わが盲想 を読んだ。

　　　週間文集や週刊新潮の新刊おすすめコーナーでとりあげられていた本。わが盲想。タイトルからしてヒトラーのわが闘争をおもいださせるが、内容はゆーもーあとウィットと怠惰と幸せの内容。



　19歳の網膜色素変性症なで視力を失ったスーダン人の男子が、単独日本の盲学校に入学し、３年で日本語能力検定１級をとり、鍼灸師の国家資格もとる話。



　そんな内容かとおもいきやそれはあくまででだしで、東京でのくらし、自堕落なくらし、孤独にたえかねて結婚しようと画策する話などいろいろおもしろい。



　村上春樹の多嵜造よりももっと登場人物が魅力的、おこるとむやみに家のドアをあけしめを繰り返すスーダン人の父親、サッカー中継を自分の指人形でずっと実況する弟、日本にきてすぐのスーダン人にでこぴんをする理事長、子供が脳腫瘍な高瀬さん、



　彼をとりまく人たちが実に魅力的。網膜色素変性症な私デスペア。結婚もしない子供もつくらないと決めた私だが、同じ病気でスーダンからひとりでやってきてしかも盲人なのに日本でくらしてそして結婚し子供をつくる。結婚や恋におくびょうなRPの人には読んでもらいたい本棚。



　彼は孤独にたえきれず結婚願望にとりつかれるが、はたして孤独からときはなつのは毛混だけであろうか？RPのみなさんのうち結婚にとりつかれている結婚したくてたまらない人に問いかけたいね。



　スーダン人の彼が書いたわが盲想と私デスペアがかくわがをた暴走とどっちがこっけいでおもしろくユウキづけられるか、ぜひみなさんにもわが盲想を読んでほしいね。



　さぁ明日は秋田遠征だ。秋田にいってもJuice＝Juiceの宮本佳林の姿は私の目では見ることはできないが、それでも私を突き動かすものってなんだろう。



　明日男鹿で黄色の宮本Tシャツを何枚みつけられるかガイドヘルパーさんにかぞえてもらおう。たのしみたのしみ。