タカラヅカ観劇に向けて 準備をした。

　網膜色素変性症な私デスペア。視野が狭い私。はじめて行く大きな駅やコンサート会場では迷う。入り口がわからなかったり、男性トイレの標識を見落として、女子トイレに入りかけたり（男性トイレはトイレ内が全体的に青ぽく、女子トイレは赤っぽいとたすかる）。

　京都河原町のハローショップ（モーニング娘の公式グッズ販売店）なんか、どんだけ探し回ったか。

　今週、はじめて名古屋の中日劇場に行く私。高橋愛ちゃんのお気に入りのタカラヅカの演目「あかねさす紫の花」が久しぶりに上演されるため。高橋愛がなぜに、中大兄皇子を尊敬しているのかを、この目で確かめたい。

　名古屋までは、新幹線で行く。よって、ＪＲ名古屋駅、地下鉄名古屋駅、地下鉄栄駅の駅構内図をネットから印刷。あらかじめ、入り口や出口やホームを確認。中日劇場の周辺地図も印刷。その印刷した紙に赤ペンでチェックを入れる。そして、Ａ４ファイルに挟んで、持って行く。

　ネットが無いときと比べれば、視覚障害者や車いす使用者にとって便利。ネットがない時の苦労はどんなだろう。できれば構内図だけでなく、構内の写真もあればもっとありがたい。

　持ち物としては、他に、方位磁石が必携。地図があっても方角がわからないと意味がない。特に、夜は目印となる建物を見えないので、方位磁石が頼り。コンサート会場を出て駅に向かうとき、方角を間違えたこと少なくない。

　網膜色素変性症だと、一苦労。

　これほどまでに手間をかけて、君は、高橋愛が好きだというだけで、宝塚にわざわざ名古屋までいけるか。

　僕は行ける！

　必携持ち物リスト。
　　地図ファイル、デジカメ、方位磁石、縮小ルーペ、サングラス。レガース膝当て、乗車割引のため障害者手帳。