水曜日の教室に来られるSさんは、腰の補正だけで
他の所は暑いからと補正をされません。
今日は私も全く補正をしないで従来の紐を使って着物を着ました
普段着なら補正をしなくても
こんな感じで着られるのですが
補正をした下の写真と何が違うと言えば
肩の高さ、襟元、胸元、帯の位置、おはしょり、お太鼓の決め線辺り
何時もは
肩の高さが違うので肩や襟元にはパットを入れて、
胸は伊達巻で押さえています。胸下にはタオルと腰にはヒップパットをしているので
留袖を着ると紋の位置も同じになり、襟元もシワなく綺麗で
胸が帯の上に乗ることはありません(補正をしないと時間がたつとだんだん帯の上に胸が乗ってきて💦おばあちゃんみたいな着付けになります)
補正をしていると帯を締めても楽だし、お腹が出ているのも目立ちません
お太鼓の決め線が綺麗です。
そして
何より着崩れし難いです
ですから着物をかっこよく装いたいときには、
補正を入れると体型のカバーをしてくれて、楽に着崩れなく着物を着ることが出来ます(#^.^#)
今日は補正のそんな話をしながら
Sさんが締めたかった帯を一緒に締めてみました
とても柔らかい絽綴れの帯です。
私もちょうど良く似た柔らかい帯を持っているので
一緒に締めてコツをお伝えしました。
私の帯の方が柔らかく(-_-;)大変でした。
帯の回し方や仮紐の締める位置
立ち上がりが長すぎる場合の処理、
帯が長すぎて、手先も長くとるので手先の始末の仕方などお伝えすると
こんなに綺麗に出来ました
柔らかい扱いにくい帯だとは思えないような仕上がりになりました(#^.^#)
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