廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

街道物語

2009-11-24 22:22:22 | Weblog
 今日は用事で広島の街まで出掛けた。 今回は広電の乗り放題カード・1Dayパスを使って広島市内のあちこちに出向き、広島城、広島駅に県立図書館やゆめタウン広島などを回った。 これだけ乗り降りすれば600円の元が取れただろう。 広電ではICカードのパスピーが市内電車に導入され、最近になってやっと宮島線にも導入されたのだが私はまだパスピーは持っていない。 乗り降りする客を見ているとピンポーンとパスピーを使っている人が結構多い感じがある。 私は広島に行く時は広電よりもJRを使う事が多いのでICカードを無理に作らなくても良いのだがどうするか...

                        

 さて、広島城へとやって来た。 先月の広島フードフェスティバルの頃からやっている特別展示『広島湾頭をめぐる歴史群像』の期間がもうすぐ終わりなので来て見た訳です。 常設展示はいつもと特に変わらないので特別展示に直行、展示された資料を興味深く見る。 瀬戸内路は昔から都のあった近畿と関門海峡、その先のアジアを繋ぐ”海の道”として陸路と海路で人や物の行き来が盛んだったそうです。 私が住んでいる町は”五日市”と言いますが、この名の由来は昔、山陽道の道沿いや太田川などの川べり、海岸沿いなどに定期市が立った事だそうで、言われてみれば”○日市”と言う名前が広島地域にも多いですね...

 先日で放送が終わった『街道てくてく旅 山陽道』(NHK衛星第2)は基本的に旧山陽道を歩き、場所によってはマムシが出そうな獣道を通ってでも旧道にこだわっていたのですが、広島市内だけはそれを曲げて旧西国街道だとして広島市内を通り、平和公園や原爆ドーム、旧広島市民球場などに旅人の原田早穂さんが立ち寄られて平和な時代の到来を祈ってられましたが、逆に奈良時代の山陽道が広島のどの辺を通っていたのか分からなかったのですが、今回の展示の中で旧道のルートが紹介されていて面白かったです...

 資料によると古代からの旧山陽道は宮島対岸辺りは海岸線を通るのですが、現在の広島市佐伯区辺りから急に内陸部に進路を変え、広島市内の太田川デルタ地帯を迂回する様に安佐南区辺りを通って内陸部を通り抜け、今の広島駅北口の辺りに出てから東の安芸府中、そして海田市宿に出てそこから東広島市方面に向かうみたいです。 このルートに見覚えがあると思ったらアストラムラインの路線と同じで、広島ビッグアーチに向かう道と同じなのが面白い偶然でしたけど...

                        

 その後、広島駅の方に用事があって行ったのだが駅の前で露店が出ており、京都の和菓子屋が大福を売っていたので先日街中で派手な売り子さんから勧められて買って味を覚えた私も思わず買ってしまいました。 今回のは鳳端庵と言うお店で前のよりは小ぶりで1個単位での値段は安い。 具の種類は色々あったが、あえてシンプルに粒餡の塩大福と、一方で今風のカスタードクリーム入りの2個を買った。 1個160円で320円だからおやつとしてはまあまあ手頃でしょう。



 その後、また電車で市内中心部に戻って本通商店街(ここも旧西国街道だった)を歩いていると広島ゆめぷらざの前に人だかりが。 見に行ってみると出店が閉める前に半額にしている様だ。 半額好き(?)の私は思わず『牡蠣めし』を買ってしまった。 ミニ弁当のサイズで半額の200円だった... 牡蠣めしなら広島駅の駅弁にもあるけど高くてとても買えないが、こんな形で食べられるとは思わなかった... 元々は街の北側を迂回していた街道を、2代目城主の福島正則がルートを変更して広島の城下町を通る様に変えて広島の街がこの地域の交通と流通の中心となって今の発展へと繋がっている訳です。 それにしても先ほどの広島城の展示、客観的に見れば地元の人意外はあまり興味が無いネタだったかも...

                        

猟で放していた犬にかまれる、ドライブ中の家族けが(読売新聞) - goo ニュース

 猟犬とは狩りをする為に特別に訓練された犬のはずでは? 訓練されていれば”獲物”である動物しか噛み付かないと思うのですが、無関係の通行人に噛み付いたと言う事は訓練もされていない”タダの猛犬”を山の中とは言え放した事になりますからそれで怪我人が出たとすれば罪に問うべきでしょうね。 少なくとも怪我をされたご家族に治療費くらいは負担させなければいけませんし、もし子供しかいなかったとしたら大変な事になっていますからね...

                                

佐伯鶴城高で飲酒運転防止研修 翌日も残るアルコール 模擬体験、記者も実感(西日本新聞) - goo ニュース

 大分の佐伯鶴城高校って確かカープの野村監督の母校だったと思いますが。 いや野村監督だけではなく”レーザービーム”廣瀬選手もここの出身だったのでは? でも高校で飲酒運転防止研修をやるのはなかなかナイスな企画だと思いますよ、18歳から車の免許も取得出来ますし、高校交通の便が悪い地方では早くから免許を取り、車を買って乗る人が多いですから、変な癖が付く前に交通ルールを教え込んでおくべきだと思いますからね...

                

 この後、私は電車で千田町まで行き、ここにある広島県立図書館へ行った。 遠いので滅多に来られないところだが、この図書館は広島県外の新聞も置いている(郵送なので一日遅れだが)のがありがたい。 スポーツ新聞によると昨日はマツダスタジアムにてカープのファン感謝デーが行われ、特別ゲストとして招かれた女子野球の吉田えり投手がエキシビジョンマッチでカープ選手と対戦する一幕もあって盛り上がったのだとか。 チームを退団した吉田投手の今後は未定ですが、個人的には関西で立ち上がった女子プロ野球に1年でもいいから参加して欲しいなと思っています。

 その後は岡山の山陽新聞と鳥取の日本海新聞をバックナンバーを含めて読んだ。 J2で一年めのファジアーノ岡山は苦しいシーズンだったみたいですね。 サッカー以外では昨今の”武将ブーム”で岡山の街の基礎を築いた戦国大名の宇喜多直家・秀家親子に全国的な注目が集まっていると言う話題が興味深かったです。 鳥取ではJFLガイナーレ鳥取がシーズン終盤に来て失速、J2昇格が危なくなっている事についてかなり紙面でも取り上げられていた。 それと新政権の公共事業見直しの中で遅れている県内の高速道などのインフラ整備が中止になるのではないかと地元で危機感が語られている事などが気になりましたね...

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 ...以上です。
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