昨夜は、熊本から田辺さんが来られたので、ここ何年か恒例になった剣道の練習会を河内長野市の武道館で行いました。
最初は、京都大会の前に主人と田辺さんが練習したいと始まったことですが、最近は、皆さんとの交流会のような感じになっています。
今夜は、熊本の道場(興風館)の兄弟弟子が3人が揃って剣を交えました。
女子稽古会の3名の6段と7段と、長井さんや倉都先生の8段の来年の昇段を願っての練習会でした。
3月27日に出張着付で京都まで伺った堺市美原区のT様のおばあ様の帯がとっても変わっていました。
当初、私は未仕立てと勘違いしたほどです。
着付をしたスタッフの山本さんや嶋岡先生も悩んだそうです。
本当に豪華な綴れの袋帯です。
そのお袋帯の垂の端と手先の端に房がついているのです。
ちゃんと仕立ててあるのです('◇')ゞ 房が付いたまま
今まで、見たことがありません(-_-;)
お客様に伝える前に、いろいろ調べてみましたわ。
私の親先生にも聞きましたが、こんな豪華な、また仕立て方の綴れの帯は見たことがないというお返事でした。
知り合いの呉服関係の方に聞いて頂くと・・・京都の問屋の皆さんが知らないと言われた中、
唯一、呉服関係の会長さんだけが
30年ほど前に、綴れのかがり帯(綴れだけは、かがり帯でも留袖にも締められました)が主流の時に
高価な綴れの袋帯には、(@_@))こういう仕立て方をして売っていた時があったそうなのです。
このお話を先方にお伝えしてこのままいくのか、仕立て直しをされるか、お聞きしました。
(私達の様に悩んだり迷う方がおられると思うので)
お返事が届きましたので、ご紹介いたします。
こんにちは、先日はありがとうございました。クリーニングも紹介していただき、全部済みました。親切な方で助かりました。ありがとうございます。
綴れ帯の件ですが、結論としては、そのままにしておきます。
購入したのは西川さんという金閣寺近くの呉服卸の方で、京都の粋を追求?しているような方でしたので、
遊びでいろんな物を企画、取り扱いされていて、記憶をたどってみたら、あの帯もその1つで、わざとそうして仕上げたものでした。
嫁入り荷物がだいたい整って、いいものが出たからと、時々持って来て見せてもらった中の1つでした。
かなり高価でしたので、常識はずれかとは思いますが、レトロが流行るくらいなので、そのまま使っていこうと思います。
また、もしかしたら、前撮りでお世話になるかもしれませんので、よろしくお願いしますm(__)m
私も今度機会あがあれば、結ばせて頂きたいと思います。
その時、房を入れて垂とするのか? 垂を別として考えるのか?
しっかり悩みたいと思いますわ(#^.^#)
作られた織ての方の粋な心を活かせればいいのですが(*^^)v
楽しみにさせて頂きます。
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