東京都中央区に佃島という地域があります★
江戸時代の後期に、埋め立てが完了、当時は、地名の由来となった、「佃煮」が盛んに作られていて、大川(隅田川)を挟んだ、対岸の鉄砲職人が大勢住んでいた、「鉄砲洲(てっぽうず」と共に大変賑わった地域です★
時代は移り変わり、現在はというと、何棟もの高層マンションが立ち並ぶ、とても近代的な町並みとなっています★
最近は、都内各所に高層マンションがたくさん建築されていますが、ここ佃島は都内でも元祖といえる高層マンション発祥の地なのです★
今から、10~15年前、時はバブル崩壊の後遺症に苦しんでいた時、三井不動産が最初に手掛けたのが、この佃島でした★
バブル時、土地を買い漁っていた不動産会社は、特にウォーターフロントといわれた川や海の近くの土地を持て余していました★
地盤は悪く、水捌けも悪いので、有効活用としては、倉庫やオフィスビルが関の山です★
ところが、ここに多くの人を住まわして、一つの巨大都市を作ろうというプロジェクトが、東京都との共同で発足しました★
折しも、都会回帰といわれた時代です★
当時は青島知事でした★
彼は、お台場の博覧会誘致には反対でしたが、殊、住宅問題に関してはとても積極的でした★
この背景から、白羽の矢が向けられたのが、「佃島」だったのです★
最初のマンションが落成するまで、約2年ほどかかりましたが、バブル崩壊の後遺症も吹き飛ぶ位の人気★
もちろん即日完売でした★
この第一回目の成功から、都内では高層マンションブームが訪れたのです★
今回、久し振りに佃島に訪れたのですが、私の記憶していたマンションの棟数と数が合わないのに驚きました★
なんと、5棟も増えているではありませんか★
佃島はミニ・マンハッタンの様相です★
いつかはこの地で生活したいと思いつつ、コンビニで買った、ジョージアを飲み干す私でした★
今週のロト6は絶対に取るぞ-★