来週からダイヤ改正でバスの時刻表をもらった。

　　考えたらいままでバスや電車で席をゆずったことがないな私デスペア。網膜色素変性症な私なのに、目が悪く前は席をゆずらず、目がわるくなってからは席を譲られる一方。

　ここ1年ぐらいいつもの通勤バスの中、いつもとおんなじ女性の乗客に席をゆずってもらう、ゆずってもらっているのか空いている席を教えてくれているのかどちらか。

　今日もバスにのるとその女性に席をおしえてもらう、いつものようにありがとうございます、すわりますとお礼をいい席につく私。すかさずその女性が私の左手をとり何か髪を手渡す。

　「ご存じかもしれませんが、バスの時刻表がかわります」

　あっありがとうございますといい、なくさないようにすぐさまリュックにしまう私。

　そういえばGW前ぐらいからバス停の案内板のところにひらひら紙がはってあった。あれはダイヤ改正のおしらせチラシだったのね。

　会社について同僚にそのもらった時刻表をよんでもらう。するとその時刻表は6つに折りたためるA3の髪なのだが、いつも私がおりているバス停の時刻表の面をおもてにしてそのでっかい時刻表はおりたたまれていた。

　わざわざ私のためにバスの時刻表をもらってきてくれて、それを丁寧にしかも私の停留所が見やすいようにおりたたんでくれて、それをさっと私にわたしてくれた女性。

　もちろんその人は私の母親でもなければ嫁でもない。まったくの見ず知らずの人。

　ありがたい。もしこの女性が時刻表をわたしてくれなければ、来週からのダイヤ改正でこないバスをずっとまっていただろう。ありがたいありがたい。

　はたして私がRPでないとして私はこの女性のように自然と席をゆずりそっと時刻表をわたすことができるだろうか。できないだろうな。この親切をだれかにかえしたいな


　p.s.
ダイヤ改正のおかげでいままでより20分おそく家をでられる。このうういた時間で宮本佳林ブログのコメントをかこう。いままではバスをまっているときとバスの中でコメントをかいていたが、それだとバスの中でハロプロの曲をiPodできけない。これからはバスの中で曲をきこう。