獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

若いっていいねと点字毎日テキスト版を読んでおもった。

2021-01-14 20:10:06 | 網膜色素変性症と私
毎週届くけども

毎週木曜日に家のポストに届く、ちょっと分厚いでも見た目ほど重くはない封筒。A4の封筒にはいっている冊子。点字の冊子。点字毎日という視覚障害者のための週刊新聞。

網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障碍者の私。目がしだいに見えなくなっていくときに、近くの図書館にいって点字を学びたいのでなにかいい教材はないかと聞きに行った。日本点字図書館かどこかが発行している点字と活字で書かれた点字入門。バインダーにとじられた本を貸してもらった。それを会社の昼休みにずっと読む目をつむって右手の人差し指でさわってよむ。数か月もすると、点字がある程度読めるようになた私。

点字がよめるようになったので、点字毎日をとろう。福祉の補助でたしか1割負担で購読できるしね。

でも、購読してわかったのは、とうてい私の点字職読能力では、この点字毎日を読み切れない。1週間の会社の昼休みでよめるのはせいぜい4ページぐらい。50ページぐらいあるのを読めない。

ということで、点字新聞を読むのはあきらめた私。dえもこの点字毎日は、普通の新聞とはまったく内容が違って、視覚障碍者がほしい情報がまとまって掲載されている。駅や、空港の点字ブロック敷設率とか、視覚障碍者が主役のまんがの紹介とか、視覚障碍者の裁判情報とかいろいろ。

なんとこれらの情報を読みたい。点字は読むのは時間はかかるけども、テキストデータでも点字毎日がおくられてくる。余分にお金はかかるけども、このテキストデータはうれしいね。1時間もあれば、2週間分を読める。うれしいね。

今日届いた点字毎日テキストデータCD、年末年始特集、2020年をふりかえったの記事。あとは、若い視覚障碍者のインタビュー。視覚障碍者の8割ぐらいは65歳以上の高齢者。若い人はほとんどいない。点字毎日に登場する視覚障碍者はだいたい65歳以上。そんなな中、20代から30代の視覚障碍者の若者のインタビューはいいね。夢にあふれているというか、自分の仕事に誇りをもっている。ヘルスキーパー「という社内マッサージ師の男性、ゆめかかなって図書館司書になれた女性、プログラミングがすきでサイボーズに入った男性とか、希望にみちあふれている。若さがまぶしい。

若さがまぶしく感じるのは、私が年をとった証拠だね。私もまだまだ若いもんには負けてらんないな。

みなさんもぜひ点字毎日購読してみてね、点字版、テキスト版のほかに、活字版というタブロイド紙の大きさの新聞もあるので、それなら目の見える人も読めますよ。聞くところによると、活字版だけカラー写真が掲載されているらしい。あと、点字毎日を購読すれば、毎日新聞のIDがもらえて、デジタル毎日新聞も読み放題らしい。毎日新聞は紙で購読すると、たしかつき4000円ぐらいするけども、点字毎日はたしか月2000円。それで、点字毎日活字版が読めて、デジタル毎日新聞もよめる。紙の新聞をとるより、点字毎日活字版とデジタル毎日新聞のほうが安いし、情報もおおいしおすすめ。

ps
なぜか点字毎日はときどきアニメの新番組情報が掲載される。音声ガイドがついているわけでもないのにアニメが紹介される
アニメを掲載するのなら、ハロプロと宮本佳林のことも掲載すべきだね。


コメント
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