タカラヅカ観劇に向けて スラックスを買った。

私はモーニング娘。の高橋愛が好き。
　高橋愛はタカラヅカが好き。
　よって、私もタカラヅカが好き。

　この見事な３段論法によって、私もタカラヅカを好きになろうと思う。

　高橋愛ちゃんのお気に入りの演目「あかねさす紫の花」が名古屋の中日劇場で公演。ネットでチケットを注文した私。来週、新幹線でわざわざこのためだけに名古屋へ行く私。

　タカラヅカへは、あの泥だらけのスニーカーじゃ　場違いな気がする。どろだらけの綿パンでも不似合いな気がする。できれば、高橋愛ちゃんファンとして、みっともないかっこではいきたくはない。

　よって、近くのメンズショップ　アオキに行く。（あややのCMの青山に行きたかったのだが・・バス定期兼で乗れる区間に青山なし）。

　店の前に、セール品。３９０円と５９０円のセール品。やすいのでジッパー付きシャツとフリースカットソーを買う。店内に入り、白いダウンジャケットが目に入る。気持ちいいほどの白。サイズはMサイズ。私はLサイズがいいのだが、値段を見るとなんと、１９９０円。それともう一点買うと、セットで２９９０円。白いダウンジャケットとジッパー付きセーターを買う。

　腕に商品を抱えていると、すかさず、店員がよってくる。店員に商品を預ける。その後、スラックスを見定める私。すかさず背後を店員にとられる。「スラックスをお探しでしょうか？」

　こういうとき、いい切り返しが分からない。網膜色素変性症で視野が狭い私でも、店員に見られているのはなんとなく分かる。あまりみられたくないので、長考せず、２本で６０００円のスラックス。グレート紺を手にとり、店員に試着室の場所を聞く。

　　　　裾上げはシングルとダブルどうしますか？

　店員に聞かれる。ズボンの裾にシングルとダブルがあるのをはじめて知る。無知をさらけだす。

　　　　シングルとダブルってどう違うんですか？

　丁寧に教えてもらう。３２歳でスーツの知識がない私デスペア。ぜんぜん恥ずかしくない私。なんでだろう。

　目的のスラックスは買えた。せっかく来たので、スーツを見る。安倍なつみディナーショーのためのスーツを見てみる（まだ当選ハガキ来ず）。手持ちぶさた風の店員に聞く。

　　　おしゃれなスーツとビジネススーツのちがいってなんですか？

　店員に、聞かれる「どんな時に着るのですか？」。ドキッとする私。ここで果たして安倍なつみのディナーショーというべきか。それもまだ行けるかどうか未定なのに・・・。決断。「いやぁ今度　結婚式の２次会に着ていくんですけど」。正直に言えない私。ウソをつく私。なんでだろう。

　スーツのパンフレットをもらって、支払いをすませ、店を出る。

　帰り道家の近くのスーパー。ヨーグルトを買う。店内から聞きなれたメロディ。歌無しのカラオケが流れる。聞こえてきたのは、なんとモーニング娘の「恋ING」。名曲。これは有線なのかなんなのかと考えながら、気分がいいので、チョコパンも買う。

　そんな幸せな１日。

ＮＨＫスペシャル「中日友好楼」2/5放送 を見た。

　メンズショップ　アオキからの帰り道。バスの中の私。立って窓の外をみる。狭い道路。バスが通るのを、歩くのを止めて立ち止まって待つ母親と子供。やっと歩き出したぐらいの赤ちゃん。白いふわふわのジャンパー。フード付きのジャンパー。しかも、ウサギみたいなの耳付きのジャンパーを着た赤ちゃん。母親に手をひかれる。

　その赤ちゃん、じっと通り過ぎるバスを見る。バスを見るというより、その中の乗客。網膜色素変性症のため、サングラスをかけた私の顔をじっと見る。赤ちゃんと目が合う私。バスの動きに合わせて、首を動かし、目線を私にとどめようとする赤ちゃん。その赤ちゃん、微笑む。まさに天使の微笑み。いとおしい。

　部屋に帰って、録りダメしていたＮＨＫスペシャル「大地の子を育てて～中日友好楼～」を見る。

　歯が抜けた老婆。歯が抜けたせいか、中国語というより、タイ語の発音のような老婆。おかしいったらありゃしない。声を出して笑う私。体は弱っているが、まだまだはっきりしゃべる老婆。中国人の老婆。旧満州にすんでいる老婆。

　老婆１９歳の時、身重の１９歳。道を歩いていると、日本兵に腹を蹴られる。よって流産。子供を産めない体になる。

　翌年、終戦。逃げまどう日本人。混乱の街中。生まれたばかりの捨てられた赤ん坊。日本人の子供。かわいい赤ん坊。じっとこちらを見る。捨てられた赤ん坊。野蛮な日本人の赤ん坊。いとおしい。抱きかかえる。私の子供として育てよう。決意する若かりし老婆。

　涙が止まらない。おもしろいしゃべり方、ヨーダみたいなしゃべり方の老婆。笑いながらも、涙が止まらない私。

　そんな赤ん坊も今は６０のおばさん。日本に永住帰国。日本語がしゃべれないので働けない。生活保護を受けて日本ですごすおばさん。日本で暮らせば、お金も稼げて、母親にも仕送りをして楽をさせてあげられるとの期待。現実はそうじゃない。お金がないので、老婆とは会えないおばさん。病に冒された老婆を入院もさせてやれないおばさん。かなしい。

　この老婆に、日本政府はなにかすべきではないのか。いやちがう、私はこの老婆に何かできないだろうか？１万円を封筒にいれてエアメールで送りたいくらいだ。

　川v）＜ぜったい、送れよな！！　元に両替して送れよ！！ヒポクリット！！


　※中国残留孤児を育てた中国人の養父母のための、集合住宅。それが「中日友好楼」。ある篤志家の日本人の寄付で建てられた建物。その日本人はすでに死亡。寄付もなくなる。家賃や光熱費は、養父母の負担とのこと。
　

加護亜依 喫煙について思った。

２００４年１２月の私の日記から。


＞＞　愛されない者は愛さなくていい。愛される人は誰かを愛すべき。
　　　骨髄バンクに登録してない人は、骨髄バンクから骨髄の提供をうけるべきでない。
　　　人を笑わせてお金をとる人は、人を泣かせてお金を取られるべきでない。
　　　著作権や肖像権というあやふなものでお金を儲けている人は、人のそれを侵害すべきでない。

　島田紳助。女性に暴行で無期限謹慎。
　なっち。　人の詩を無断使用で２ヶ月謹慎。

　　がんばれなっち。まけるななっち。＜＜


＞＞　深夜。録画した音楽番組。Mステーションを見る。なっちのいないMステ。歌う福山雅治。「泣かないで」。初めて音楽番組で涙がでる。３回見て３回泣く。詩がいい。
　ノートに詩を書き留めたいほど。すこしアレンジして。もっと自分とシンクロするように。それが素直な心。美しい感受性。幸せな時間。＜＜

　私が初めてファンレターなるものを出したのが、安倍なつみ。詩の無断使用で２ヶ月謹慎発表後、すぐに出す。家にあった茶封筒で出す。この思い早く伝えたくて速達で出す。

　なっちの場合は、他人の権利（著作権）を害した、他者加害。好きなフレーズを一杯書きとめていた「なっちノート」。その好きなフレーズが自分に染みついて、ついつい自分のものであるかのように、ラジオで発表。そのおバカ加減が、なっちらしい。いとおしい。

　あいぼんこと、加護亜依。未成年に喫煙が禁じられているのは、その未成年の健全な心身の発達のため。未成年がタバコをすうのは、誰も他人を害さない。害するのは、自分の体のみ。自己加害。

　自殺未遂の人は、殺人未遂で逮捕されない。なぜなら自己加害だから。他人を害しているのではないから。

　なっちの罪と、加護ちゃんの罪の軽重。あきらか。でも家でノートに書き留める行為と、レストランでバージニアスリムを吸う行為とでは、アイドルイメージの損ない具合が大きく違う。あいぼんおバカだなぁとは言いにくい。幼児性を売り物にしていただけに。

　私の中学時代。女子の間ではタバコをちょっと吸うのがはやっていた。その理由が、「身長が伸びるのを止めるため」とのこと。今の時代は女子でも１７０ぐらいあったほうが、スタイルがいいという評判。その当時にそんな風潮なし。かわいい子も、かわいい子だからこそ、タバコを吸って、自分のかわいさを保持しようとする。

　もし、あいぼんのアイドルイメージを損なわせない論理があるのなら、この論理しかないだろう。

　でも、なっちは絶対いまでも、「なっちノート」を書きためているだろうし、あいぼんは絶対いまでもバージニアを吸っているだろう。まちがいない。


話題転換。
　　ヨッシー曰く「５期はまじめ、歌でもダンスでも言われたことはちゃんとやる」とのこと、高橋愛ちゃんや小川麻琴っちゃんはタバコを吸ったりはしないだろう。一安心。

話題転換。
　　私ができること。
　　　　１人で焼き肉屋にいくこと。
　　　　１人でカラオケボックスにいくこと。　

　　私ができないこと。
　　　　散髪屋で、髪型についてあれこれ指示をだすこと。
　　　　ＣＤショップで、ＧＬＡＹやＢｚのＣＤを買うこと。また歌うこと。

　かっこつけているな、と思われるのが、かっこわるいというか恥ずかしい。そのため、今までタバコは一度も吸ったことがない。かっこつけのタバコ吸いはなんかかっこわるいというか恥ずかしい。