廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

歌手になりたかった

2008-04-21 22:22:22 | Weblog
 今日は広島の街まで映画『うた魂♪』を見に行った。 この映画も前に見た『人のセックスを笑うな』を見た時に予告編を見て興味を持って今回も見に来た訳ですが。 私はレンタルビデオの頭に入っていて強制的に見せられる(早送りは出来ますが)予告編は嫌いですけど映画館の予告編は5分程度までなら今後見る作品を選ぶ参考になりますね。 レンタルの場合、私は久作になってから見るので予告編も”旬”を過ぎてしまっているから見たくないと言う訳です。 私は”女優”に注目して映画を見る傾向があるのですが今作の主演は夏帆さんだそうで。 リハウスのCMで見てから注目はしていましたが私的に好みのタイプでは無いのですけどね。

             

 この映画は”合唱”が題材になっているみたいで。 合唱と言えば先日市民球場に見に行ったドラゴンズとの試合でレフトスタンドに陣取った何百人か居たドラゴンズファンの一団がドラゴンズの攻撃中に選手個人やチームの応援歌を合唱しまくっていたのを思い出します。 球場に数倍居たはずのカープファンを静かにさせる程の見事な合唱でしたけどね。 そう言えば今季から市民球場では7回表にアウェーチームの応援歌を流すサービスを導入したみたいですね。 交流戦では以前からやっていましたが、今季から同一リーグ球団でもやるみたいでこれはいい事だと思います。

 私にとっても相手チーム応援歌を流すサービスは前から要望していた事なので実現したのは嬉しいです。 ついでと言っては失礼ですが、また新しい要望をさせて頂きますと、同じ日にサンフィレッチェの試合がある日はサンフィレッチェの試合に関する情報を球場の大型ビジョンを使って簡潔に教えて欲しいです。 日曜日の試合でも16時からサンフィレッチェの試合をやっていました。 前半終了時と後半終了時のスコアだけでも良いのでぜひやってお互いに盛り上げて行きたいものです。 一方でサンフィレッチェの方でもやれるかと言われると難しいですね。 広島ビッグアーチの電光掲示板の性能が悪くて表示できる情報に限りがありますので。 だから来年以降、少しでも早く現市民球場跡地にサッカー専用競技場を。

            

野茂に戦力外通告…現役引退危機(スポーツニッポン) - goo ニュース

 大方の予想通り、あっさりとリリース(解雇)になってしまったみたいで。 野茂投手はこれからどうするのだろうか? もうプロとしてのパフォーマンスが発揮出来ないと言うのなら引退するのもいいですが、まだやれると思うのなら日本球界復帰なり、韓国など他国リーグへの移籍も含めて現役を続けて欲しいですね。 桑田投手も辞めてしまったところですし...

                  

 映画館に着いた。 広島市内にあるミニシアター『サロンシネマ』なのだが、今日はメンズデーで1000円だった。 見ると『うた魂♪』は今週限りだったらしい。 間に合って良かった。 私が着いた時、上映時間15分前で理想的だと思ったのだが、前の上映がなかなか終わらず、場内の清掃が終わって上映開始まで5分しか無い。 トイレに行って飲み物を買うだけで手一杯だった。 個人的には映画が始まる前の15分間が楽しみなのだが、どうも今回は余裕の無い上映だったみたいで...

 映画は始まった。 冒頭の台詞は確か「歌っている私を周りの人はどう思って見ているのだろう?」だったと思うが、もし私が街中で歌ったとしたら周りの人は恐らく「下手じゃねぇ...」と思うのだろうな。 高校の頃、オーディオカセットに録音した自分の歌をカセットデッキで再生して聴き、人前で歌う様な仕事をする夢が永遠の闇に消えてしまったと思った事があった。 とてもじゃないが人前で歌って金が取れる歌では無かったから。 多分ジャイアンよりは上手いかも知れないけど... そんな訳で将来自分の子供を持つ事があったとしたら、歌手や女優という私が叶わなかった夢は自分の娘に託すとします。

            

 それと私は人より足が速いのか遅いのか、分からないまま今まで生きて来ました。 それと言うのもこの映画の中で描かれている様に、中高生の頃に必死の形相をして走ったりするのは格好悪いと思っていてついつい手を抜いていつもビリになっていたからです。 今となっては人と足の速さを本気で競い合う機会も無いので分からなくなりました。

                 

 映画なんですが、最初は少女漫画を実写映像にしたのかという感じのコメディータッチで始まったのですが、やがてストーリーが進み、夏帆さん演じるヒロインが歌っている時の自分の顔が格好悪いと指摘されて(年頃の女性だから)歌う事に疑問を持ってしまいます。 それを「一生懸命な顔に疑問を持つ様な奴は一生ダサいままだよ。」と同じく合唱をやっているライバル(?)に指摘されて目を覚ますと言うお話です。 言われてみるとスポーツの世界でも全力疾走している時などのアスリートの顔はすごいですからね。 私がこの映画を見て思い出したのはフィギュアスケートの浅田(真央)選手で、スポーツ紙とかはジャンプする瞬間の彼女の姿を撮りたがるのですが、正直言ってジャンプの瞬間だけは浅田選手の愛らしい顔も踏ん張っていてすごい表情になっているのですが... でも一生懸命な顔を馬鹿にしてはいけないのだと教えられました。 私も今日から”真央イズム”の輩に転向しましょう。

 映画のストーリーとしては余りにも単純で一本道、素人の私ですら次の展開が読めるのですが、それでもむしろその単純さ故に作り手の訴えたいメッセージが明確に伝わって来ましたし、何よりも合唱を題材にした映画として劇中の歌をほとんどフルコーラスで聴かせてくれて見ていて心地良かったです。 クライマックスの合唱シーンでは思わずスクリーンに向かってスタンディングオベーションをやりたくなったくらいで、歌好きの私には非常に楽しめた映画でした。 ヒットを打てども点が入らず、調子が出ないカープの選手の皆さんもこの映画を見られたらいい気分転換になり、チャンスで打席に立ってもプラス思考で臨めるのでは? 広島では上映が終わりますが、東京とかならまだやっている劇場もあるかも知れませんし。

「騙されたと思うていっぺん見てみんさい、おもろいけぇ。」

             

 私は映画館を出て近くの川べりの道に出た。 川の対岸にはラブホテルが並んでいる。 いつもなら”ケッ”と言いたくなる景色もいい映画を観た後だと輝いて見えるから不思議ですが。 『うた魂♪』の後は”ぶた玉”じゃ無いですけど私は不意にお好み焼きが食べたくなった。 電車で市内中心部に出て、行き付けのお好み焼き屋に行く。 私は”エリカ様”には『へんくつや』を紹介したが、私自身は安くてボリュームのある『あまんじゃく』にいつも行っている。 広島風お好み焼きにソバ一玉とうどんがちょっと入った”そば玉”一枚で500円なり。

 お好み焼きを食べた後、また電車に乗って広島駅に移動し、駅に近いビックカメラに行ってDVD-Rメディアを買った。 気のせいか前に行った時と比べて”ムフフ系”DVDの品揃えが強化されていた。 お気に入りのアイドルのがあったのでこれもつい一枚買ってしまった... 


 ...以上です。
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