獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

解放感

2007-01-12 22:26:13 | 雑感
 社会人1年目。33才のフレッシュマンの私デスペア。網膜色素変性症な私。身体障害者採用枠での採用。

 私にとってここ10年は失われた10年。大学卒業してから今の会社に採用されるまでの間。ほとんど人としゃべることはなく、人前でしゃべることはなかった生活。

 大学生の頃は塾の講師やゼミで人前での経験あり。それから10年司法試験受験生の私。人前でしゃべるということがなかった。

 そして今日、久しぶりに会社で人前でちょっとしたプレゼン。

 前日に準備をしたり、台本をつくったりと、睡眠時間が4時間。いつもは8時間。4時間しか寝ていなくても下準備には不安が一杯。

 プレゼンなんなく終了。

 おわった後の解放感がたまらない。束縛からの自由。頭の隅にあったプレゼンへのプレッシャーからの解放。実に気持ちいい。

 社会人になってこの拘束と解放、緊張と緩和。解放感が気持ちいい。これは決してやり遂げた感ではないが、実に気持ちいい。なんだろうこの解放感。

 会社帰りのスーパー。めったに買わない三ツ矢サイダー1,5リットルを買い、1人で祝杯。

 そして明日あさってとハロプロコン。実に気持ちいい。仕事人にとってこの解放感がたまらない。

 この感情は択一試験後のあの感情に似ている。結果はどうあれ3時間半ぶっつづけで択一試験をうけてうけ抜いた受験生の顔は、そう解放感で気持ちよさそう。

 択一でももういちどこの解放感を味わってやろう☆カナ
コメント
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