愛と癒しの涙(PART 1 OF 3)

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デンマンさん。。。 先週の木曜日、学校の授業が終わった後で バンクーバー市立図書館によって『ひまわり』のDVDを借りて映画を観ましたわァ~。。。

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ほおおォ~。。。 真由美ちゃんも ついに観ましたかァ~!?
ええ。。。 デンマンさんの記事でも何度も紹介されていたので、ぜひ一度観てみたいと思っていたのですわァ。
。。。で、どうでした。。。?
泣けてしまいましたわァ~。。。
やっぱり、そうですか!?。。。 めれんげさんも、『ひまわり』を観て泣けてしまったと言ってましたからねぇ~。。。

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デンマンさん。。。実は、わたしも『ひまわり』を観ると、どうしようもなく泣けてしまうねん。

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めれちゃんも、そうなのかァ~!?。。。確かにあの映画には人を泣かせるシーンがあるからなァ~。
もしかして、あんさんも『ひまわり』を観て涙を流しはったん?
そうやァ。
マジでぇ~。。。? ホンマかいなァ~。。。?
めれちゃん!。。。 血も涙も無い冷血動物を見るような目で、わてを見て欲しくないねん。 わてにも切れば、体中に赤い暖かい血が流れておるのやでぇ~。。。
あんさんが『ひまわり』を観て涙を流しはってるシーンをわたしは想像することができまへん。
わてはフランケンシュタインの怪物でもドラキュラの吸血鬼でもないのやでぇ~。。。わてにも共感脳があるのやァ。
つまり、あんさんは今でも『ひまわり』を観ると涙を流しはるのォ~?
いや。。。もう『ひまわり』をみても涙が流れへん。
どないなわけで。。。?
あのなァ~、わては『ひまわり』を少なくとも5、6回観ている。 それに、あのテーマ・ミュージックも嫌と言うほど聴いてるねん。 そやから、わての心は、ある意味で鈍感になってしもうとる。 どんなに好きなものでも、毎日食べていたら、やがて見るだけで「もう、たくさん!」になってしまうねん。 どないに好きな曲でも毎日毎日聴いていたら、やがて、それほど感動しなくなってくるねん。 それどころか、もう聴きたくない!。。。という風になってくるものやねん。
そないなことはあらへん。 わたしは好きなものはいつまでも好きですねん。
それは、めれちゃんがまだ嫌いになるほど観たり聴いたりしておらんからやァ。 例えば、子供の頃好きだったものが嫌いになったり、嫌いだったものが好きになったりする。 つまり、好きなものも年とともに変わってゆくものやねん。
そないなことはあらへん! わたしは好きな物はいつまでも好きですねん。
それは。。。何と言うかァ。。。めれちゃんの嗜好が変わるほど人生の年輪を重ねておらんからやァ。 40歳の声を聞くようになれば、めれちゃんの嗜好も変わってくるものやねん。
そうやろか?
そういうものやねん。
そやけど、上の本を書いた有田さんという人は40歳をとっくの昔に越えているのやろう?
そうやァ。 有田さんは1948年生まれということやァ。
それやのに、『ひまわり』という映画のテーマ曲を聴いただけで「泣ける」のです、と書いてますやんかァ。
そやから、そういう人もおるのやがなァ。 この世にはさまざまな人がおるさかいに、そういう人が居(お)っても不思議ではあらへん。
あんさんが一般の人と違っているだけやと、わたしには思えますねん。
いや。。。『ひまわり』を観ても、もう泣けない人も結構居(お)ると、わては思うでぇ~。。。
どうして泣けへんのォ~?
あのなァ~、『ひまわり』を観ていると、わてを頭上のどこかで見下ろしているもう一人のわてがおるねん。 それでその、もう一人のわてが言うねん。 「いいかげんにしいやァ~。。。何度も何度も同じ映画を観てるくせに、また同じような音楽を聴いて、同じような所で涙を流すのかァ~? いい加減にせ~へんかい! オマエはアホかァ~! そんなオマエを見てると、わては気恥ずかしゅうなってくるねん。 牡丹餅を毎日毎日食べてみィ~なァ。 もう見るだけでゲップ出てきよるのやでぇ。。。いいかげんに『ひまわり』を卒業したらどうやねん?」
それで、あんさんは『ひまわり』を観ると白けてしまいはるのォ~?
そういうこっちゃ。
それは、あんさんだけの個人的な受け止め方とちゃうん?
わてのように思う人も居ると思うでぇ~。。。
つまり、あんさんには、もう泣けてしまう映画な無いと言いたいん?
ところが夕べ、わてはバンクーバー中央図書館から借りてきた赤枠で囲んである次のDVDを観たのやァ。

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"The Pianist"という題名の映画やのォ?

そうやァ。
それで記事のタイトルを「ひまわりとピアニスト」としやはったん?
そういうこっちゃ。
その映画を観てあんさんは号泣しやはったん?
あのなァ~、号泣する寸前までいったのやァ。
マジで。。。?
ところが、わてはマンションで一人きりで観たのではあらへん。
あらっ。。。もしかして。。。もしかして。。。ダイアンさんと一緒に観やはったん?

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いや、ちゃうねん。 マンションにはテレビも無いし、わてのパソコンはハードに問題があって、現在DVDを観ることができへん。 そやから、当然すぐそこのコミュニティ・センターのJoe Fortes Library で観たのやがなァ。

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この図書館の中で"The Pianist"を観ながら、あんさんは号泣しやはったん?

泣けるかいなア! 周りに仰山(ぎょうさん)人がおったのやがなァ。 そないな所で大の男が大声出して泣けるわけないやろう!
『ひまわりとピアニスト』より
(2012年9月21日)

あのねぇ~。。。 『ひまわり』は誰が観ても泣けるのですよ。。。 もし、泣けないとしたら その人は精神的にどこかが可笑しいのですよ。

そうでしょうかァ~?
そうですよ。。。 僕はこれまでに『ひまわり』を観て泣けなかったという人に出会ったことがないのです。
でも、中には泣けない人もいるのではありませんか?
だから、そういう人は精神を患っているのですよ。。。 精神科のお医者さんに診てもらった方がいいですよ。
医学的に証明されているのですか?
あのねぇ~、お医者さんが書いている本でも 次のように説明しているのですよ。
涙で大きなストレス解消効果

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涙で大きなストレス解消効果を得るためにも、やはり日々のセトロニントレーニングは必要だということです。
また、共感の涙は「共感」しなければ流れません。
ですから、泣くためには共感に至るプロセスが、どうしても必要です。

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私は涙の実験に『火垂るの墓』という作品をよく使うのですが、おもしろいことに、以前にこの映画を見たことのある人の方が、初めて見る人より早く泣けるのです。
(中略)
実は私にもそうした「すぐに泣ける」作品が一つあります。
私の場合は音楽なのですが、『ひまわり』というソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの主演映画のテーマ曲を聴いただけで「泣ける」のです。

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これも過去にその映画を見て泣いた経験があるので、音楽を聴いただけで映像が走馬灯のように甦り、「涙」のスイッチが入ってしまうのです。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
175-176ページ
『脳からストレスを消す技術』
著者: 有田秀穂
2010年5月20日 第11刷発行
発行所: 株式会社 サンマーク出版

だから、なかには共感できない人もいるかもしれません。。。 人間には本来、映画を観たりすると、他人の表情や態度から直感的に心を読み取る「共感脳」が備わっているのですよ。。。 その働きを活性化するのが、セロトニンという脳内物質だというのです。。。 だから、共感できない人は そのセトロニンが極めて少ないのですよ。。。

そのセトロニンを増やすにはどうしたらよいのですか?
次のようにするのですよ。
(すぐ下のページへ続く)