先日、テレビのニュースを見ていたら、「和歌山県沖でスカンジナビア号が沈没」と、アナウンサーのコメントが流れてきました★
「へえ~、世の中には同じ名前の船があるもんだな~」★
私は、このニュースで報道されていた事柄が、私の知っている「スカンジナビア号」ではなく、別の「スカンジナビア号」だと思っていました★
私の知っている「スカンジナビア号」は、静岡県沼津市の内浦湾に固定されており、以前は海上ホテルとして、西武系の会社が営業をしていた、とても美しい船です★
西武がホテルの営業を止めてからは、譲渡先の会社がレストランを運営して人気を博していました★
そんな「スカンジナビア号」だったのです★
海に固定されているのに、和歌山県沖で沈没する事は有り得ないです★
ところが!★
よくよく調べてみたら、なんと、沈没したのは、私の知っている「スカンジナビア号」だったのです★
「え~~、なんで~~!」★
私は、固定されていたはずの船が、なんで和歌山県沖にいたのか、、、まったく訳が分からない状態でした★
インターネットの検索で調べてみたら、事のいきさつが詳しく出ていました★
それによると、営業不振に陥っていたレストランは既に閉鎖されていて、船そのものの買い手を探していたところ、最近になって、スウェーデンの船会社が手を挙げたそうで、元々スウェーデン生まれの、「スカンジナビア号」は何十年か振りのお里帰りだったようです★
ただ船体は何十年も海に固定されていたので、痛みが多く、修理の必要があるとして、中国は上海のドックで作業をする予定でした★
自力航行が不能な「スカンジナビア号」でしたので、別の船で上海まで曳航する事となり、沼津市の湾から太平洋に出て、日本の沿岸を航行していましたが、ちょうど和歌山県は串本港に立ち寄った時に、船の浸水が始まり、そのままだと串本港内で沈没してしまい、他の船舶に迷惑がかかるのを避けるため、太平洋の沖合に出て沈んでいったという事でした★
なんという事でしょう★
年内には、沼津市の内浦湾から西伊豆にかけて、知人に会うため、海岸の県道を通り、その道中、「スカンジナビア号」を見る予定だったのに、、、★
悲しいですね~★
まだ信じられないです★