獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

きりたんぽんとアベックトーストそして大女の肩に手を置く

2013-07-15 18:21:33 | 雑感
 秋田遠征から無事帰宅。息も帰りも80人乗りの小さいジェット器だったので離陸も着陸も衝撃がすくなく飛び立つときなんかはスット飛び上がった。昔のった大きな飛行機だと離陸直前Gが体にかかった記憶があるがそんなことはなかった。



 そんな秋田行きそして大阪行きの飛行機の中、Juice=Juiceのセンター宮本佳林の好きな本のベスト2にあげていた「ルドルフといっぱいあってな」という本を読む。網膜色素変性症な私デスペアl。もう本は目では読めないのでボランティアさんが読み上げてくれた録音図書をMp3デイジー図書)(で機内で聞いていた。



 ルドルフといっぱいあってなは児童文学で黒猫のルドルフの物語、ルドルフは猫なのに文字がよめてそのルドルフあg書いた体験話という設定。このルドルフといっぱいあってなはシリーズもので私がサピエ図書館からダウンロードしたのは3作目でルドルフといっぱいあってな3だった。てっきり1作目だとおもっていたが、読むとたのしめた。佳林はたぶんこのルドルフと飼い猫のジャスミンを重ねて読んでいるんだろうな作品のなかでかたられる猫のしぐさとかがジャスミンと一緒だとおもって興味津々でよんだんだろうな。ちっちゃい佳林が一生懸命のめりこんでその本を読んでいるシーンを想像するだけでほほえましい。



 家に帰り昨日のOGA歌謡祭をおもいだしていて、佳林はMCで持ちネタのマリオのとぶ音をやっていた。はじめはふつうにとんだ時の音、そして2回目は小さく飛んだ時の音、最後はでっかく飛んだ時の音。このネタはCSの番組ハロプロ研修生のただいま研修中の第1回目で披露した寝た。このときは3回目のぶぉーーという音がまるでおならのようであり、1回目2回目のかわいらしい音とくらべてその違いが大きくおもしろかった。今回もMCでもおもしろいはずだったが、いかんせん客のほとんどはこのネタを知っている。みんなCSのテレビ番組で3回目のおちもわかっている。それであまり笑いが起きなかった。ここで佳林はもうひとひねり、客の予想をうらぎる音がほしかった。



 あと思い出したのは秋田名物というはなしになり、さゆべぇこと高木紗友希高校1年生が、秋田と言えばきりたんぽんでしょ、食べたいですと言っていた。恥じらう乙女がきりたんぽんと自信満々でいっていた。私はまた紗雪がそのあともきりたんぽんと連呼するんじゃないかとおもっていてひやひやした。結局さゆきは1回しかいわなかったのでほっとした。このときJJのほかのメンバーのだれかがさゆきちゃんきりたんぽんじゃなくてきりたんぽですから!と言ってほしかった。昔のスマならゲラゲラ笑いながらさきちぃがゆうかきりたんぽんじゃないよきりたんぽでしょとかいいそうだが、今のJJでは知ってか知らず蚊きりたんぽんをきりたんぽでしょとつっこめるメンバーはいないな。JJのセンター佳林はそんなことはつっこまなくていいので、ここはかなともに冷静につっこんでほしかった。



 ライブおわりきりたんぽは昼に食べたのでなにか秋田らしいものはないかと秋田駅のコンビニで食べ物をさがす。そこでみつけたのがタケヤという製パン会社のつくった「アベックトースト」126円。これはいいね。こんなパンははじめてみた。

 8枚切りの食パンが4枚はいっていてそれが1袋126円でうられている。手探りでコンビニのパン棚をさわると食パンがこわけにされてうっているのかとおもって、ガイドヘルパーささんにきくと、これはアベックトーストですとごくあたりまえに言う。アベックトーストとはなんですかときくと。食パン2枚の間にジャムとマーガリンがぬってあるんです。それが2つはいています。ガイドヘルパーさんはあたかも日清カップヌードルを説明するかのようにメジャーな商品を説明している風だった。なんでデスペアさんはこんなメジャー商品をしらないんだという口ぶり。



 私がえっもしかしてこれ食パンのミミもついているのですかと聞くと、そうですとのこと。ヤマザキのランチパックは食パン2枚の間にいろいろなものを挟んで食パンのミミを切り落としギュッとサンドしているが、このタケヤのアベックパンはそんな手間はかけていない。ただ食パンを2枚用意し、ジャムとマーガリンを半分筒ぬり食パンを2枚かさねる。ただそれだけ。これがアベックトースト。トーストといいながらぜんんぜんやいていない、ただの食パン。



 これはすばらしい。これが126円。食べごたえ十分。夜にあずきとマーガリンのを買い、今日の朝ホテルをチェックインしたあとジャムとマーガリンのを買って飛行機の搭乗口待合で食べた私。これはいいねきりたんぽや稲庭うどんもいいけど秋田にはじめて言ったらぜひコンビニでタケヤのアベックトーストを糧ほしい。ボリュームがあってお得です。ちなみにあずきとマガリンのほうはペアトーストというらしくて、昔はアベックトーストといえばジャムとマーガリンのだけだったよう。新商品としてアベックトーストではなくペアトーストと名付けてああんことマーガリンのバージョンを売り出したもよう。あとはちみつとマーガリン、そしてマーガリンだけのもあった。



 アベックトーストを食べJALで伊丹空港まで帰宅の私。今回は息も帰りも視覚障害者を事前に申告しておいて受付カウンターから係員に手引きしてもらった、機内CAさんに手引きされてもらい、あそうそう事前の予約しておいた席はうしろのほうの席だったが今日受付でチケットを発券してもらったら前のほうのCAさんにちかい席に変更してくれていた。こういうのも気遣いなんだな。



 悼み空港について期待の外からタクシー乗り場まで案内してくれた女性がおおきな女性だった。私は手引きしてもらうときに背の低い人だったらそのひとの右肩に私の左手をおいて手引きしてもらい、背の高い人だったらその人の右ひじを私の左手でかるくつかんで手引きしてもらう。女ちいさい女性だと方におくのだがその人が髪がながくてその人の髪に私の左手がふれてしまうときはその人の右ひじをもつことにしている。そのときときどきすっごいほそい右ひじの人がいる。私の親指と人差し指でわっかをつくってそのわっかぐらいしかないような細さのひじ。こどもならわかるが成人女性のそのガリガリのひじ。これにはおどろく。



 今日痛み空港でてびきしてもらたのは大きな女性で身長が私とおなじぐらいのひとだった。がしりとしていて方もあつかった。たぶん私はこの人と相撲をしたらまけるだろうなとおもうぐらいだった。このでっかい女性よりBerryz工房の熊井友理奈は大きいんだろうな。一度熊井ちゃんの右肩に私の左手をおいててびきしてもらいたいな。そしてそれをこのブログでレポしたいな。どんなんだろうな。



 たくっしー乗り場までつれていってもらい。伊丹空港のタクシー乗り場は4番乗り場まであり、それぞれ大阪長距離、大阪近距離、兵庫長距離、兵庫近距離と4つにわかれている。近距離なのに長距離ののりばでタクシーにのろうとするとその前にいる案内係の人に大阪近距離なら3番ですといわれる。3番のタクシーにのりこみ、でっかい女性にお礼をいい。タクシーのドアがしまる。しばらくタクシーが走り。運転手さんにさっき私を手引きしてくれた女性は整備士の制服をきてましたか?ときくといや普通の受付の制服でしたよとのこと。



 あそうそうそのでっかい女性に手引きしてもらているとき会話がなにもないのもあれなので、視覚障害者をこのyようにアテンドするのは1日に何人ぐらいいますかとっきくと、1日に2、3人とのこと。では車いすのアテンドが必要なっ人は何人ぐらいですかときくと車いすのかたはおおいです15人ぐらいですといっていた。車いすユーザーに白杖ユーザーはまけてられないなと思った。視覚障害者は町にでてもっとアピッてアピッてだな。



 障害者でおもいだしたが、昨日のOGA歌謡祭では上手のはしっこに車いす巣スペースがあって、私も当初そこにいきますかとスタッフのひとにいわれ、そこなら椅子もでますしといわれたが、そこはどうやらちょっと見切り席のようにはしっこなのでステージからは見つけにくいことをしり、いや私の目的はこの黄色のTシャツをステージ上の出演者に見てもらうことなのでここでいいです優先観覧スペースの最後方で招待券エリアのまんまえにガイドヘルパーさんと陣取る私。あとで障害者スペースを見ると2人の車いすユーザーの人がいたとのこと、どちらも女性で一人は乃木坂がおわったぐらいに小雨がふりだしたためか先にかえっていったが、もうひとりの女性車いすユーザーは最後までJuice=Juiceの出番おわりまでいましたよとガイドヘルパーさんがおしえてくれた。うれしくなった。



 車いすでおもいだしたが、秋田の電車は電車にのりこむのに大きなのぼり段を1段あがらないといけない。それはバスのようだったl。こんな電車ははじめてでこんな段差があったら車いすの人はたんに板をわたしてもらうだけでは電車にははいれないな駅員二人ぐらいでよっこらしょと車いすをもちあげてもらわないといけないなと思った。バリアといえば帰りの秋田空港でリムジンバスからおりて空港ロビーにはいり点字をさがすも玄関マットがでkっかくひいてありこの先に点字ブロックがあるかとおもったらなかった。秋田空港はロビーに点字ブロックはなかった。あたふたしていると係員かもしくは職業女性のような一般客が私を手引きしてくれた。



 否かは障害者は生活しぬくいね。私が秋田のしかう視覚障害者だったらはたして東京や大阪に宮本佳林をみるためだけに遠征するだろうか、目の前のバリアがかんたんに私の情熱を覚ますと思う。



 そんな遠征からかえってルドルフといいっぱいあってなのタイトルをまねをしてみてブログタイトルをつけてブログを書いてみた私デスペアだった。

 
コメント
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