萌え萌えの短歌(PART 1)


めれちゃん。。。また、すっご~い萌え萌えの短歌を詠みよったなァ~。

あらっ。。。デンマンさん。。。あんさんには、わたしの萌え萌えの気持ちが分かりはるのォ~?
分かるがなァ~。。。上の短歌を読んで胸がワクワク、ドキドキして心が躍(おど)らなかったら人間ではないのやでぇ~。
あんさんはマジで、そないに思いはるのォ~?
もちろんやがなァ~。。。コスプレに夢中になっている女子高生だって、めれちゃんの上の短歌を読めば乙女の血が沸き立って、マジで恋心に芽生えてしまうのやでぇ~。。。


あんさんは、それだけ分かっているのに冷静でいやはるのォ~?
冷静で居られるわけがないやろう?
あんさんもマジで恋心に芽生えてしまったのォ~。。。
恋心に芽生えるなんてぇ。。。生易しいものではなかったでぇ~。。。
。。。でぇ、あんさんはどないしやはったん?
わては、谷岡ヤスジのように完全に鼻血ブーになってしもうたがなア!

あんさん!。。。いい加減にしいやあああァ~。。。この記事を読んでもらっている世界のネット市民の皆様に、笑ってもらおうとして上のマンガを持ち出してきやはったのやろうけれど、もう見慣れてしもうて面白くも何ともないねん。んもお~~。
さよかァ~。。。
それよりも、わたしの萌え萌えの気持ちが分かっているならば、なんとかして欲しいねん。
。。。ん? 何とかして欲しい?
そうですう。。。わたしは東大阪でバンクーバーからのラブコールを待っていますのやでぇ~。。。
そやかてぇ、わてはめれちゃんの電話番号知らんがなァ~。。。
不正アクセスするあんさんならば、わたしの電話番号などすぐにゲットできますやろう?
わては不正アクセスなどしたことないでぇ~。
とにかく、わたしの電話番号をゲットしなはれ。わたしは、あんさんの女殺しの声が聞きたいねん。うふふふふふ。。。
めれちゃん。。。あのなァ~。。。わては、この記事をパロディーにしようとしているのではないのやでぇ~。
わたしだって深刻な愛の物語・恋の物語にしようと、あんさんに協力していますねん。
だったら、“女殺しの声が聞きたいねん。うふふふ。。。”なんて言ったらコメディーになってしまうがなァ~。
でも、マジですねん。うふふふふ。。。
そういう言い方がロマンチックな雰囲気を壊してしまうのやでぇ~。
そうでっかァ~。。。
めれちゃんは、わざと面白おかしくしようとしているのやなァ~?
違いますがなァ。。。わたしは素直な自分の思いをあんさんに伝えようとしましたのやでぇ~。。。
わては、そうは思わん。
どうして。。。?
どうしてってぇ、わてとめれちゃんは次のような対話をしたのやァ。。。まだ覚えているやろう?


あのなァ~。。。めれちゃんが、あんまり寂しそうにしておるので卑弥子さんと一緒に元気付けようと思うたのやがなァ~。。。

わたしが寂しそうにしているってぇ~。。。どうして分かりはるのォ~?
めれちゃんの写真の口元が寂しそうに写っていたのやがなァ。

あらっ。。。あんさんは、そんな所まで見やはるのォ~?
あのなァ~。。。めれちゃんは顔をすべて写しておらんのやでぇ~。。。そやから、顔はどないになっておるのやろかァ~?。。。誰だってぇ、そう思って顔の辺りを見るのやがなァ。。。そうすると、見る人の目は、どうしても口元に行き着くのやがなァ~。
私の口元が、それ程寂しゅう見えはるのォ~?
そやかてぇ、めれちゃんは、もともと寂しそうな詩を詠んでいるのやがなァ~。
小さな赤い花

わたしをあなたの庭に咲く
小さな赤い花にしてください
そして、お水を注ぎながら
何かお話を聞かせてください
わたしは何も言えないけれど
あなたの言葉を聞きながら
いろんなことを思うのです
あなたに愛されるように
いつまでも綺麗に
咲いています
だからわたしのことを
忘れずにいてください
by merange (めれんげ)
2010.02.19 Friday 10:24
『即興の詩 小さな赤い花』より
『永遠の愛のコラボ』に掲載
(2010年2月22日)

あんさんには、上の詩がそれ程寂しく見えはるのォ~?

そうやァ~。。。なんだか、めれちゃんが遠くの方へ行ってしまうような。。。なんだか、お別れしているような。。。もしかするとォ~、二度と戻ってこんような遠くの方へ行ってしまうようなァ。。。。わては、そんな印象を持ったのやがなァ~。
あんさんは、まるで、わたしが今生(こんじょう)のお別れをするように言うてますやん。
そうやがなァ~。。。もしかすると、もしかするかも知れへんと思ってぇ、わては心配になってしもうたのやがなァ~。
わたしは、あんさんが思うほど寂しくしておりまへんでぇ~。
(中略)
さよかァ~。。。、それを聞いたら安心したがなァ~。。。じゃあ、また萌え萌えの詩でも詠んでぇ~なァ。
萌え萌えの詩でおますか?
そうやがなァ。次のような詩やでぇ~。。。
狂ってしまいたい

せつない声をあげて
あなたの背中を抱きしめる
そのくちびるが
その指先が
わたしを狂わせる
この濡れた身体の
一番深い場所で
溶け合うように
あなたとひとつになる
その熱いくちびるで
乱れた呼吸を吸い取って
あなたの欲望で
わたしを燃やしつくして
by めれんげ
2010.02.12 Friday 12:41
『即興の詩 狂ってしまいたい』より
『愛の涙』に掲載
(2010年2月16日)
『春よ恋 (2010年2月24日)』より

分かるやろう?。。。めれちゃんとわては、このように話し合ったのやがなァ。。。それで、めれちゃんは、わてが心配しないようにと、また萌え萌えの短歌を読んだのやがなァ~。。。

あんさんは、分かってはったのォ~?
そのぐらいのことは分かるでぇ~。
でも、わたしはあんさんが心配しないようにと萌え萌えの短歌を詠んだわけではないねん。
そやかて、今、めれちゃんは認めたばかりやないかいなァ。
確かに、あんさんが心配しないようにと思う気持ちはありましたでぇ~。。。でもなァ~、わたしは。。。、わたしは。。。、あんさんと、ホンマに、もっと。。。、もっとォ~萌えたかったのですねん。
。。。ん? もっと萌えたいィ~?
そうですう。
め。。。、め。。。、めれちゃんは簡単に言うけれど、もっと萌えたらあかんがなァ~!
どうしてぇ~。。。?
どうしてってぇ~。。。もし、めれちゃんがもっと萌えたら、わては完全に谷岡ヤスジのように鼻血ブーになってしまうがなア~!

わては、こうして鼻血の出し過ぎで死んでしまうやないかいなァ~。
あんさん!。。。わたしが、これから元気を出そうとしている時に、しょうも無い事を言わんでおくれましなア!
そやかてぇ~、めれちゃんがもっと萌えてしまう事を想像すると、わてはマジで恐ろしくなるでぇ~。。。
でも、あんさんは、わたしに元気出して欲しいのですやろう?
もちろんやァ!
だったらァ、もっと萌え萌えの詩を書いてもええやんかァ~。
あのなァ~。。。何事にも中庸(ちゅうよう)が大切なのやでぇ~。。。
なんで中庸など持ち出してきやはったん?
めれちゃんが、あまり萌え萌えの詩を書くと、PTA会長や副会長のオバタリアンやオジタリアンが管理人に苦情を言うて、めれちゃんのサイトが削除されるかも知れへん。そうならないように気をつけねばいかんのやでぇ~。
。。。で、あんさんは、わたしにどうしろと言わはるのォ~。
だから、何度も言うように平成の小野小町にふさわしい詩と短歌を書くのやがなァ~。
あんさんは、また平成の小野小町と平成の文屋康秀(ふんやのやすひで)の愛のコラボにこだわりはるのォ~?
あのなァ~。。。こだわると言うよりも、それがめれちゃんとわての「今一つの世界」やないかいなァ。
あんさんは江戸川乱歩先生の言うたことは、何でもマジで信じてしまいはるのォ~?
今一つの世界

ここにもし、それらのものとは全く違った、また目新しい、「今一つの世界」があって、魔法使いの呪文か何かで、パッと、それがわれわれの目の前に現れたなら、そして、たとえば竜宮へ行った浦島太郎のように、その世界で生活することができたなら、われわれはまあどんなに楽しく生甲斐のあることでしょう。
でも、われわれは浦島太郎にはなれっこない。そんな「今一つの世界」なんてあるはずもなく、そこへ住むなんて思いもよらぬことだ。われわれはやっぱり、このきまりきった、面白くもない日常茶飯事を繰り返して行くほかに生き方はないのだ、とおっしゃるのですか。だって「今一つの世界」を求めるわれわれの欲望の烈しさは、どうして、そんなことをいってあきらめていられるものではないのですよ。
ご覧なさい。子供がどんなにお伽話をすくか、青年がどんなに冒険談をすくか、それから大人のお伽話、冒険談は、たとえばお茶屋の二階、歌い女、幇間(ほうかん)。それぞれ種類は違っても、われわれは一生涯、何か日常茶飯事以上のもの、「今一つの世界」を求めないではいられぬのです。お芝居にしろ、音楽にしろ、絵画にしろ、小説にしろ、それらはみな見方によっては、人間の「今一つの世界」への憧憬から生まれたものではありませんか。
暑中には避暑をする。それは何も暑さを避けるためばかりではないのです。われわれはここでも「今一つの世界」を求めている。飽き果てた家庭を離れて、別の世界へ行きたがっているのです。
もろもろの科学にしても、やっぱり人間のこの欲望の現われではないでしょうか。例えば天文学者は星の世界に憧れているのです。歴史家は遠い昔の別世界に思いを寄せているのです。動物や植物の学問はもちろん、生命のない鉱物にだって、薬品にだって、やっぱり「今一つの世界」を見出すことができないでしょうか。
古来のユートピア作者達が、それを夢見ていたことは申すまでもありません。さらにまた宗教ですらも、天上の楽園と言う「今一つの世界」に憧れているではありませんか。
ある型に属する小説家は、誰しも同じ思いでしょうが、わたしもまた、わたしの拙い文字によって、わたし自身の「今一つの世界」を創造することを、一生の願いとするものでございます。
(130 - 132ページ)
江戸川乱歩全集 第30巻 「わが夢と真実」
光文社文庫 2005年6月20日 初版1刷発行

江戸川乱歩(左)と三島由紀夫
『小百合@謹賀新年』にも引用している。
(2010年1月2日)

めれちゃんかてぇ、江戸川先生を尊敬しているやろう?

尊敬していますう。でも、何が何でも「今一つの世界」を持ち出してきて、わたしを洗脳しやはるのは、どうかと思いますねん。
わては、別にめれちゃんを洗脳しようとしているのではあらへんでぇ~。。。
でも、かなりのプレッシャーをかけていますやん。
さよかァ~?
そうでおますう。。。わたしはプレッシャーをかけられるのは、よう好かん。
そうかァ~。。。じゃあなァ~、レンゲさんの手記を取り出すわ。。。レンゲさんなら、めれちゃんの親友だし、抵抗なく読めるやろう?ちょっと読んでみィ~なァ。
(すぐ下のページへ続く)