ズロースと戦争
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デンマンさん。。。 なんで あたくしのズロース姿を貼り出したのでござ~ますかァ~?
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卑弥子さんのズロース姿がネットで人気が出てきたのですよ。
マジで。。。?
卑弥子さんは信じられないのですか?
だってぇ~、これまでにもデンマンさんは あたくしがネットで人気が出てきたと何度も何度もおっしゃったのですわァ~。。。 でも。。。、でも。。。、あたくしには未だに素敵な殿方が現れず、プロポーズしてくださらないのでござ~ますわァ~。。。
あのねぇ~、今度の人気は確かですよ。
その証拠でもあるのでござ~ますかァ~?
ちょっと次のリストを見てください。
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■『拡大する』
これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の4月1日から3日までの3日間の「リンク元URL」のリストですよ。。。 赤枠で囲んだ 3番に注目してください。
あらっ。。。 Yahoo!で検索して『ズロースなの?』を読んだネット市民の殿方が 5名いたということですわねぇ~。。。
そういうことですよ。。。 上の3番のリンクをクリックすると次の検索結果が出てくるのです。
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■『現時点での検索結果』
あらっ。。。 「ズロースフェチ」を入れてYahoo!で検索したのですわねぇ~。。。
そうです。。。 それで 赤枠で囲んである記事を読んだのですよ。
その記事に あたくしの魅力的なズロース姿が登場するのでござ~ますかァ~?
その通りです。。。(微笑)
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■『ズロースなの?』
あらっ。。。 ホントにィ~。。。 でも、まだプロポーズのメールをいただいておりませんわァ~。。。
あのねぇ~、いくらなんでも、そんなに早く結婚のプロポーズのメールが卑弥子さんのメールボックスに入っているわけないでしょう!
でも、どういうわけで あたくしのズロース姿が人気があるとデンマンさんは判断したのですか?
ちょっと次の画像検索結果を見てください。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
あらっ。。。 「ズロース」と入れて画像検索したのですわねぇ~。。。
そうです。。。 赤枠で囲んだズロースに注目してください。
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これはマジで卑弥子さんが身に着けているズロースと全く同じものなのですよ。
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あらっ。。。 マジですわァ~。。。 つまり、このズロースの魅力に惹かれて あたくしが登場する記事を突き止めて読んだ素晴らしい殿方が5名いたということでござ~ますかァ~?
その通りですよ。。。 つまり、そのタイプのズロースではなく、そのタイプのズロースを身につけている卑弥子さんを捜し求めて記事を読んだというわけですよ。
あらっ。。。 うれしいわあああァ~。。。 じゃあ、今年こそはマジで結婚ができるかしらあああァ~。。。?
期待してもいいと思いますよ。
でも。。。、でも。。。、どうして“ズロースと戦争”というような衝撃的なタイトルにしたのでござ~ますか?
あのねぇ~、4月2日に僕はバンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を観たのですよ。
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■『実際のカタログページ』
金陵十三釵
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『金陵十三釵』(英語題:The Flowers Of War)は、2011年公開の中国映画。
張芸謀(チャン・イーモウ)監督作品。
日本未公開。
題名は『紅楼夢』の『金陵十二釵』に由来する。
南京事件を題材としたフィクション作品で、中国映画史上最高額となる製作費6億元(約78億円)を投じた超大作であり、2011年の中国の年間総興行第1位(約71億円)と大ヒットし、中国社会に大きな影響を与えた。
第84回アカデミー賞外国語映画賞中国代表作品。
ストーリー
舞台は日中戦争下、1937年の南京。
南京へ侵攻してきた日本軍から迫害を受け教会の建物の中へ逃げ込んだ中国人女子学生ならびに娼婦らを米国人納棺師ジョン(クリスチャン・ベール)が聖職者になりきり匿い救う。
日本軍士官長谷川は女学生たちを保護する約束をするが、同時に彼女等がパーティーで賛美歌を合唱するよう要求する。
女子学生たちを助けるために、一緒に避難していた12人の娼婦と1人の少年侍者が女子学生に扮装し身代わりとして日本軍の南京陥落パーティーに赴き、その隙にジョンは修理された教会のトラックと密かに入手した通行証で女子学生たちを南京から救出する。
中国社会への影響
日本兵によるリアルで残虐な戦闘シーンや、中国人女性への強姦や輪姦、殺戮シーンなど反日感情を刺激する日本軍の残虐性を強調するシーンが多く、上映中、中国の映画館内では、すすり泣きと日本人を罵倒する声があちこちから聞こえ、またインターネット上にはこの映画の影響を受け反日を叫ぶ書き込みが溢れたという。
この映画を鑑賞した人気歌手の韓紅が中国版ツイッター・新浪微博に日本を罵倒する書き込みをしたところ、インターネット上ではそれに対する賞賛の書き込みがあふれる。
一方で、韓紅の書き込みは「愛国主義の濫用」「品位に欠ける」などの批判もなされるなど、賛否両論の論争となった。
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予告編
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出典: 「金陵十三釵」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この映画が“ズロース”と関係あるのでござ~ますか?
「舞台は日中戦争下、1937年の南京」と書いてあるでしょう。。。 だから、この時代の女子学生も娼婦たちも、皆 “ズロース”を身に着けているのですよ。
あらっ。。。 デンマンさんは その当時のズロースを見るために、映画を観たのでござ~ますか?
もちろん違いますよ。。。 卑弥子さんのズロース姿が人気が出てきたのに気づくよりも 映画を観た方が先だったのですよ。。。 1日違いでしたけれど。。。
それで上の映画に女子学生や娼婦がズロースを身に着けていることにデンマンさんは感動したのでござ~ますか?
ズロースに感動したわけではないのですよ。。。
じゃあ、何に感動したのでござ~ますか?
あのねぇ~、卑弥子さんも上の予告編を観て映画に興味を持ったら、全編をゲットしたのでぜひ次のリンクをクリックして じっくりと観てください。
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全編
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この映画の原作は短編小説『金陵十三钗』なのですよ。。。 でも、作者の嚴歌苓・女史は、僕がコメントでも書いたけれど、程瑞芳・女史(Minnie Vautrin)の日記を読んで作品を書いた。
あらっ。。。デンマンさんは、けっこう詳しいのですわねぇ~。。。
かつて程瑞芳・女史のことを取り上げて記事を書いたことがあるのですよ。。。
「程瑞芳日記」
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私が「程瑞芳日記」に出会ったのは、2005年のことでした。 その2年前から、私達日本側研究者と南京師範大学の歴史研究者が共同で、実践的な南京大虐殺研究のために「南京大研究援助基金」という研究組織を設立しました。 この基金を基に、南京大虐殺当時に書かれた新たな日記についての研究論文が発表されると南京師範大学の張連紅教授から知らされました。 (中略) 程瑞芳日記とは、1937年当時の南京大虐殺の惨状を克明に記録した日記だと聞いておりました。 (中略) 日記を書き綴った程瑞芳という女性は、ミニー・ヴォートリンと共に金陵女子文理学院に留まり、南京大虐殺と性暴力を目の当たりにし、中国人女性たちを日本兵の暴力から守った人でした。
(中略)
私は何度もこの程瑞芳日記を読み、傍線を引き、また日本兵の書いた日記や証言の資料を読み返しました。 程瑞芳日記が記述している内容と日本兵が南京で見たり体験したことを話しているたくさんの事例が、驚くほど重なり合っていました。 つまり、安全区や女子学院その他の地域でも、女性への性暴力、市民の連行、集団虐殺、略奪などに関しての出来事が具体的にしかも細部にわたって一致していたからでした。
(中略)
日本側研究者の多くが、中国人の「証言」は、南京大虐殺や南京レイプの事実として証拠にならないと退けてきました。 日本では、「証言を裏づけがなく時代を経て増幅されるもの」「証言は信憑性がない」「感情がはいっていて客観性がない」と言う人がいます。 侵略戦争を美化する勢力はもちろん、歴史研究関係の部門でも証言者の語る「証言」は取り上げられませんでした。
今回発見された程瑞芳日記は、日本軍が金陵女子大学で起こしたさまざまな暴行を詳しく書き記しています。 南京大虐殺当時、程瑞芳は、毎日体験したことを夜間せっせと、時には深夜に及ぶまで記録として書き記しました。 (中略) 金陵女子文理学院に避難していた多くの女性達やその近くにいた多くの男性達、さらにそこに駐屯していた元日本兵の証言と重ねあわす時、南京国際安全区にある金陵女子文理学院でおきた南京レイプ南京大虐殺の実態が如実に浮かび上がってきます。
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(注:写真はデンマン・ライブラリーから貼り付けました。
赤字はデンマンが強調)
214 - 218ページ 『戦場の街南京』
著者・編者: 松岡環
2009年8月15日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 評論社
『裸眼で見る』に掲載
(2011年3月30日)
それで。。。、それで。。。、ズロースを穿いていたであろう程瑞芳・女史が懐かしくなったのですか?
そうです。。。 いけませんか?
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