獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

脳性まひ男性がモーニング娘。のために16日間遠征旅行

2014-01-26 18:21:04 | モーニング娘。と私
 毎週金曜日の夜9時からNHK教育テレビで放送されている障害者番組バリバラ。同じ障害者として毎週かかさず見ている私デスペア。網膜色素変性症な私。

 おとといのバリバラで元モーニング娘の田中れいなのポスターが映った。というのも脳性まひの車いす男性がねっからのモーニング娘ファンで、生活費をきりつめて娘のライブやイベントにいっているとのこと。その人の部屋はポスターでうめつくされていた。

 男性は1日9時間毎日ヘルパーさんの解除をうけながらひとり暮らし。カレーをつくればそのあと何日もそのルーをうすめて食いつなぐ生活らしい。それもモーニング娘に会いに行くため。兵庫県在住の彼は東京のイベントコンサートのため、16日間の旅行にでかける。ひとりじゃむりなのでヘルパーさんと16日間。

 お金をうかすために新幹線やホテルはつかわず、鈍行列車で寝泊まりはネットカフェや空港ロビー。もちろんヘルパーさんもおなじ。この旅行はかなり大変だと思う。疲労困憊だと思う。

 私も東京でしかなかったハロプロ研修生ライブをみに、宮本佳林をみるためにはじめて東京でガイドヘルパーさんをおねがいして手引きしてもらった。これにも結構手間とお金がかかる。私は大阪でいつもおせわになっているガイドヘルパーさんではなく東京のガイドヘルパーさんにお願いしたのは、もし大阪のガイドヘルパーさんを東京までおねがいすると、その交通費やホテル代も私が負担しないといけないため。東京のヘルパーさんだと交通費やホテル代は私のみでいい、ただもちろんコンサートのチケット代は私が2人分だすけどね。

 このようなことができるのは私が白杖をもてばあるていど知っている場所は一人で歩くことができるため、でもこの脳性まひの彼はそうはいかない。兵庫から東京までずっとヘルパーさんに解除をおねがいしないといけない。交通費も宿泊費もすべて彼がヘルパーさん分までもたないといけない。だからお金がかかる。だからカレーを1週間も水でうすめてたべないといけない。

 彼にとって生きるということはおいしい食べ物をたべるってことえはなく、モーニング娘に会いに行くということ。到底まねはできないな。そこまでしてしていってみたもののいかなきゃよかったとは思わないのかな。そんな迷いなんかはないんだろうな。だってそれが彼の生きるよろこびなんだから。

 れいなも卒業したことだし、今度現場で彼をみかけたら、Juice=Juiceの宮本佳林をおしえてあげたいな。

 そんな佳林が大阪にやてくるのは来月2月2日の京セラドーム。13時40分からミニライブをするよう。ヤマダ電機の家電フェアのイベント。同日17時からはBerryz工房もでるし、ほかにダチョウ裏部とかいろいろなおわらい芸人もくるみたいなので、ぜひ2月2日は京セラドームへ。

 そのあとは心斎橋DROPというライブハウスで吉川友がソロライブをやるらしいのでぜひそちらもいってみてね。(13時からと17時からの2公演)

 私の2014年ハロプロはじめは2月にしてやっとだな。

p.s.
今日は事務のエアロバイクとここ毎日のムーンステッパー1時間でつかれがたまっているのではやめに寝ようかな。
コメント
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