廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

”悪”の居る映画

2009-11-23 22:22:22 | Weblog
 先週、いつものレンタル屋で借りた映画のDVD、2本目は『誰も守ってくれない』です。 借りた後で気が付いたのですけど、昨日の『少年メリケンサック』に続いてこちらにも佐藤浩市さんが出ていますね。 それも全く違ったタイプのキャラクターとして... さすがにベテラン俳優として色々なタイプの違う役をしっかりとこなす演技の技術があると言う事でしょう。 こちらの映画では主役として登場、ヒロインを演じた女優・志田未来さんも突然の人生の暗転にさらされた少女の役を見事に演じていました。 フジテレビも以前から映画制作をやっていますが、『それでもボクはやってない』など”社会派”の地道にいい作品を世に出しているんですよね、こう言う活動は今後も地道に続けて頂きたいです...

 物語は少年による凶悪事件が発生し、主人公の刑事が犯人の少年の家族を保護する仕事を上司に命じられて少年の家に向かうところから始まります。 上司からは犯人の家族を押し掛けるマスコミから保護すると同時に家族に接して少年に関する情報をさりげなく聞きだす役目も命じられていたのですが、突然の事件に巻き込まれて家族は混乱・崩壊し、主人公は犯人の妹である少女をマスコミの”好奇の視線”から守ろうとするのですけど、「家族も同罪だ!」みたいにネットで少年や家族の実名や住所などが暴露されて家に居られなくなり、当ての無い逃避行をする様になるのですが、主人公の刑事自身にも捜査方法の誤りから無関係な家族を犯罪に巻き込んでしまったと言う暗い過去があった...みたいなお話です。

                          

 先ほど私は昨日見た映画と同じ役者が出ていると書きましたが、見終わって考えるともう一つ”共通点”がありましたね。 それはネットの普及で世の中が変わっていると言う事で、昨日のメリケンサックは動画投稿サイトで公開された映像を見てプロの音楽会社のスカウトが動くところが今風と言うか、実際に見た目から考えればプロになれるなど誰も考える事は無いはずのオバサン(失礼)が動画投稿サイトにアップした歌が世界中で評判を呼んだなんて話も実際にありましたし。 そしてこっちの映画では某掲示板とかでマスコミは公開しない犯罪少年のプライバシーがガンガン暴かれてネットの中で見知らぬ者同士のみんなが寄ってたかって無関係とは言わないまでも犯罪を犯した訳では無い弱い少女まで苛めようとする”嫌な面”と言うか... この映画ではそう言う”悪”をしっかりと丁寧に描く事で少女を守ろうとする主人公が格好良く見えているのだと思いました。 今の時代劇とかも”悪”をしっかりと描く事で主役を光らせないといけませんね、今やフィクションの悪人が現実の悪に負けていますから...



教えて!ウォッチャー…なぜ親は子供に「変な名前」をつけるのか?(教えて!ウォッチャー) - goo ニュース

 今は昔と違って子供を何人も産まないから出産も人生最大のイベントの一つですから本を読んだり、色々な人の意見を聞いたりして”凝る”のではと。 最近は名前の付け方も多彩になっていて外国人風な名前もあると思えば逆に”○之助”みたいに徹底して日本風の名前もあったりして個性的ですね。 今はこんな風に名前に凝って名付けされた世代が成人する頃になってプロ野球やJリーグも選手のファーストネームは多彩で個性的になり、ファーストネームの方を登録名にする選手も出て来ました。 でも本人が気に入る名前ばかりではありませんし、大人になって笑われたり不都合が生じた場合、本人の意思で”改名”出来る仕組みを整備する必要がありますね。 でも私の世代は男は”○男”、女では”○子”とか”○美”みたいに無難な名前が多かったのですが...

                                 

CS超えた大観衆!早大・斎藤、1失点に「まだまだ遠い」(スポーツニッポン) - goo ニュース

 プロの若手選手と大学球界代表による”歴史的一戦”は引き分けですか。 プロ側が貫禄を示して圧勝出来れば良かったけど互角の引き分けもそれはそれで良かったですね。 ほんの数年前までプロとアマのこう言う交流事業は想像する事も出来ませんでした。 これを機にもっとプロアマ交流を深めてもらいたいですね。 でもその為にはドラフトと言う仕組みを継続して行かないと、奇しくも斉藤投手獲得を狙うジャイアンツとかが自由競争枠の導入を求める発言をし始めていますが、自由競争の結果としてまた裏金や周囲の大人の買収などが起こればアマはまた扉を閉ざしてしまうと思いますよ...

                                 

 JFLニューウェーブ北九州は今日のアルテ高崎戦に勝ってJリーグ昇格の成績条件である4位以上を確定してJ2昇格をほぼ決めたそうです。 本当におめでとうございます、来年からJ2を舞台にした新しい戦いになりますね。 今のニックネームは既に他社が商標登録しているらしいのでギラヴァンツ北九州とクラブ名を変更して来年からの新シーズンに臨むみたいです。 ホームの北九州市は当面は今までホームスタジアムとしていた既存の陸上競技場を改修して使わせるみたいですが将来的には新スタジアム、いや”ギラヴァンツ専用劇場”を建設する構想も地元ではあるみたいです。 ぜひとも実現させて街の貴重な”市民の社交場”にしてもらいたいです。 そしてもう一つの注目クラブ・ガイナーレ鳥取は現在5位でJ2昇格が実現するかどうかは来週のJFL最終節の結果次第と言う事になりました。 かなり厳しい条件みたいですけど何とかJ2昇格を勝ち取ってもらいたいですね。 そうでないと来年はJ2が19クラブとまた奇数に戻りますし...

                                 

 『天地人』(NHK総合)の最終回、NHKが先週中からずっと22日が最終回だと一日中他の番組の合間にも宣伝しまくって煽りましたけど視聴者は冷静と言うか、大阪の陣も終わって平和な時代を描く平坦な内容になるのが見え見えでしたから興味が無かったのでは。 私は最終回も喫茶店で携帯のワンセグで見ながらゲームしていましたし...

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 ...以上です。