三茶氣のおでん

クリスマスを過ぎ、日本列島は一気に冬本番になっています☆
日本には世界でも稀な“四季”がありまして、その季節ごとに合った料理が数多くありますが、この時期はなんといっても温かい料理☆
その代表格は「おでん」でしょうね☆

「おでん」は東京、名古屋、京都、大阪に大きな系統がある面白い料理☆
東京は濃い醤油色の出汁でして、かつおだしと濃口醤油ベースの甘辛い味付けです☆
大阪は昆布の効いたかつおだしに薄口醤油とみりんで甘味をつけた淡い色☆
京都はベースが大阪のように作りますが、甘味を効かせないメリハリのあるタイプ☆
名古屋は八丁味噌で煮込む味噌煮込みです☆


「おでん」は京都で生まれた味噌田楽がルーツなのはご存知でしょうか☆
「田楽」に「お」を付けて、「おでんがく」、、、☆
ここから「おでん」が生まれました☆

今から１２００年前の平安時代から「おでん」はあったのです☆
すごいですよね～☆

そんな歴史ある「おでん」を食べに、『三茶氣』へ行ってきました☆

まあ、最初っから「おでん」ではなく、ただ単に飲みたかったからお邪魔したんですが、、、☆

「こんちは～」☆
「いらっしゃいませ～」☆
「予約してないんですが、入れますか～？」☆
「グルメッチー☆さんの席はいつでも取ってありますから入れますよ～」☆
「ありがとね～」☆

毎度毎度のやり取りですが、私はこれが大好き☆
しつこい位やってます☆

今回の鉄板係りは「半ちゃん」☆
いつも優しい笑顔で迎えてくれます☆

手書きのメニューの中から「おでん」を発見☆
すぐに注文です☆
「半ちゃん、お、お、おでんちょうだい！」☆
「はーい！」☆

三茶氣の「おでん」は、大阪風でして、うっすら甘口タイプ☆
私は東京風よりもこちらのタイプが好きですので、毎年この時期はとても楽しみにしています☆

併せはもちろん「黒ホッピー」☆
薄口の料理にはコクのあるお酒が一番ですからね☆

おでん種は、「だいこん」、「たまご」、「ちくわ」、「ちくわぶ」、「はんぺん」、「さつま揚げ」等々☆
その上に「とろろ昆布」が乗っかっています☆

私は迷わず「ちくわぶ」からいきます☆
「おでん」は「ちくわぶ」からと長年決めていますので、何処のお店の「おでん」を食べてもこのスタイルは変わりません☆

じっくり煮込んでありますので、つやつやで本当に美味しい☆
口に入れた瞬間、練物の醍醐味が味わえます☆

『三茶氣』の「おでん」の量はかなり多目ですが、私はあっという間に平らげてしまいました☆
それだけ美味しいっていう事☆
毎日完売になるのも分かります☆

「おでん」があれば十分楽しめるのも、『三茶氣』ならではですね～☆

『三茶氣』
世田谷区三軒茶屋2-14-21 三茶氣ビル1～2F
03-5779-3338
営業時間 18:00～05:00(L.O.04:00)
定休日 無休

茅心の鯵の開き

「昼行きませんか？」☆
“お肉大好きＭちゃん”からお誘いです☆
「いいよ！」☆
「茅心（かやごころ）で魚でもいいですか？」☆
「へ？　てっきり肉かと思ったけど、、、」☆
「ええ、実は今度こちらのお店で飲み会をしようと思ってまして、その下調べで、、、」☆
「なるほどね、事前リサーチって訳だ」☆
「すみません、だしに使ってしまって、、、」☆
「茅心は美味しいから問題ないよ」☆
「特にご飯も美味しいですからね」☆
「焚き方は抜群だからね」☆

２人はこんな話をしながらお店に向かいます☆

『茅心』は、地下鉄日比谷線茅場町駅から３～４分の所にありますが、ちょいと路地に入っているため、お店は目立ちません☆
しかし、口コミからこちらの人気はかなりです☆

店内に入ると、ガラスの壁に覆われた厨房がすぐ左に見えます☆
中ではスタッフの方々が、真剣に魚の焼き具合を確かめながら仕上げていました☆
私たちは入り口すぐ横の２人掛けのテーブル席に着座☆
早速、メニューを見ます☆

「今日の日替わりはなんでしょうか」☆
「はい、今日はサンマの塩焼き定食になります」☆
「分かりました、サンマはこの前食べたから今日は“焼津直送鯵の開き”にします」☆
「自分は刺身定食で、、、」☆

彼は珍しく焼き魚ではなく、刺身です☆
もうリサーチが始まったかな～（笑）☆

私が注文した“焼津直送鯵の開き”は、メニューの最初に出ていましたので、お店の基本料理☆
これですべての味が決まるといっていいほどです☆
こちらのお店に初めて来たときは、ちょうど１年前に旬の『ブリ照り焼き』でした☆
その後食べたのが鯵でしたが、焼き具合は最高に良かった事からこちらのお店の大ファンになってしまったのです☆

基本がしっかりしていますから、他の料理を注文しても不安はまったく無いですね☆

待つ事７～８分、しっかり焼かれた“鯵の開き”がやってきました☆
最初に感じる事、、、それはなんといっても香ばしさです☆
家庭では絶対に出せない焼き加減☆
外側はパリパリ、中はプリプリです☆

骨から上手く身をほぐし、程よい大きさの身を口に運び、炊き立ての美味しいコシヒカリを一気に頬張りますと、、、これが最高に美味しい☆

そして、魚の出汁が一杯詰まった味噌汁、、、もうたまりません☆

このとてもシンプルな定食の中に、なんとも言えない美味しさがぎっしりと、、、☆
いいですね～☆

目の目に座るＭちゃんも、この鯵の開きが気になるようで、「どうですか？　美味しいですか？　どんな感じですか？」と、質問攻めです☆
「美味しいに決まってるだろ！」☆

それを見たＭちゃん、帰り際に予約です☆
「明後日、４人でお願いします」☆

ん？　この予約に私は入っているのかな？？？☆

『炭膳　茅心（かやごころ）』
中央区日本橋茅場町３－２－３邦山ビル１Ｆ
03-3660-1876

忘年会がピークです！～その４～

私は睡魔と闘いながら、“池上のイケメンＵＲちゃん”の後をついて行きます☆

「例の大森へ行くんだろう？」☆
「はい、信濃路ですよ」☆

以前紹介してくれた大森駅隣接のお店です☆

「時間も時間だから少しだけだぞ」☆
「分かってますって！」☆

時計は午前８時☆
この時点で、私は約２６時間起きっ放し☆
超売れっ子の芸能人よりもすごいかも、、、☆

「おやじ～！　先輩連れてきたぞ～！」☆
相変わらず元気のいい後輩です☆

「先日はありがとうございました」☆
店長さんが挨拶をしてくれました☆
「長居をしてすみませんでした、今日はすぐに帰りますのでよろしくお願いします」☆
「ゆっくりしていって下さいね」☆
「そうですよ先輩、ゆっくりしましょうよ」☆
「だ～め、今日はすぐに帰るの！」☆
「ま、いいや、それよりおやじ、ジャンボシューマイとおでん、、、そうだな～、ちくわぶとはんぺん、それとこんにゃくとさつま揚げをくれ！」☆
「まだそんなに食えるの？」☆
「食えますよ～」☆

彼のパワーは何処から来るのでしょう☆
食欲だったら日本一かも☆

「飲み物は俺はビールで先輩がウーロンハイ、、、で、いいんですよね？」☆
「ＯＫ牧場！」☆

　　

　　

こちらのお店は注文してからカウンターに到着するまであっという間、その速さはとても気持ちいいものです☆

煮物も合わせて注文し、後は一通りつまんで終わりにしようとしていましたが、、、☆

私も相当酔っていたのでしょう、二人は延々と長い話になってしまうのです☆
話の途中、意識が薄れる事もしばしばでしたが、楽しい話は続きます☆

そして、気が付けば時計は、、、１１時に、、、☆
「なに～！！　１１時～！！！」☆
「先輩、この後は吉野家で続きを話しましょう！」☆
「よ～し、行くぞ！」☆

　　

なんという事でしょう☆
結局、忘年会は４次会の吉野家まで突入したのです☆
帰宅は午後１時☆
３２時間の長い一日がやっと終わりました☆

ふ～～、疲れた～～☆

『信濃路』
大田区山王2-2-17
定休： 無休
２４時間営業

忘年会がピークです！～その３～

時計は、午前５時半☆
大井町駅からは、電車がひっきりなしに走っている音が響いています☆

「じゃあ、次はカラオケに行きますかぁ～」☆

“道産子リーダーのＴＲさん”の、この一言で、２次会は同じビルの７階にある、『カラオケの鉄人』へなだれ込む事になりました☆

飲み放題でかなりのお酒が入っているメンバーたちは、よれよれに歩きながら指定された部屋に入ります☆

「意外と広い部屋じゃん！」☆
「いいね～」☆
「さあ～、歌うぞ～！」☆
「・・・・・」☆
「先にお執行猶予でトイレに～」☆
「飲み物は何にします～？」☆
「お先にリクエストしちゃおうっと」☆

メンバーはかなり酔っ払っていますので、会話は支離滅裂☆
ただ聞こえるのは、笑い声だけといった盛況です☆

年代的に４０～５０代の方が半分以上占めていますので、リクエストされる歌は昭和４０～５０年代に流行った歌で始まります☆

『吉田拓郎』の「結婚しようよ」が流れますと、全員大合唱☆

「歌声喫茶みたいだね～」☆
「歌声喫茶ってなんすかぁ～？」☆
３０代のＫＴちゃんがリーダーに質問します☆

「昔さ、新宿辺りにさ、歌本持ってお客さん全員で歌を歌う喫茶店があったのさ」☆
「へえ～、そんなのあったんすか～」☆
世代の差は約２０年、時代の移り変わりはとても速いんですね～☆

先ほどあれだけ飲んでいるにもかかわらず、部屋に入ってからも次から次にドリンク注文の嵐☆
この頃から巻き舌で喋りだすメンバーが続出しだしまして、「ちゅぎはなんのうたぁ～？」☆
すごい状況になってきましたよ～（笑）☆

私はカラオケでハモる事をやってしまうのですが、これには訳がありまして、、、☆
歌う事が好きなのに、他の方が歌っている時には黙っていなければならないですよね☆
ハモりをやりますと、ほとんどの歌に参加でき、結果一番カラオケを楽しめるという計算☆
ただ、ちゃんとハモらないとウザイだけですが、、、（笑）☆

昭和４０～５０年代の歌には、フォークなどのハモりやすい歌が豊富にありますので、今回のように世代が上の方々の集まりでは私の十八番が炸裂☆
ウザイからウマイに！☆

時間は朝７時、時間の感覚はとうとうなくなってしまいました、、、☆

ここで、“池上のイケメンＵＲちゃん”が私を誘います☆
「グルメッチー☆さん、次いきましょうね！」☆

朝、７時半に３次会です☆
体は持つのでしょうか、、、☆

『カラオケの鉄人』
品川区大井1-10-2　YK-5ビル6・7F
03-5746-1934

忘年会がピークです！～その２～

今週は超ハードなスケジュールで忘年会をこなしています☆

今回は、先輩、同輩、後輩の合計７名の参加☆
３０代～５０代までの、それはそれは愉快な仲間たちです☆
“道産子リーダーのＴＲさん”、“米軍キャンプ地近くから駆けつけたＨＭさん”、“ＡＶ機器に詳しいＵＭさん”、日本酒大好きＫＤさん”、“戸越公園のマッチョＫＴちゃん”、“池上のイケメンボーイＵＨちゃん”、そして“グルメッチー☆”です☆

会場は、品川区大井町にあります、居酒屋『福福屋』☆
モンテローザ（白木屋や魚民で有名）の経営するチェーン店でして、ここ大井町店は最近出来たばかり☆
店内はとてもきれいです☆

今回の愉快な仲間たちの場合、宴の開始時間がとても素晴らしい☆
なんと、午前２時半から、、、☆

私は終電車のひとつ前で大井町へ降り立ち、集合場所へ向かいます☆
定期的に宴会は開いていますが、どういう訳か始まりはこの時間帯☆
まあ、お店も空いていますからゆったりできるので良しとしましょう☆

今回は、コース料理☆
メインはズワイガニのボイル＆海鮮鍋です☆

店内の一番奥にある座敷に通された私たちは、テーブルの上にある卓上コンロに火を入れました☆

「いや～、この瞬間がいいですね～」☆
「出汁も良く効いていそうで、いい風味が伝わってくるよ」☆
「席も個室なので落ち着きますね」☆
「うん、眠気も飛ぶよ（笑）」☆

予め付けていた飲み放題も、“開始”☆
楽しい宴の始まり始まり～～☆

　　

　　

　　

　　

天ぷらやもち豚、刺身、お寿司と次から次へとテーブル上に到着☆
話も楽しく、料理のバラエティーも楽しい☆

集まったメンバーの話題も、音楽の事から歴史の事、当然女性の話題も話の中心に、、、（笑）☆
私は終始笑いっぱなしで、こめかみが痛くなるほど☆

実はこの日、もう一つの忘年会に出席した後にこちらの宴に参加したのですが、眠気なんか何処吹く風、、、体のピークメーターは振り切れそうなほど☆
こういう時に思うのですが、丈夫な体を生んでくれた親に感謝しますね☆
（こういう時だけではいけないのですが、、、）

お店の閉店時間は朝５時☆
世間の方々は一日の始まりを迎えています☆
こんな時間まですみませ～んって感じですね☆

そして、２次会へ、、、☆
ウソでしょう～（笑）☆

『福福屋　大井町西口駅前店』
03-5709-5588
品川区大井1-10-2　YK-5ビル3階
営業時間 PM5:00～AM5:00
日・祝日：PM5：00～AM2：00