二葉亭四迷とIPアドレス
こんにちは
いつも元気良く笑っているジューンです。
このチワワの名前はデンマンちゃんって言うんですよ。
時々デンマンさんがわたしのマンションにも遊びにやって来るのですけれど、
そういうときに困ってしまうんですよ。
わたしはチワワを呼ぶつもりでデンマン、デンマン、。。。って呼ぶのですけれど、
決まってデンマンさんが返事してしまうのですわ。
うふふふふ。。。
紛らわしいから名前を変えるようにとデンマンさんはぶつくさと言うのですわよ。
でもねぇ~。。。一度つけた名前を変えるなんてちょっとできませんよねぇ~。
ところで、4月28日に書いた記事(『二葉亭四迷と翻訳』)にコメントをもらったのです。
初めて読む人も居るでしょうから、
まず、さわりの部分を読んでみてください。
二葉亭四迷
二葉亭四迷は「ふたばてい しめい」と読みます。
私は日本語をずいぶん勉強したのですけれど
やはり「四度迷って」しまいました。(シャレのつもりです)
もちろん、これは本名ではないんですね。
この人は小説家、翻訳家として日本文学には欠かせない貢献をした人なんですよ。
つまり、ペンネームなんですね。
この名前の由来が面白いんですよ。
作家を志した時にお父さんに大変怒られたらしい。
怒られたというより馬鹿にされてしまったようです.
昔は俳優だとか、作家だとか芸能人になろうとすると「河原乞食」になるのか!
と「」のような扱いを受けたようですね。
「くたばってしめぇ」と江戸弁で言われたそうです。
つまり、「オマエのような奴は死んでしまえ!」と言われたわけですよ。
ひどいことを言われたものですね。
でもそれを恨むよりも、励みとしてペンネームにしたところがこの辰之助さんの偉いところでしょうね。
長谷川辰之助というのがこの人の本名なんですね。
ずいぶんと昔の名前でしょう?
それもそのはず、この人の生まれたのは幕末です。
元治元年2月28日(1864年4月4日) です。
新暦と旧暦で表していますから、日付が違っていますが、
新暦では1864年4月4日です。
私が今、日本語をこうして話し言葉で書いていますが、
このような書き方を初めてした人がこの辰之助さんなんですよ。
明治20年に『浮雲』という小説を話し言葉で書いたんですって。
それまでは、ほとんどの人が漢文調で文章を書いていたんですね。
だから、この人は現代日本文学に大きな貢献をしたんです。
東京外国語学校でロシア語を勉強したのですが、中退しています。
でも、もともとロシア語がこの人の体質に合っていたのでしょうね。
1902年、ロシア滞在中にエスペラントも勉強しています。
その4年後には、日本で入門書を出版しているほどです。
でも、これだけ才能のある人も病気には勝てませんでした。
1909年5月10日、朝日新聞特派員としてロシア赴任からの帰りに、
ベンガル湾上で肺結核でついに帰らぬ人となりました。
シンガポールで荼毘に付されて、埋葬されたのです。
とにかく、ロシア語が堪能で、ツルゲーネフなど同時代のロシア写実主義文学を翻訳して紹介しています。
1888年(明治21年)にツルゲーネフの『あひびき』、『めぐりあひ』を翻訳しています。
ロシア語を知っている人によると、訳された作品のほうが原作を上回っている程すばらしい翻訳をしているそうです。
辰之助さんには次のような興味深い逸話があるんですよ。
『浮雲』を書いているときに文章に詰まると、いったん原稿をロシア語で書いて、あとからそれを日本語に翻訳したそうです。
それほどロシア語が堪能だったということですね。
このようなことを書いたのですよ。
この記事がライブドアのデンマンさんのブログに掲載されたのですが
それを読んだ“黒服@かずき”さんから次のようなコメントをいただきました。
こんにちは。
初コメントさせていただきます!!
遠くのほうから飛んできました~
なかなか興味深いブログですね。応援させていただきます!
これからも時々とんで来るかもしれないんでよろしくです♪
Posted by 黒服@かずき at 2007年04月28日 16:05
『二葉亭四迷と翻訳』のコメント欄より
黒服@かずきさんはJUGEMでブログをやっています。
そのURLを見ると kazu-canada となっています。
“遠くのほうから飛んできました”と書いてあるので
現在、カナダに住んでいる、と言いたいのでしょうね。
でもね、黒服@かずきさんのIPアドレスからIPドメインを調べると次のような結果になります。
p2120-ipbf303kyoto.kyoto.ocn.ne.jp
つまり、かずきさんの使っているプロバイダーは日本のOCNなんですよね。
http://www.ocn.ne.jp/
NTT Communications がサービスを提供しています。
IPアドレスを調べる事によって利用者の国や地域、利用ISP(インターネットサービスプロバイダ)、法人や学校といった所属組織などを識別することができます。
上のドメインから黒服@かずきさんは日本のOCNを使い、京都からネットにアクセスしている事が分かります。
現在、かずきさんがカナダに居るとしても、それはきわめて短期な滞在である事が、この事からすぐに分かってしまいます。
短絡的に結論を下せば、かずきさんは京都でネットをやっているのに、カナダからやっていると“でまかせ”を言っていると思われてしまうでしょうね。
このように考える人って意外に多いのですよ。
IPばれたらニッポンの田舎に
住んでいることがばれるからですか?
いやー、すごいね、デンマンさん!
さすが僕が今年度見つけた「もっともすごいブログ」だ。
デンマンさんにとっての「世界的ネットマナー」は、自分に異論を唱える人に対して「幼稚」「稚拙」「田舎者」ですか!
で、国際化しているデンマンさんが、他所のブログにコメントをしないのは、IPばれたらニッポンの田舎に住んでいることがばれるからですか?
by えっけん (2005-12-16 12:56)
『国際化の波に取り残されたある日本人のたわ言(四度目)』のコメント欄より
ところでえっけん君について知りたかったら、GOOGLEかYAHOOで“えっけん デンマン”と入れて検索してみてくださいね。
面白い記事がたくさん読めるはずですよ。
“小額2年生”のえっけん君のようにIPアドレスを調べる人は結構たくさん居るようです。
えっけん君がかずきさんのIPアドレスを調べたら“カナダに住んでいるとウソをついている京都の田舎に住む愚か者”と決め付けてしまうでしょうね。(爆笑)
ええっ?わたしですか?
もちろん、そのような愚かな事は言いませんよ。
わたしは、かずきさんが日本からアクセスしていようが、
カナダからアクセスしていようが、
南極からアクセスしていようが、
まったくこだわっていません。
だから、逆に“遠くから飛んできた”なんて書く必要もないと思います。
えっけん君のような人が日本には多いですからね。(微笑)
もう、ネットの世界では地球は一つになっているとわたしは思います。
あなたのオツムはいかがですか?
いかに国際人になるか?
その事こそ重要だとわたしは思います。
ちなみにデンマンさんもわたしもプロバイダーは北米のアメリカオンラインです。
わたしのIPアドレスは次の通りです。
172.194.101.62
IPドメインは次のようになります。
ACC2653E.ipt.aol.com
調べれば分かりますが、
わたしのIPアドレスを国で識別するとアメリカからアクセスしている事になっています。
それは、わたしのプロバイダーのアメリカオンラインの本部がヴァージニア州のダレスにあるからです。
OrgName: America Online
OrgID: AOL
Address: 22000 AOL Way
City: Dulles
StateProv: VA
PostalCode: 20166
Country: US
でも、実際には、わたしはカナダの西海岸、バンクーバーからネットにアクセスしています。
だから、IPアドレスを調べたからって、サーファーが住んでいる所を100%正確に識別する事は不可能です。
黒服@かずきさんからコメントをもらい、たまたまIPアドレスを調べてみたらアクセスポイントが京都だということが分かったのでこの記事を書く気になりました。
アクセスポイントとは、電話回線でパソコン通信やプロバイダなどへダイヤルアップ接続するための電話番号、または電話番号が設定されている場所です。
だから、現在、かずきさんがカナダから日本のプロバイダーを使ってネットにアクセスしていたら、電話料金が大変な額になるでしょうね。
そう言う訳ですから、えっけん君でなくてもIPアドレスを調べたら、かずきさんが日本に居るだろうと思うでしょう。
Honesty is the best policy!
要らぬ誤解を避けるためにも、正直に記事を書く、コメントを書くという事は大切な事だと、改めて悟った次第です。
書く人の信用にかかわる問題ですからね。
ところで、英語の方はいかがですか?
英会話はできますか?
上の英語の諺はどういう意味でしょうか?
“正直者は馬鹿を見る”
。。。ではありませんよね。
“正直は最善の策”
辞書を見ればこのように載っているはずです。
国際化がキーワードのようになってから久しいですよね。
英語は国際語のようになっています。
ええっ?英語はまったくダメなの?
だって、中学校でも高校でも、大学でも英語を勉強したでしょう?
初歩的な英会話ぐらい何とかなるでしょう?
やっぱりダメ?
だったら、英語をおさらいしてみたら?
初めからやるよりもずっと覚えるわよ。
ええっ?忙しいし、お金をかけてまで英語を勉強する気が無いの?
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ええっ?
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