く上、路面が悪い。途中には有名な白糸の滝(前日に観に行った)があるが、本日はスルー。まだ脚が元気なのでもりもり登る。KOM獲得、と思いきや本日中に更新されてしまった、残念。登りきったらあとはひたすら下り。路面も良く気持ちが良い。下りの途中で、第1エイドステーション。バナナとチーズを食す。先導車の運転手さんと休憩がてら話していたら、なぜか軽井沢に来ていたチーム員たちが通過していく。
 第2ステーションまでは、長い登りと長い下りが交互に現れる。なお、独走継続中。広い牧場があったりで、解放感がある。第2ステーションで、特別枠に追いつく。バナナと塩水を摂取。うどんも勧められたが、戻しそうなので丁重に断った。特別枠を追い抜き、独走継続。
 天気が良くなり、快晴に。それにつれて気温も上がる。第3ステーションまでの道では、長野の平地を見下ろす道が多く絶景が見えた。登りで踏み、下りで回し、もりもり走る。第3エイドステーションでトイレ休憩。バナナとおやきをもらったが、おやきはポケットへ入れて持ち帰り。あと、名物のやきとりをもらい食す、タンパク質補給。
 第4ステーションに向かうまでの道は、住宅街の細く急で路面の悪い坂等々の急坂があり、これまで踏み続けたせいもあってくじけかけそうなほど大変だった。左脚がつりかける。自分でもってきたエナジージェルを2本摂取(だいたいグランフォンドイベントでハンガーノックになってしまうのだ)。登りは耐え、下りでスピードを稼ぐ。踏ん張りどころ。
 第4ステーション直前に短い激坂。一番軽いギアでダンシングしてようやくクリア。第4ステーションではバナナとイチゴ。あと、水を多めにもらい、電解質を摂取。サムライみたいな格好のスタッフがいた。ここで、上の馬との写真を撮ってもらった。
 第4ステーションからは、下り基調の細い道のワインディングが続き、カーブや短い上り坂で落ちたスピードをダンシングで再加速し、サドルの先端に座って体重で踏み巡航するという繰り返し。路面が結構悪く、しかも木漏れ日のため路面の状況が見えにくく注意しながら走る。とは言え、個人的には得意なシチュエーションである。今まで、登りか下りかしかなかったところ、第4ステーション以降は平地に近い状況が多く、エアロポジションを取って、ペダルを回しまくる。ゴールの軽井沢が近くになるにつれ、信号が増えるがあくまで信号遵守である。公道を使わせてもらっている以上守るべきものは守る。
 最後まで独走態勢を維持し、先着ゴールする。ゴール時のポーズはいつかのリッチー・ポート。先着ゴールの特典というのか、みんなに拍手されたりインタビューされたり、写真を撮られたり、なかなか嬉しいものだった。あくまでロングライドイベントで、順位はないのだけど。オールスポーツの写真が楽しみだ。
 エイドステーションで何度か話すうちに仲良くなった運転手さんに挨拶にいったら、僕がぶっちぎりな上ペダリングが最後まで軽かったので、自転車にモーターが入っているのじゃないかとスタッフの中で冗談半分に言われていたそうな。カンチェラーラに申し訳ない話である。
 帰りは、千ヶ滝温泉で汗を流してから特に渋滞に巻き込まれることもなく帰宅。さわやかな日だった。
応援してくれた地元の方々と、企画運営をしてくれたスタッフの方々に感謝。

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溝の口~江ノ島~湯河原~大観山~小田原~厚木~溝の口

2016-05-08 | サイクリング
 承前 カテゴリーをサイクリングにするかトレーニングにするか迷ったが、今回の目的は単にロングライドなので、サイクリングということで。

 GW前に、職場の先輩に箱根まで自転車で行こうかなと言ってしまったので、GW最終日だが箱根まで走った。遅ればせながら、Stravaを導入。あまり他人のタイムと比較をしたいと思っていなかったので導入を見送っていたが、ライドの記録を取るのに便利そうなので。
 7時20分に溝の口の自宅を出発し、246線を西にひた走る。大和で南に転進し、江ノ島方面へ。9時ちょうどくらいに江ノ島に着き、ファミリーマートで小休止。

(江ノ島にて)

 江ノ島からは134号線を西進。この道路は、平坦かつ信号待ちが少ないので、僕は平塚ストレートと勝手に呼んで、たまに高速巡航の練習に使っている。普段は、防風林のためあまり風が吹かないこの道だが、今日は向かい風気味。おいでやすフォームのエアロポジションも含めて、エアロフォームを練習。最速で45km/hまで速度を上げ巡航できた。平塚を過ぎても、まだまだ西へ。小田原を過ぎて湯河原へ。ますます向かい風は強くなり、ハンガーノック気味に。湯河原に向かう道の途中で、3月に派手にずっこけた場所を通過。なんの変哲もないところで、転けたんだなあ。
 湯河原のローソンで補給、しばらくコンビニがないので、たくさん食う。11時20分くらい。

(湯河原にて)

 湯河原からは、大観山へひたすらヒルクライム。湯河原まで自転車で来たのは初めてなので、大観山も初めて。坂はきつくないが、ひたすら長い。ロード乗りは下っていく人ばかりで、登って行くのはバイク乗りばかり。最初は、気持ちのいい坂だと思っていたが、あんまりにも頂上が見えず、最後にはちょっとうんざりに。ようやく着いた頂上は、MAZDAスカイラウンジ。車で来る方が馴染みの場所だ。ここで、ナビタイムで帰りのルートを検索すると、どのルートも今来た道を引き返す道。それは萎えるので、徒歩ルートで検索してようやく芦ノ湖を経由して箱根湯本まで降りるルートが見つかり、採用。下りはとにかく落車しないのとバイクや車に当てられないように細心の注意で走る。

(大観山ヒルクライムの途中(2/3地点くらいか)椿台)


(芦ノ湖にて)

 箱根湯本まで降りてしまえばあとは消化試合のようなもの。とはいえ、さすがに足が売り切れ始めている。体重を使い踏むことで、35km/hを維持しひた走る。途中、平塚のあたりでコンビニ休憩。
 平塚から北上し、復路の246線の路面の悪さに辟易しながらもなんとか帰宅。17時50分。帰れてよかった、という安堵感に包まれる。
 振り返ってみれば、追い込みこそしなかったものの、トレーニングよりもきつかったような気がする。連休の最終日に走る距離ではなかった。

走行距離211km
実走行時間8時間10分
平均速度25.8km/h
獲得標高3,700m
消費カロリー約6,800kcal

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エアロポジションによる高速巡航(私家版)

2016-05-06 | セッティング
 自分なりのエアロポジションによる高速巡航の方法が出来てきたので備忘録。調べてみたけれど、案外高速巡航の仕方の解説はないものだ。

①セッティング
・ステムやや長め(僕の場合120mm)
・ハンドル狭め(同400mm)
・ハンドル低め(コラムがないほうがかっこいい)
・サドル前め(平たく、先端が幅広のが好み)
・サドル平行か前下がり(前下がりの方が踏みやすいが、平行のほうが快適性が高い)
・サドル高め(たぶん好み)
・クリートは前寄り(これもたぶん好み)

②持ち手(手と腕はいずれも軽く添えるイメージ)
・下ハン(ハンドルとブレーキを扱えるが、腕が下に伸びているのでエアロ度はやや低め。それと、上半身がきつい。高速巡航それ自体というよりも、路面変化や車など外因に対応するために使用。また、高速巡航中にスピードが落ちる程度の短い上り勾配があった場合、下ハンダンシング(スプリントに近い)でクリアする。このとき、腕の力でバイクを引き付けつつ体重で踏み踏みするだけなので短時間ならノーコストでトルクを上げられる)
・ブラケットの角(高速巡航の基本ポジション。腕が前に伸びているのでエアロ度高し。上半身も楽。なるべく下腕は水平にする)
・おいでやす(色々な意味で上級者用。サガン等が逃げているときに使うアレ。手首を上ハンにのせ、ハンドルの前で軽く手を組む。まずこれが体勢的に難しい。上半身が脱力するので、体重が勝手にペダルに乗る。また、腕を前に三角に出しているので、胴体に当たる空気を外に流してくれる。そもそも体勢が一番低い。くれぐれも安全な道で)

③体勢
・上半身の体重をペダルに乗せられるように、腕を前に出し体を前に乗り出すような体勢。サドルには前乗り。背骨で支える。

④ペダリング
・基本。2時~5時で踏む。引き足はほぼ使わず、リカバリーストロークのみ。背骨のサイクルジャージのポケットある辺りを支点に体重でペダルを機械的に上下に踏み踏みするイメージ。ケイデンスは80~95。使う筋肉は、大腿四頭筋が主のはずだが、ちりちり痛むのは大臀筋とハムストリングス。よく踏めているときほど、大臀筋がよく動いている気がする(ケツで踏む)。それと、腿と腹を蝶番のように開いたり閉じたりする筋肉の一帯を使っている(腰で踏む)。腿で軽く腹を蹴るイメージ。上半身の体重をスネの骨に乗せてペダルに落とすイメージ。踏み足は水平に近く、拇指球のやや土踏まず寄りでペダルを踏んづける。5時まで踏んづけ終わったら速やかに脱力、リカバリーストロークへ。
・ブースト。基本よりもっと速度を得たいときは、6時~7時の引き足を積極的に使う。トルクを稼ぐというよりは、下死点のペダルの減速をなくし、回転数を上げるイメージ。ケイデンスは90~115、ケイデンス低いとかえって辛いかも。とにかく、ペダルをぐるんぐるん回す、遠心力を使うようなイメージ。3km/hくらい速度を上乗せ可能だが、持続時間が数分程度。上半身もきつくなる。あと、意外と向かい風に弱い(ハムストリングスが休む瞬間がなく、引き足が向かい風で疲れるからか)。引き足はハムストリングスで行う。サイレントアタック用か。

⑤その他
・高速巡航は、見通しの良い安全な道で。

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今度こそ、風張林道

2016-05-06 | トレーニング

(有名な巻貝)

 改めて、バイシクルクラブ2016年6月号に紹介されていた風張林道へ。何箇所か分かれ道があるので、都度道を確認しながら檜原の奥地へひた走る。
 檜原村役場のT時路を北に向かうと、あとはしばらく道なりで、檜原きのこセンター方面へ。しばらくはなだらかな登り基調が続くが、進むにつれややきつめの勾配が現れる。道は変化に富むが、車が少なく走りやすい。藤原地区の四叉路を過ぎると、山奥感が強くなってくる。ギアをインナーに入れてとことこと。もう少し走ると、180度ターンの坂道が現れ、本格的なヒルクライム開始。前評判から恐々だったが、意外に道は悪くなく走りやすい。とはいえ、勾配はそれなり。15%前後がしばらく続く。登り方はほとんどシッティングしばり。ダンシングだとかえって疲れそう。上ハンをもち、腕でハンドルを強く引きつけながらペダルを踏み込む。それでも8km/hとか1桁台しか出ない。勾配がきついのは檜原きのこセンターの前後くらい。おそらく、18%くらいか。そのあとは、きつい区間となだらかな区間が交互にあり、ペースを守る限りそれほど大変ではない。道も、落ち葉や石が落ちている他は、舗装の状態も悪くないので相変わらず走りやすい方である。それでもまわりは木々に囲まれ、まさに林道という様相である。他に人も車もおらず、静かで自分と向かい合いながら走ることができる。うっ、思い出したくないことまで思い出してしまう……。
 とことこと走っているうちに、有名な巻貝と絶景ポイントを通過し頂上へ。奥多摩周遊道路の風張峠駐車場の付近に出る。奥多摩周遊道路に出るにはゲートが閉じられているので、脇の歩行者が通れる程度のスペースをバイクを担いで通ることになる。180度ターン坂から頂上まで28分。
 あとは奥多摩周遊道路をひたすら下っていく。武蔵五日市から都民の森へ登ってくる人は結構多く、やはりそちらのルートも楽しそうである。途中で、ブリヂストンアンカーの選手とすれ違った、たぶん椿選手。このルートはプロ選手を見かけることがしばしばある。
 武蔵五日市まできてしまえばあとは、ほぼ平坦。エアロポジションによる巡航をしながら踏みまくって帰った。自分なりの巡航方法が出来てきたような。


(頂上付近の絶景ポイント、というかただの山々)

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3本ローラー、ポジション

2016-05-04 | トレーニング

(ブラケットポジション)

(下ハンポジション)

(エアロポジション)

 筋肉痛気味なので、LSDで回復走を兼ねてフォームの確認。3本ローラーでのLSDは、半分はジョギングのような基礎体力(筋力と肺活量)の維持、半分は野球でいう素振りのようなイメージトレーニングだと思っている。ロードバイクにおけるフォーム、特にエアロフォームの獲得については、減量やペダリングスキルに隠れて、あまり顧みられていない気がするが、速く走るにも長く走るにも重要な要素であるはずだ。ロードバイク乗りは、ほとんどの時間を空気抵抗と戦っているのだから。
 本当は動画で撮ったのだが、ブログが動画に対応していなかったので静止画で。ブラケットポジション→下ハンポジション→エアロポジション(レバー上部分)となるにつれて、背中が水平に近くなっているが、ヨーロッパのプロレースで逃げ集団が見せるような腹と背中がほぼ水平になったようなフォームは遠い。僕は骨盤を立てて乗っている(伝統的に推奨されている乗り方、あとサドルの座り方は深め)が、骨盤を寝かせないことにはあのフォームは出ない気がする。サドルを前に出して長めのステムを使い、TTバイクに近いポジションで走っているのかな(アダム・ハンセンのセッティングを参考するわけにもいかないが……)。僕は出力と腿上げスペースのためサドルを限界近くまで高くしているが、サドルが低い方が空気抵抗を少なくしやすいとも聞くし、いろいろ試してみないとどうするのが本当に速いのかはよく分からない。平地特化とヒルクライム特化と、バイクを2台持てればベストなのだろうけど。
 翻って写真を見ると、背中周りの筋肉が発達しているように見えるが、フォームを体幹で支えている感覚がないことの裏腹か。腹に空気を貯める感覚で体幹を使い、前傾を維持すると聞くこともあるが、さっぱり分からん。 兎に角、脚を軸にペダルに体重を乗せたいのだけど。
 あとは、静止画だと分からないが、僕の乗り方はかなり背中の左右ロールが大きめ。ロールすることでペダリングにリズムを生んでいるのだが、回転数を上げにくいので良かれ悪しかれである。清水都貴元選手も研究と実践を重ねあの独特のセッティングとフォームに至ったのだし、やはり研究と実践があるのみと思われる。

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風張林道、ではなく梅ノ木峠

2016-05-03 | トレーニング

(梅野木峠にて)

 本日は、バイシクルクラブ2016年6月号に紹介されていた風張林道へ。僕は奥多摩方面をホームコースにしていたけれど、Googlemapにも登録されていない風張林道については寡聞にして知らなかった。たいそうな激坂とのこと。ただし、本日は午後から職場の仲間と泊りがけで釣りの約束があるので、13時頃に帰ってきたい。
 というわけで、朝早めに家を出発し、エアロポジションを取って踏みまくって巡航。多摩川河川沿い道路~新奥多摩街道~睦橋通り
 武蔵五日市で9時半過ぎ。とても風張林道まで行っている時間的余裕はないので、予定を変更し、つるつる温泉方面梅野木峠(梅ノ木峠)へ。
 つるつる温泉入口交差点からしばらくは、わずかな斜度で舗装が綺麗で道も広め、車も少なく快走。チェーンの蠢動音とアルミリムの涼やかな反響音が聞こえるほど静かである。脇には川が流れ、川遊びや釣りをしている人がいる。つるつる温泉に近づいていくにつれ、斜度がきつくなり、バイクにスピードが乗らなくなってくる。つるつる温泉直前で斜度10%を超え(推定)ペダルが重い。
 しかし、つるつる温泉を通り過ぎ、林道のような道に入ってからがヒルクライムの本番である。道は狭く舗装は悪く、枝や落ち葉が道を覆っている。特に舗装が悪いのは困ったもので、ダンシングのようなトルク変動の大きい走り方だと、タイヤが取られてしまう。ギアはすでにインナーである。やはり、林道の入口付近は斜度がそこそこだが、登っていくにつれきつくなり、ダンシングでなければ進まなくなってくる。というか、最大斜度の17%前後の箇所は8km/hほどまでスピードが落ち、ひたすらダンシングで耐えるだけというヒルクライムらしいヒルクライムとなる。ダンシングでかつ引き足でペダルを上に引っ張り上げて、ようやく踏み足のペダルが降りる程度。下手にハンドルを引きつけようとすると前輪が浮きそうになる。総じて、僕のようなダンシングを多用し自重とパワーで登るタイプにはツライ坂である。まあ、体重が重い時点でヒルクライムだめなのだけど。走行距離2.7km、獲得標高620m。
 ヘロヘロになりながら、山頂到着。周りを見ても、山しかないところである。登山者も多い。
 そろそろと慎重に下山していると何人かのロードバイク乗りとすれ違ったが、足をついて歩いていたり、ヘルメットを脱いでいたりとやはりきつそう。
 帰りは向かい風、往路を引き返す。やはりエアロポジションを取り踏みまくって帰り、なんとか13時前に帰宅。が、予定の釣りは荒天の予報のため、延期になっていた……。走行距離約100km。

 その他いろいろ
・フィニッシュライン・セラミック・ウェットルブを使ったが、オイル汚れ多し。やはり、150km未満のライドなら、ドライ・テフロンが良いか。オイル切れしやすいけど。
・エアロポジションを取っている際、調子が良くなってくると、「ケツで踏」めている感が。腹と尻の筋肉を鍛えてみるかな。


(梅野木峠より)

FINISH LINE(フィニッシュライン) セラミック ウエット ルーブ 120ml プラボトル
クリエーター情報なし
フィニッシュライン(FINISH LINE)

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タバタプロトコル

2016-05-02 | トレーニング
 平日のトレーニングは、GTローラーFlex3での、流行りのタバタプロトコル(タバタ式トレーニング)が主である。30分程度で終わるので(というか出し切らないといけない)、夜9時過ぎに帰ってくる僕のようなサラリーマンには、時間あたり最大効率のトレーニングだと思う。

タバタプロトコルの方法(ロードバイク版)
 ロードバイクを固定式ローラーに設置する(3本ローラーでもいいが、ふっとばないように)
 20秒なんとか維持出来る最大努力でもがく(最大心拍の90パーセントほど)→10秒脚を軽く回しながら休憩→(この繰り返しを6~8回)
 以上であるが、できればぶっ倒れる寸前まで強度を上げて行う必要が有る。これを、週2回以上できれば4回、6週間以上行う。
 効果は、最大酸素摂取量の増加による持久力の劇的な向上である。
 タバタプロトコルの理論的な前提としては、通念では有酸素運動と無酸素運動という2種類の運動があるとされているが、純粋な有酸素運動及び無酸素運動というものはなく、あらゆる運動は有酸素性と無酸素性の両方のエネルギー系を用いていること。なので、両エネルギー系を同時に鍛える必要がある。そこで、高強度かつ間欠的な運動を行うことで、有酸素性及び無酸素性のエネルギー系を同時に最大限の負荷をかけることができるため、両方同時に劇的に能力向上を図れるというということである。このため、発案者の田畑氏自身がタバタプロトコルについて「考えられる限り最高の合理的方法」と述べている。ロードバイクをやる上で、タバタプロトコルだけをやっていればいいというわけではないが。
 上記の効果の他に、ローラーでタバタプロトコルを行うことで、(僕の場合は)数十秒とはいえ下ハンをもち120rpmを維持することになるので、ペダリングとスプリントの練習にもなっていると思われる。
 以上のような高強度の運動を行うためウォームアップとクールダウンをそれぞれ10分ほど行い、トータルで30分弱となる。フルタイムワーカーにうってつけのトレーニングである。それに、トレーニング時間が比較的短いためか、筋肉痛にはなりにくい。ただ体が全体的にだるいことはだるい。

 ところで、タバタプロトコルは時間を厳格に管理した上で体を限界まで何度も追い込む必要がある以上、固定式ローラーが一番行いやすい。が、固定式ローラーはロードバイクをがっちり固定してしまうので、もがいた際にシートステーなどに多大な負担がかかってしまう(実際に、ショップの店員に注意された)。そこで、フォークでバイクを固定するハイブリッドローラーのGrowtac GTローラーFlex3を導入したのだが、とても相性が良かった。バイクを軽く倒せるので踏みやすいし、もがいてもバイクに負担がほとんどかからない。

 実際に、半年ほどタバタプロトコルを行っているが、その効果は如実に表れ、心拍数195rpmを10分程度維持することができる。ヒルクライムでも心肺で限界になることはほとんどないので、足次第となる。僕が重い割に登れる理由その2である。

 下記の『究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング』は、発案者の田畑氏自身によるタバタプロトコルの解説本であり、トレーニングの実践や経験談、理論的なことも書かれているのでより詳しく知りたい人にはオススメ。

究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング
クリエーター情報なし
扶桑社

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Vittoria Corsa Open tubular 23C

2016-05-01 | 機材等


 それなりに乗り込んできて、評価ができてきたので、Vittoria Corsa Open tubular 23C(ヴィットリア・コルサ・オープン・チューブラー)をレビューしてみる。オープン・チューブラーという聞きなれない名前だが、要はクリンチャーである、製法がチューブラーと同じだからオープン・チューブラーという。もともと、サイクルスポーツのタイヤ特集でべた褒めされていたので、ツールド八ヶ岳の決戦用タイヤとして用意したものだ。最近は流行りの25Cを使っていたが、特集で「やっぱり23Cだよね」と言っていたので、久しぶりの23C。
 率直なところ、平地よし、カーブでよし、登ってよし、下ってよし、止まってよし、踏み心地もよしと、重量がやや重め(235g)なのと価格以外の欠点が見つからないタイヤ。このタイヤの前に使っていたタイヤが25Cのチューブレスという極端なタイヤなのであまり比較対象にならないが、チューブレスの走りがタイヤの中の空気で走っている感覚が濃厚で柔らかくふわっとしていたのに対し、このタイヤの走りはコンパウンドで走っている感覚が濃厚でしっかりとした安定感がある。走りにあいまいな感覚がなく、かといって固い感じもない。ダンシングでバイクを振ったときも軽い。メーカーの発表に寄れば、耐久性も耐パンク性も悪くないとのことなので、よほど距離を乗り込む人でなければ普段使いにも良いと思われる。が、ヒルクライムの決戦には他の軽量タイヤを選んだ方が良いだろう(走り自体は軽いのだが)。

 あと、これを買ったもう一つの理由は、PEO処理の黒リムが(見た目的に)ほしいが今のところ手がでないので、代わりにタイヤの色を変えてみたらどうかと思ったためである。普通のカラータイヤでは汚れが目立つのと安っぽくなってしまう感じがあるが、このタイヤの自然なクリーム色のサイドはトラディショナルでおしゃれな感じがして気に入っている。しばらくはこれで良いかなと。

Vittoria(ビットリア) corsa 700x23c BLACK/TR クリンチャー 111.3CX.00.23.411BX
クリエーター情報なし
Vittoria(ビットリア)

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