来年1月12日の成人式イベントのリハーサルのお客様です。
おばあさま、お母様の3人でリハーサルに来られました。
とてもモダンな振袖にきらきら光るきれいな帯です。
しかし、この帯の刺繍が大変細かく全体に入っている豪華な帯なので、変り結びをするのにはヒダが取り難く、3重紐だけでは止まり難いのでビックリ、嶋岡先生が準備してくださったのですが、半分に折って準備するのも織難いぐらい刺繍が入っていたそうです。
でもでも、出来上がると帯がしっかりしているので崩れ難くかっこよく出来上がりました。
イス座り方、トイレの行き方、階段の上り下り、車の乗り方などをアドバイスさせて頂きました。当日の希望ヘアーなどをお任せではなく決めてきて欲しいとお願いしました。
ヘアメイクはサロンドBJ(ここをクリック)・写真はスタジオBJ(ここをクリック)さんです。久しぶりにスタジオBjさんのHPを見るとリニューアルされていました。
今日は、嶋岡先生と2人で喪服の着付に伺いました。ご自宅という事だったので紬の着物を予定していましたが、場所がお寺に変更になったので、母の友人に頂いた江戸小紋(鮫小紋)に黒名古屋帯(青漆塗りの帯です)を締め色喪服姿で伺いました。先方の若奥様に恐縮して頂き、格を合わせて良かった思いました。この鮫小紋は2年前に頂いて地味できる機会が無いと思っていましたが、葬儀会館など式場に行ってお着付する場合は重宝します。
「出前きつけ」のお客様は今年の成人式にお嬢さまのお着付をさせて頂いた美原区さつき野のUさんです。
当初はさつき野のご自宅でお着付する予定でしたが、急遽ご親族2名の着付も依頼され、河内天美のお寺に行きました。
そのお寺のご住職がお亡くなりになったので、たいへん大きなお葬儀でした。お亡くなりになってからも色々なお寺の行事があり、お亡くなりになってから今日で5日目という事でした。ご家族のお疲れも溜まっていると思います。
今日は、一日中着物をお着物で過されるという事だったので、なるべく楽な着付をするように心がけました。
Uさんから着崩れなく楽だったと言う皆さまの感想を頂き、ほっとしました。
今日の無料着付講習会は、谷先生が発熱の為にお休みされ、新型インフルエンザが流行っているので、検査に行かれました。
しばらく家庭の事情でお休みだった嶋岡先生が教室に来て下さったので、木曜教室を嶋岡先生にお願いして無料着付教室を私が受け持ちました。木曜教室の出席はKさん、Sさん、Nさん、Kさん、Iさんの5名でした。皆さん振袖の他装を勉強中です。
無料着付教室も3人中、2人がお休みだったので、装道の美容ランジェリー他を使われ講習を受けておられるYさんには、美容ランジェリーや美容衿の付け方のコツなどをお伝えしました。
「出前の着付」の仕事に行くと、装道の美容衿やランジェリーを持っている方が結構おられます。百貨店の実演販売を見て購入されたと思うのですが、使い方を覚えておられません。
せっかくのランジェリーや美容衿が宝の持ち腐れにならないように美容衿の付け方のツを覚えて欲しいと思います。★あまり下を向かない★ランジェリーの衣紋をしっかり抜く★後ろの紐はしっかり引いておく、前で結ぶ時はきつく締めなくても良い。★前の細い紐を締めてからもう一度後ろのたるみを確認して、たるみがあれば引いて結びなおす
前回、初めて名古屋帯を結ばれてみて、帯を織り上げ、仮紐をするところがわかりに難いという事でした。 (ホントに最初は難しいと思います。手結びは後ろでするので訳が解りませんからね。でも、慣れると着物のほうが難しいのですよ)名古屋帯は結ばない織上げ方式なので、そののコツも教えました。
帯を体に二巻き半したら、手先を抜きます。手先は背中心より抜き、そのまま下ろして胴回りの輪を持ちます。(このとき左では親指が外で人差し指が胴回りの下線を持っています。右手は持ち替えて、手先と交差する位置で受ける様にもち、織り上げます。
仮紐がチャントできないと帯が緩むのでここは大事ですよ!
右手で押せている所(帯の上線)を仮紐で押さえ、前は帯幅の中心で結びます
このとき仮紐は脇から下げ、前は真ん中で結びます。脇から下げる時に力を抜かない事が下線が締まって上線がゆったりできるコツです。)
朝から生徒さん2人と3人で本町に小物類を買いに行きました。
問屋めぐりをして各店舗の中で目玉商品で品質の良い超お得なものばかりを選びました。
帯揚げも綸子ですがちりめんの様に地厚で色物気に入りました。
京ごふく室町(ここをクリック)、京都ことぶき(ここをクリック)、大進(ここをクリック)と各店舗の掘出し物を探してきました。
色目がデジカメでは表し難いのですが、帯揚げが600円×3(大進)、帯締めが500円(京ごふく)、3部紐1380円(京ごふく)、清水焼きの帯留め500円(?) でした。
生徒さんに頼まれていた重ね衿・枕・帯揚げは京都ことぶきで購入しました。
萬栄にも寄るはずでしたが、京呉服さんに2度行ってしまい時間がなくなりました。
大進は支店の数が多く、いたるところにあります。
小物の数が多いのは京都ことぶきです。装道の品物もたくさんありました。
ご主人とお2人で京都府京都文化博物館(ここをクリック)に行かれる富田林市Yさんの着付を頼まれました。
いつも仲良くお二人で着物を着てお出かけになるお手伝いをさせて頂きます。
美味しいお食事を予約しているそうです。
大島紬と帯はお母様のものです。
うしろ姿も決っていますね。
着物は嶋岡先生、帯は坂田が結びました。