秋の3ヶ月無料講習会第6回、予定より少し遅れて名古屋帯の結び方を行っています。
台風の関係でお休みされた方が居られるので、予定より少し遅れてしまいました。
春の講習会の時は、簡単帯結びの要領で帯山を先にこしらえ、織り上げ方式で仮紐を使用しましたが、慣れないのに帯枕が付いていた為、仮紐を使って織り上げるところが、わかり難かったようです。ここをクリック
帯山を先に作らなくても、簡単に出来る方法で行います。
帯を体に2巻きし、織り上げて仮紐をするところは前回と同じです。
仮紐から下で後ろにたれている部分の帯幅を広げ、仮紐でおさえます。
帯枕を逆さに持ち、後ろに回します。たれ下がっている帯と、体との間に帯枕を入れます。
帯枕の平らな部分が背中につくように、枕を回転させながら持ち上げます。折り山の上にちょうど帯枕がのるようにします。
平らな部分が背中にぴったりつくように、帯枕の紐をしっかり前に引きます。
帯揚げを掛けます。(枕だけにかける)
帯の下線あたりに仮紐を当てて、そそれを軸にして、たれを内側に折り込みます。(身長や体系に合わせて多少調節します。)
仮紐ごとたれを片手で持ち、もう片方の手でたれのあまり分を、内側に折り上げます。
たれ先が約7センチか8センチ出る位置で、お太鼓の下線を決めます。
前に預けておいた手先をはずし、そのまま後ろに回します。お太鼓と折り上がったあまり分との間に右へ手先を通します。。
右側がお太鼓の端から2、3センチ出るく らいに決めます。長すぎたら左側を織り込んで調節します
手先を上から押さえるように帯締めを通します。前に持ってきて、しっかりと結びます。
帯締めをしっかりと結んだら、仮紐を2本ともはずします。
台風の影響で心配していたが、AM8時過ぎに警報が解除になりました。
3ヶ月無料着付講習会と着付教室ですが、各1人づつ来られました。
無料着付講習会は、長襦袢の着方(ここをクリック)復習し、きものと帯結び、特に帯締めの結び方を行いました。宿題は帯締めの練習です。
木曜教室のほうは、二重太鼓とマネキンを使って振袖の他装を行いました。
やはり、長襦袢のえり合わせとおは処理のきれいな整え方が難しいようすです。
長襦袢の着方をは最初に相当深い前に合わせていても、整理をしている間に浅い目になります。衿元を見ながら整えましょう。
今日は3ヶ月の無料着付教室の第2回目です。
第2回目は体型に合った補正と長襦袢の着方だったのですが、もうお着物まで・・・
あんまり早いのでビックリしています。(そして、とてもお上手にきているので)
無料着付の講師をお願いしている谷先生に様子をお聞きすると、生徒さんが色々な新しい小物を持っておられ、腰紐はきものベルト、胸紐はコーリン和装締めで行いたいとご希望があったそうです。
前回は腰紐は従来の紐、胸紐をコーリンベルトを使用して行いましたが、やはりきものベルトやコーリン和装締めは、なれない方には、簡単なようですね。
3ヶ月無料着付教室の隣では、振袖の他装を教えています。
今日は久しぶりに娘も公休だったので、一緒にお稽古に参加し、思い出しながら単衣の紬を着ていました。紬はごわごわして着難いという感想でした。
なごや帯の仮紐の掛け方を少し忘れていたようです。もう少しお稽古する時間が取れれば体で覚えるのですが・・・