主人の恩師のご夫婦を招待して、嵐山の創作料理「谷口」に再び訪れる事ができました。
川西市のご自宅まで迎えに行って、嵐山まで車で向かいました。雨模様のお天気でしたが京都では曇りで日差しもきつくなく、とても過しやすかったです。12時半から4時までゆっくり食事をさせて頂きました。(本当は昼は11時30~3時までです。)
今日の着物は東レの梨乃姿、自宅を出るときは雨模様だったのですが、シルックだと雨が降っても安心です。(帯は正絹の黒の羅です)
主人のおごりという事で、先日は5000円でしたが、今日はワンランク上の7000円の会席料理を頼みました。
お造りの内容がうにやトロがはいって豪華になっていました。それと鮎の塩焼きが伊勢えびになり、もう1品増えていました。
お造りの舟盛、お漬物が美味しいのとその品数や量にビックリされていました。
お店の雰囲気もとても気に入っていただき、主人は日頃の感謝の気持ちを充分表すことができたようです。
帰りに実家の母にも「谷口」の美味しいお漬物を届けました。
今日は月に1回、宝塚市の井上美恵子先生のお宅で行われる先生方の勉強会の日です。私はいつも昼食の時に先生が作って下さるおみそ汁と美味しいお漬物を楽しみにしています。そして皆で話す情報交換が楽しみの一つです。
今日も4人で伺ったのですが、それぞれ習いたい事が別々になり、井上先生はてんてこ舞いでした。
私は和裁ができないので、替え袖の作り方を教えてもらおうと思っていました。((安い長襦袢の生地を皆さんで分けてお袖を5人分つくります。)
U先生は大阪市の国際交流のボランティアで外国の方にゆかたを着せる事になったと言われ、色々な帯結びに挑戦されていました。
K先生はU先生のお手伝いに行かれます。
朝野先生は、ゆかたのお仕立て(マジックテープ)で着物の形にするそうです。
写真は半巾帯の文結びです。
男物の大島で作った着物が出来上がってきました。そして、以前お礼にといって頂いた紬の反物も仕立て上がりました。
仕立て上がった着物を着て皆さんの前でファッションショーを行いました。反物でみていた時と違って、着てみると優しい雰囲気になり、秋の訪れが待ち遠しくなりました。
今日の講習会は3名が参加、マンツーマンでゆかたの自装・他装を行いました。
KさんはPLの花火の時に3人浴衣を着せて、ご自身でも着るので、覚える事がいっぱいです。
Nさんはお嬢さんにゆかたを着せるそうです。
今日始めて参加したIさんは、付け帯を持ってこられたのですが、グラグラするタイプの付け帯で、かっこよく着けるのは至難の業です。(付け帯のほうが難しいとつくづく思いました)
ゆかたの無料講習会が始まる前に、スタッフの先生方の着物姿を写真に撮りました。
「出前きつけ」や「出前きつけ教室」では、3人とも着物で仕事をしています。
着物でご自宅まで着付に行くとたいていの方は、ビックされます。でも安心もされるようです。
谷先生はピンクの色無地に白の絽の帯です。
9寸なごや帯なので、お太鼓がきっちり決ります。(夏のかがり帯は、手先が薄いのでお太鼓の決め線が、決まり難いのです)とても素敵な柄の帯でした。
お着物は東レの梨乃景色です。黒地の帯締めが素敵です。帯が白いと涼しそうに見えますね。
私は先日娘が着ていた絽の着物に紗献上ですが、帯揚げと帯締めを変えてみました。小物を変えると、30年前の着物が今も装えます。
銀座結び(角だし)を教えて欲しいというご要望で結んでみました。
小紋となごや帯までは、着物が着れるようになった娘ですが、着物を装うとまではなかなかいきません。
北野田から電車で河原町、目的地の嵐山まで行く途中
歩き方や電車のつり革のもち方、座り方と、嵐山に着くまでどれほど注意したか プリクラ慣れしているからでしょうか?写真の立ち姿だけでした。背筋が伸びて綺麗だったのは・・・・
歩く時は踵から下ろすとペタンペタンと音がしないからと注意すると、足袋が痛くて力が入らない言い、今日はじめて足袋が小さいという事がわかりました。
着物を着て目立つ分、立ち振る舞いには気をつけないと再三言うのですが、なかなか本人にその気がないので直りません。 いちいち注意するこちらも疲れました。
写真に写っているのは「創作会席 嵐山 谷口」の仲居さんですが、本当立ち振る舞いが綺麗で、見とれるばかりでした。 (娘を修行に出したいぐらいです。)
今思えば、学校主催の成人式に電車に乗って、リガーロイヤルまで行ったのですが、もっと早く着物を着せて一緒に出かけておけば良かったと反省しました。
着付方法だけ教えていてはダメだとつくづく実感、今度は生徒さんと電車でお出かけする機会を持ちたいと思いました。
以前から娘が着物を自分一人で装える様になったら食事に連れて行くと約束していました。今日はその約束を果す為に母と娘と3人で京都の「創作会席 嵐山 谷口」に食事に出かけました。
母とは12時半に阪急梅田駅で待ち合わせ、予約のPM5時30分までには相当時間があったので、河原町で軽く昼食取りました。
とても暑かったのですが京都の雰囲気を楽しむ為に四条通を3人で歩いていると、外人の方が写真を撮ってもいいですかと言われました。やはり、親子3代が着物姿で歩いている姿は、京都でも珍しかったのでしょうね。(ゆかた姿の若い人は何人かいましたが・・・)
娘は私が25歳の時に作った着物(東レのシルック)を着たのですが、チョト粋なお姉さん風になってしまいました。(帯揚げ・帯締めを変えると今の私でも着る事ができるほど、20代にしては地味な着物です。)
母の着物はオシドリの地柄の紗の無地です。25年ほど前に2人で歌舞伎座に行った時にもこの着物を着ていたそうです。(心配していましたが、とても上手に着物を着てきました。帯は簡単帯結びの方法で帯の前・後に上手に柄だしが出来ていました。)
私は6月3日に問屋さんでとても安く購入した東レのシルック(ここをクリック)です。やっと、つい先日仕立て上がってきたので、さっそく着てみました。
夕方嵐山に付きましたが、渡月橋の付近はあちこちに浴衣姿のカップルが さすが京都とビックリしました。
でも、あまりの暑さに、着物で着た事を後悔し、、ぶつぶつ言う母や娘でしたが「創作会席 谷口」に着き、しばらくすると先ほどの愚痴はどこかに飛んでいきました。
昼食は予約がいっぱいで夜の食事になったのですが、ラッツキーな事に昼食と同じ料金設定で一番お安い(5,000円)の会席をいただく事ができました。
「谷口」のこだわりの豪華なお造りの舟盛には、感嘆の声が・・・行き届いたおもてなしの心を感じる数々のお料理に大満足でした。 そして、ごはんと一緒に出てくる食べきれないほどのお漬物(6品)とデザート(4品)、最後にでてきたコーヒーの美味しい事
思い出に残る1日になりました。
創作会席 嵐山 谷口(ここをクリック) 7月18日の献立(5000円)