佳林のナミダ
今日は12月1日。元Juice=Juice、元ハロプロのエース、宮本佳林の23歳の誕生日。私が佳林をはじめてみたのは2008年11月、まだ佳林は9歳。そんなちっちゃな女の子が、23歳のり立派なレディーとは。感慨深いね。当時私はまだ見えていた眼で佳林の小ささにおどどろいたけど、あれから13年私の眼はみえなくなった。でも、あの当時と同じく、いやそれ以上に、宮本佳林から生きる力をもらっているのね。
ということで、今日は水曜日、平日。23歳の佳林の誕生日であり、Jjを卒業してソロ歌手としてのシングルCDのリリース日。こう考えてみると、すごい貴重な日だね。そんな今日、東京の江東区民公会堂、ティアラこうとう大ホールで、宮本佳林ファンクラブ限定バースデーイベント。16時15分開演と、18時45開演の2公演。大阪から東京へ日帰り遠征の私。
あとわずかの有給休暇を消化しての、東京円生。家からもよりバス停に向かう途中、考え事をしていたせいか、道がわからなくなる。一本すじをまちがえて、手前で左折してしまったよう。自分では20メートルほど進んだつもりが、10メートルほどしかすすんでいなかった。視覚障害者は考え事をしながらぼーとあるくことができないね。
運よく、そこに車を駐車していた人が私に声をかけてくれて、方向修正。ぎりぎりに家をでていて、これはもうバスには間に合わないかなと私。11時20分のバスにのれるかドキドキ。運よく、バスははやめに到着して、出発時間調整。右手は白杖、左手を高くあげて、バスの運転手にアピール。無事のれた。
30分ほどで、新大阪駅到着。11時50分に到着。駅ビルの中にはいって、3階にあるマクドナルドへ。朝なにもたべていなかったので、マクドでビッグマックをかって、のぞみの車内で食べよう。お昼時で、結構人がならんでいた。注文するまでと注文してから料理がでてくるまで合計10分ぐらいまった。ただ、マクドナルドの店員さんは、障碍者のアテンドになれているのか、店内にはいった私を見つけてくれて、列にならばせてくれた。私を注文列からすこし離れたところにたたせておいて、私の順番がきたら、手引きしてくれた。その時、ちゃんと、私のあとに入ってきたお客の列には、ひとこといって、この人は先にならんでいましたたので、先に注文してもらいますねと、ひとこえかけていた。こういったことが自然とできる店員ってすくないよね。ありがたい。
注文したのは、ビッグマックトサラダ、ごまドレッシング、イチゴマックシェイク。620円とのこと。意外と安い理由をきいたら、ランンチタイム料金とのこと、夜はもっと高いですとおばあさん店員。9月ごろ届いたマクドナルドの株主優待券で支払う。
ビッグマックにしたのは、10年ぐらい前、鈴木愛理がまだ℃-uteだったころ、℃-uteがNHK大阪ホールでコンサート、その帰り、新大阪駅から望みで帰宅、おなかがすきすぎて、新大阪駅のマックで、マネージャーさんに無理をいって、時間ギリギリでビッグマックを買って、のぞみの車内で食べたというエピソードにちなんで、コンサート夜講演がおわって、ビッグマックをペロリと食べる愛理、若いね。
マクドの袋を左手にもって、新大阪駅の新幹線中央改札へ。12時10分には到着。そこで、手引きを依頼。目の見えない私。網膜色素変性症な私。もうそろそろ新大阪駅の新幹線ホームのすべてにホームドアが設置されるとはいえ、やはり、ひとりでのりこむのは危険だし、長い車両にそってホームをあるくのは危険だね。ということで駅員の手引き。無事トイレもすませて、12時24分発、広島からきたのぞみにの自由席に乗車。余裕で窓側席すわれたね。
のぞみの移動中は、iPhoneで、元アンジュルムの相川茉穂のトーク配信アーカイブを聞く。セキシロさんというよくわからないライターかなにかの中年男性との1時間30分のトーク配信。そのアーカイブを見る。久しぶりに聞いたアイカワの声は、昔のままだった。決して声をはらないあのしゃべり方。なんか落ち着くやさしい声だね。2021年前半のNHK朝ドラ、お帰りモネのヒロイン、キヨハラカヤにしゃべり方がにているね。
アイカワは、スマイレージの和田さんが大好きで、ハロプロ研修生になったとのこと。その後、スマイレージアンジュルムに新メンバーとして加入し、1年ほどで、脱退。なぜアイアイが脱退したのか、体調不良、パニック障害とのことだったが、あとあとその原因は、アンジュルムの中であたりまえのように浸透していた根性論、休みはないほうがうれしい、そのアンジュルムの空気におしつぶされていたことが、あとあとになって、和田彩花が語る。和田はそのとき、アイアイに厳しくあたってしまった。あれは私がまちがっていた、あれからずいぶんたって、あやまって、いまでは普通にしゃべれるようになったと、何かのインタビューで答えていた和田。和田彩花にあこがれてスマイレージアンジュルムに、入った、おっとりマイペースの相川茉穂、両親は音楽関係かげ芸術関係の人のアイカワ、芸術家肌のアイカワは、根性論アンジュルムにいるのはつらかっただろうね、しかも、あこがれの和田さんに、厳しく叱責されるってほんとつらかっただろうね。千里セルシーのリリイベで、蚊の鳴くような、生気がまったくなかった握手時のアイアイの声。私がさっきセルシーでからあげたべてきたと報告すると、魂の抜けた声で、か・ら・あげたべたいと必死で声をしぼりだしていたアイアイ。あの時、きっと、大好きなあこがれだった和田さんに、無理な根性論でおこられていたんだろうね。加入する前にあこがれていた人から加入後に理不尽な怒られ方すると、もう無力感だよね。あのときのアイアイのあのかすかなしゃべり声の意味がやっとわかった私。
相川茉穂がアンジュルムを脱退してからもう5年以上たつ。5年たっても、ちがった形だけど、ファンの前に出てきてくれるのはうれしいね。
アイカワは、アンジュルム脱退後、大学に進学して、写真学科にすすんだとのこと。その写真学科では、発表会、批評界があるんだけども、その批評をうけるのがいやで、一番あとに時間がなくなったころに参加していたとのこと。写真もアイカワはそういう写真とるのねっておもわれるのがいやな自意識過剰なアイカワ、いろんなテイストの写真をかわるがわる撮影していたとのこと。今は、アイカワもライターみたいなお仕事をしているよう。アイカワらしく生きてているね。
アイカワのトーク配信を見て、きになったのがが、セキシロさんとよばれている中年男性。ハロプロ研修生が好きで、宮本さんともしもお仕事現場であったとしても無視しちゃう、ちょっとこじれたおじさん。このセキシロさんという人にも興味でてきたね。ハロプロ研修生推しというのも高評価。
そんなこんなで、あっという間の2時間30分。ほんとは、社内で文章でも書きたいとおもってたけど、今日はタブレットPCは持ってきてない、それでも折り畳みキーボードをもってきていれば、iPhoneと接続して、文字入力できるんだけど、折り畳みキーボードをリュックに入れるの忘れてしまった私。残念。帰りののぞみ最終で、佳林バースデーイベントの感想ブログを書きたかったけど、かけずじまい。
東京駅に到着して、丸ノ内線東京駅から大手町駅へ、そこで半蔵門線に乗り換えて、4つ目の駅がスミヨシ駅。スミヨシっていうのは大阪の地名だとおもっていたけど、こっちにもあるのね。おそらく、もともとは大阪の地名で、東京に神社かなにかが移設されて、それ以来スミヨシっていう地名なんだろうね。
15時30分すぎ、住吉駅に到着。かなり深いところにある線路。地上出口A4までかなりエスカレーターをあがった。駅員が手引きしてくれたので、まよわず地上出口A4にでれた。そこから、左右にのびる歩道を、右へずっと「あるく100メートルほどあるいて、右手がティアラこうとう。
でもはじめての会場なので、不安、もしかしたら、もう私はとおりすぎているんじゃないか。心配になって、通行人足音に声をかける。おじいさんみたいな男性。駅に向かう途中だけども、特に急いでいないので、公会堂まで案内してあげるよということで、案内してもらった。左右に公演があって、大きな道路で分断されていること、公会堂の手前に野球場があることもおしえてもらった。公会堂前の広場で、私をスタッフに引き渡してもらって、おわかれ。長い時間案内してもらったので、今日発売されたばかりの宮本佳林1STシングルCD「どうして僕らにはやる気がないのか氷点下/規格外のロマンス」のCDをラッピングして、ありがとうカードをはりつけたCDをプレゼントしようと思うも。このおじいさんは、なんかCDなんか聞かなさそうなおじいさん。渡すのはやめておく。ただ、あとから考えたら、こんなおじいさんに渡せば、家族にこんなCDもらったと言ってくれそう。でも、あのおじいさんの話し方は、なんか店外独身のしゃべり方だったのよね。
15時45分に会場に到着。16時開演とばかりおもっていた私。あせる。トイレにいって、席にすわるとぎりぎりかな。トイレは多目的トイレはないようで、大便個室にはウォシュレットはなかった。ウォシュレットつけておくれよ。公会堂で昔ながらの建物のようなのdで、ないのね。残念。
16時ちょっと前に座席に着席。2階席のバルコニー席もあるような会場。私は1階席のQ列、うしろのほう。2公演目は車いす席。前から8列目ぐらいの通路下手。
16時になってもアナウンスもながれず、ずっと佳林の新曲3曲がリピート再生。16時15分にようやく、聞きなれた中年男性スタッフの諸注意アナウンス。声援コールは禁止ですが、その思いは、宮本佳林への思いは、手拍子と拍手をでお願いします。最後にかけてどんどん声がクレッシェンドして大きくなる、盛り上がるね。諸注意アナウンスが、では、宮本佳林の登場です!でしめくくる。客席大拍手。規格外のロマンスのインストにのって、23歳になったばかりの宮本佳林がステージに登場。昨日は、竹内朱莉のラジオ生出演、そのあと、YOUTUBE生配信、そして日付をまたいでのインスタライブ。大忙しの佳林。インスタライブおわっても、バースデーイベントの確認で、まだ寝ずに、復讐しなくちゃといってインスタライブをおえた佳林。それから16時間後にティアラこうとうでバースデーイベント、ひとりでのイベント。
デスペア的宮本佳林23歳バースデーイベントのポイント
1、佳林の自作曲、アカペラ披露、ほんとは。
1回目は55分程度、2回目は65分ぐらいのイベント。結構たっぷりのイベント。こういったファンクラブ限定ノイベントは1時間もないのが普通。
今年の佳林バースデーイベントは、イベント前半、ファンからの宮本佳林のいいところ発表会。事前に募集していたものを、天の声、さっきの諸注意アナウンス男性スタッフがよみあげる。
私も応募したけど読まれず。もっと短い文章が例文としてあがっていたので、短い文章を応募した私。でもよまれたのは、全部、長文だった。私ももっと長文書いとけばよかった。
1回あたりだいたい5人分よまれて、佳林がそのいいところを聞いて、照れたらその読まれた人に、さっき佳林が撮影したてのチェキをプレゼント。スタッフがそのファンの人の席までチェキをもっていく。かつてなら、佳林の手渡しもあったんだろうけど、コロナの世の中じゃそれは無理だね。
選ばれた佳林へのメッセージはどれもすばらしく、わかるわかる、そうだよね、胸がキュンとなるようないいメッセージばかりだった。私が応募したのはすこしおちゃらけが入っていたので読まれなくてよかった。
そしてメッセージこーなおわって、椅子に置かれた手紙をとりだし、アカペラで自作曲を歌う佳林。ホントハという曲。ほんとは、オケもつくりたかったけど、いつもなら大橋リコさんんにお願いしてたんですけど、今回は時間がなくて、アカペラで歌いますと佳林。ピアノのオケがいいけど、私はピアノひけないので、打ち込みでつくってたんだけど、なんか安っぽくなってこれはだめだということで、アカペラです。
1番、ワンコーラス歌う佳林。
アカペラで、しかも初機器の曲だと、そのめろでいーもリズムもわかりにくいもの。いうなれば、鼻歌だもんね。でも、さすが歌手、宮本佳林、抑揚があって、メロディーもしっかりしてて、リズムもちゃんと感じられた。私でも、アカペラでも、これはいい曲だなと思った。
曲調は明るめのスローテンポな曲。でも歌詞の内容は、みんなからはそう見えてないだろうけど、私はいつも無力感にさいなまれているの。それをみせないように、笑顔、笑顔は素敵で無敵、笑顔が私のホントの気持ちをかくしてくれるの。どきいとする内容。
このアカペラを歌う前に、佳林は、この曲の歌詞は、私の核心部分です、それを歌っていますみたいなことを言っていた。いつものお気楽な、アニメまんがオタクで、好きなハロメンの前でデレデレがおさえられない佳林そんな内容かとおもったら、全然違っていた。
そして、曲のサビでは、モノローグの歌詞からいっぺんして、いきなり、生まれてきてくれてありがとーで終わる。はじめは、佳林のひとりが足りのような歌詞だったけど、最後にきて、第三者的目線がはいってくる。これは、だれにむかっての生まれてきてくれてありがとうなのか?実に難解な歌詞。
僕の一人が足りで、最後は、生まれてきてくれてありがとうでおわる。これは僕がだれかに伝えたい言葉なのか、それとも、僕に対して、だれかがなげかけてくれた言葉なのか、解釈がわかれるね。ぜひ、音源かして、しっかり歌詞を読みこみたい。そして、あるはずの2番も聞いてみたい。ホントハ、という佳林のオリジナルソング。ぜひもっと聞きたい。
2、歌いなおしの佳林
佳林のアカペラ披露のあと、いよいよここからはノンストップで歌いますと佳林。8曲つづけての歌唱。おそらくすべてフルコーラスだと思う。ほんとは、もっとカバー曲うたいたかったんだけど、たくさんだと中途半端になってしまうので、数をしぼって、集中しましたと佳林。今日は9曲のうち、オリジナル曲は5曲。のこり4曲が、ハロプロ曲。
ハロプロ曲は、ロマンティック浮かれモード、恋はマグネット、赤いイヤホン、都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて。声がだせない声援、高速ロマンスもだせない今の世界では、ロマモーよりも、赤いイヤホンや六本木のほうが盛り上がるね。
赤いイヤホンの落ちさび前の、サイレンみたいな音が、左と右のでっかいスピーカーから交互に流れる。爆音。実にいいね。2回目は下手席、スピーカーの目の前の席だったので迫力があった。
そして、都営大江戸線はほんといいね。私の大好きな曲。たしかデスペア的2019年楽曲対象曲。この曲は、たのしい。イメージがたのしい。サビの時に私の頭の中では、機関車トーマスみたいに、電車のフロント面が佳林の顔になっている佳林電車。その佳林電車が、チカテツのチューブの中を、花をふくらませて走っているイメージ。このイメージがじつにたのしい。この私の佳林電車のイメージがこの曲にぴったり。あなたに会いに行くよー、部活であえないなんてそんなつれない返事しないでよ、あなたは私にとって、トンネルの先に見えるあかりなんだもんいいね。
1回目公演で、8曲ノンストップで歌って、その後のMC。ちょっといまいちのところもあったと佳林。もっと高めていかないといけない。自分でもわかってる。
先日、中野のコンサートにママが見に来てくれたんです。この回はママがいない回なのでいっちゃいますけど、その時、ママは、もっとやれるでしょって言ってきて、ほめてくれなかったんですと佳林。でも、それは自分でもわかっているんです。
ジーンときた私。佳林は佳林ママのところをはなれてひとり暮らし。この一人暮らしは、佳林ママからの親離れで、佳林ママももう佳林にはイロイロアドバイスとか私的とかしてないんだろうなな。かつての、宮沢りえとリエママのように関係は断絶してたのかなと思っていた私。でも、佳林と佳林ママの関係はいまでもしっかりつながっていて、佳林にとって、唯一の客観的に、きびしいコメントアドバイスをしてくれる佳林ママ、その佳林ママにほめられたいといつも願っている佳林。なんかジーンときたね。
80年代アイドル好きの佳林は、その多くは佳林ママの影響。アイドルサイボーグとよばれていた佳林は、おそらくは佳林ママが理想とするアイドル像なんだおるね。宮本佳林をつくりあげた佳林ママ。なんか、スターウォーズのスカイフウォーカーとヨーダとの関係、強い信頼関係で結ばれた師弟関係、佳林と佳林ママ。いいね。ほっこりすると同時に、胸がジーンとくるね。
私にはパーフェクトのパフォーマンスのように聞こえたけど、赤いイヤホンでなにかお失敗したとのこと。私は、努力家だといわれますが、そうじゃないです、努力しないでも中のげぐらいはすぐにできちゃんです。そこから上へいくための努力ができないんです。自分が100%のつもりでも、120パーセントじゃないと相手には100%としては伝わらないってこともわかっているんです。もっとがんばらないといけません。おそらくこの考えは、佳林ママの考えなんだろうね。
めずらしく、自分にダメ出しする佳林。その前の佳林のいいところメッセージコーナーでは、常に佳林は、自己肯定感が高まりますを連呼していた。ほめられて、自己肯定感が高まりましたと佳林。逆に言うと、佳林は自己肯定感が低いのかもね。
それが1回目公演、2回目公演では、佳林はいつもならさらにパフォーマンスを仕上げてくる。ここがだめだったところは必ずなおしてくる。でも今日の佳林は逆だった。
1回目公演と2回目公演の、休み時間1時間30分間に、ファンとのチェキお話会が組み込まれていた。私は1回目おわって、会場の出口すぐでたところに、パイプ椅子を出してもらって、待機。2回目公演の開場までまつ。待っている間、となりの入り口でファンが間をあけて整列させれれていた、チェキお話会の参加者の列。私もカードポイント15000ポイントで申し込んだんだけど、落選。たぶん時間いっぱいつめこめるだけチェキお話会参加者をつめこんでいるんだろうね。
こうなると、佳林の復讐、修正の時間がないね。チェキお話会おわって、水分補給して、っメイクなおして、衣装に着替えて、すぐに2公演目。これはハードスケジュールだね。
そして、2公演目のノンストップ8曲披露コーナー。のりにのって赤いイヤホンをを歌う佳林。いい曲だなと私。でも佳林は曲をとめさせる。ごめんなさいごめんなさい。もう1回はじめからやらせてもらっていいですか?リハーサルではもっとちゃんっとできたんです。もう1回やらせてくださいと佳林。どうやらそのちょっと前のパートで歌詞がでてこなくて、歌声がまったくなかったパートがあった。私はこれはマイク不調のせいかなとおもったけど、佳林の歌詞とばしだたよう。
赤いイヤホンの中盤ぐらいまで歌ってから、またはじめから歌いなおし。よっぽど佳林はくやしかったんだと思う。もしかしたら、佳林ママも見学にきてたのかな。
再チャレンジで完璧に歌う佳林。そして、自分の持ち歌氷点下、未来へのフィラメントを歌う。
ノンストップコーナーのラスト、都営大江戸線。イントロが流れる。イントロおわって、出だしのメロディー流れる。でも佳林の口から歌詞がでてこない。出てくるのはハミング。ハミングをしばらく続けるも、歌詞がでてこない佳林。
またもや、とめて、とめて、歌詞がほんと出てこない。えーとなんだっけ。一人考え込む。客席からも声があがるも、声援禁止なので、その声も小さくて届かず。私も思い出す。ふーかつ・・・。私も思い出せない。あんなに好きな曲なのに。
佳林はステージで、イントロをハミングしだす、イントロからハミングすれば、歌詞がでてくるはずいや待って、まじででてこないんですけど!と佳林。そこからまた考えて、ちょっとまって、でてきそう、いやでてこない。わかった。ぶーかつで会えないだ!!と大喜びの佳林。
で、何かありました?とぼける佳林。はじめからいきますと佳林。同じようにイントロがながれる。今度は、出だしもOK。最後までパーフェクトに歌い切り佳林。
佳林は、11月26日から28日まで感染性胃腸炎のため休養、山口県でのエムラインコンサートを欠席。でもそのためのリハーサルはこなしていたよう。そして12月4日は広島でエムラインコンサート。こちらも新しい曲のふりいれ、歌詞いれをしなくてはいけない。それに加えて、バースデーイベント。そりゃ自作曲もアカペラがせいいっぱいだよね。ちょっと、ハードワークの佳林。しっかりもっと休ませてあげなきゃ。
体調不良、時間不足もあって、なかなか満足のいくパフォーマンスができなかった佳林。せめて、ワンモアチャンスで、もう一度パフォーマンスをやり直す佳林。めずらしいね。体調のいい時の「佳林、もっと自信のある時の佳林は、歌詞まちがい、歌詞飛ばしを力づくでねじふせてくる、えっ?どこか間違ってました?と逆に自信満々に歌って、その歌詞間違いとばしを気づかせない。
佳林にしたら、くやしいだろうけども、見ている私からすると、赤いイヤホンが2回もきけて、都営大江戸線のハミングもきけて、とっても貴重な歌披露だった。でもそこは佳林は許せないんだね。体調不良、リリースプロモーションのハードスケジュールをいいわけにしたくない佳林。佳林らしいね。
3、思いあふれてナミダがとまらない宮本佳林
2回目公演、ノンストップ8曲をリトライしながらもなんとかやりきる佳林。都営大江戸線の世界観が客席をつつみこんで、幸せな気分の私。佳林もにこにこして歌い終わる。
そして、最後のMC。次の最後の曲へとつなぐMC。来てくれたファンのみなさんへ感謝の気持ち、これからの意気込みを語る佳林。
1回目公演では、告知をたくさんしていた佳林。佳林公式ツイートをこれからは、マネージャーさんにも手伝ってもらうこと。佳林MGってツイッターアカウントが表示されていますけど、佳林マグネシウムじゃないえすよ、マネージャーですよと佳林。このアイデアはいいいね。佳林だけのツイートだとどうしても出演情報とか掲載情報がもれてしまう、マネージャーさんにもツイートしてもらうことで、佳林もだいぶ楽になるね。いいこといいこと。
12月24日金曜日、クリスマスイベント@ゼップ横浜では、急遽宮崎由加ちゃんもきてくれることになりました。昨日のYOYOUTUBE生配信でゆかちゃんに電話をいきなりかけて、クリスマスイブの日あいているのなら、伊イベントきてよと佳林。とまどう宮崎さん、それは私のマネージャーさんも知ってるの?ううん知らないと佳林。マネージャーさんと相談してみてあいていたらいくねと宮崎さん。てっきりその場限りの社交辞令かとおもっていたけど、ほんとに宮崎さん佳林クリスマスイベントにきてくれるのね。でもそれだけ集客が厳しいんだろうね。かりnも明日からまた応募はじまります、ゆかちゃんファンの人にぜひ伝えてくださいと佳林。あと、このクリスマスイベントで佳林に歌ってほしい曲をリクエストしています。明日までなので、ぜひリクエストしてくださいね。すでにリクエストしてくれた人どのくらいいます?と佳林が客席に問いかける。半分も手があがっていないような雰囲気を感じた私。
あと、ツイート連動企画をやります。私のツイートをリツイートしてくれたら、動画が見れるんですと佳林。そういった機能がツイッターにはあるのね、知らなかった私。
今日のグッズも通販で販売します。記念ファイルといって、今日入場時におわたししたカードをそこにいれてください。これからどんどん、そのカードがたまっていって、この記念ファイルをもっていれば、庫古参アピールできますよと佳林。このカード規格はいいかもね。佳林のイベントに参加するたびに1枚カードをもらえる。かつてのベリーズ工房のりさポイントいみたいだね。りさこポイントは架空のりさこがただ口でいってるだけのポイント、今日来てくれたみなさんにはりさこポイント1おポイント、最後のツアーのほうでは、今日は特別100ポイントあげちゃいますとわけがわからなくなっていた。その点、このカードだと実際にモノがあるのでいいね。私も注文しなくちゃ。
これが1回目公演の最後のMC。
2回目公演も同じように告知宣伝をひととりすませる佳林。でも3ついうべきところ1つでてこない佳林。そして、感謝の言葉をのべる佳林。
いつものように、私は言葉にするとうそっぽくなるんです。だから、歌やパフォーマンスで感謝の気持ちを伝えていくってずっといってきたんですが、23歳にもなったので、やっぱり言葉でも伝えていかないといけないなとも思ってます。と佳林。
でも、私はみなさんが思っている以上に、みなさんがいてくれるから私がいれるんだとほんとに思っているんです。でも言葉にだしちゃうとなんかうすっぺらくなっちゃんです。
とここまでは笑顔でしゃべっていた佳林。でも、いきなり声の調子がおかしい。なんかこみあげくるナミダを必死にこらえている佳林の声。言葉でいうとほんとうそっぽく聞こえるってみんなからよくいわれるんです。ナミダをおさえながら必死でしゃべる佳林。どうしたどうしたいきなり。
佳林のナミダがあふれ出る。感情がおさえきれない。なんども涙をおさえようとするも、大便の便意がリズミカルにわきおこってくるかのように、感情が波をうってあふれでる。
ハロプロを卒業して、現役じゃなくなったという人もいるんえですけど、私はずっと現役で、なにも変わってないんです。でも、見る人によったら、やっぱり違ったように見えるらしいんです。たしかに、ハロプロにいるときは、気づかなかったけど、ほんとハロプロはあたたかい場所でまもってくれていたんだなと思います。
ソロになって、想像していたのと全然ちがっていて、正直、しっともしました。私がソロでやっていっていいのかな。自分の存在意義を見失いかけた時もありました。
涙が止まらない佳林。なぜいきなりこんな状態になったか客席もいまいち理解できない。あとから考えてみると、赤いイヤホン、都営大江戸線のやり直し、その前からの、時間不足で、復讐練習が十分できなかった、しかもバースデーイベントと並行してデビューCDのプロモーションのお仕事もたくさんはいってる。しかもエムラインのツアーのリハーサルも立て続けにあって、休む暇がない。そんな中にあって、かば曲を減らして、それに集中して、制度をあげていくっていったのに、赤いイヤホンと大江戸線はやりなおしをしてしまった。くやしい佳林。佳林ママのあの声が、佳林の脳内で自動再生、しかもエンドレスリピート再される。もっとできたでしょ?もっとでたでしょ?
くやしい佳林。ナミダがあふれる佳林。
こんなに本気モードで泣いている佳林は、9年ぶり。2012年12月1日、大阪シアターブラバ劇場のシュガースポットの舞台の終演後のサプライズ誕生日ピンクサイリウム祭りの、あの泣きじゃくる佳林以来。あの時の佳林は、こんな研修生の私に、こんなことしてもらって・・と声をつまらせながら泣く。うれし涙。
そしてあれから9年後23歳になった佳林もまた、あのときのように、泣きじゃくる。考えてみればこのナミダは、どちらもくやしナミダなのね。後輩はどんどん先にデビューしていっているいまだ研修生の私。、なのに私のデビューをまってくれているファンがいる、デビューできない私がくやしい。そして今日も、私が求めるぱふぉマンスレベルにたっしていない、ファンのひとに感謝を伝えるパフォーマンスができていない、くやしい。私はパフォーマンスで感謝の気持ちをあらわすといっときながら、2曲もやりなおし。くやしい。悔し涙佳林。
これほどまでに、くやしさを表に出す佳林ははじめて。それほどまにソロってプレッシャーが相当あるのね。。心配になる私。
佳林はいままで、自分の本心はあまり表にだしてこなかった。第三者の発言だとカモフラージュして自分の気持ち考えを、こそっと出した程度。それも、その時は木塚らない程度。
かつて、佳林は、二十歳の誕生日を迎えた時に、いろんなインタビューで、こう答えていた。人によったら、二十歳を過ぎたらもうアイドルじゃない、アイドルは10代までだっていう人もいるんです。でも私はがんばる。
あとから考えてみると、これは、佳林自身の考え方なのね。あとあとになって、佳林は二十歳前後でJuice=Juiceからの卒業を考えはじめたと明らかにしている。その時期がこの二十歳過ぎたらもうアイドルじゃないという人もいる発言の裏に隠れていたのね。
昨日のYOUTUBE配信で、大看板をだしてもらえるように、宮本をもっとプロモーションしてもらえるように、それにふさわしい宮本佳林にならなくちゃと言っていた。
これも、そうなのねとその時は思った私。でも今日のこの佳林のナミダの気持ちの吐露。正直、ソロになってこんなはずじゃなかった、嫉妬もした。これは明らかに、4年前に先にソロデビューした鈴木愛理への嫉妬のこと。愛理のソロデビュー時は、渋谷に大看板、しかもテレビCMと連動、あなたは鈴木愛理を知っていますか?という電通かどこかの広告会社に莫大の宣伝費をかけてつくってもらったプロモーション。佳林もきっと、同じようにプロモーションしてもらえるはずと御持っていたはず。
でも、コロナのため、鈴木愛理のその莫大なプロモーションの結果でもある、2020年4月の横浜アリーナでの鈴木愛理単独ライブは中止で、2年たとうとしている今でも横アリでの鈴木愛理のコンサートの実現はない。かろうじて、愛理は日本武道館でのキャパ半分のライブ。同じく、佳林の卒業も延期で、その後のソロデビューもだいぶおくれてのソロデビュー。佳林のいうとおり、佳林が卒業をきめたころとはだいぶ世の中がかわってきたね。
そこを佳林は、全部自分の力のなさだとくやしがる。これがまさに佳林。僕がだめなんじゃない、世の中がわるいんだ。そうは決しておもわない佳林。全部自分の努力不足。それが佳林。心がしめつけられるね。
一方、佳林は、自作の曲、ほんとは、で、私はもう無力感でいっぱいなのと歌う。生まれてきてくれたありがとうというのは。佳林が佳林自身へのはげましともとれる。無力感。自分がやらないといけない、自分が努力すれば報われる。それが通じなくなってきたこの世の中。このほんとはの曲は、佳林のSOSなのかもしれない。
かつて、カントリーガールズの最年少小関まいは、ラジオで、自分んの家の飼い猫の話をしていた。私は飼い猫と話ができるんです。学校からかえってきて、猫ちゃんに話をきいてみると、とっても腹立たしんです。かわいそうなんです。猫は、まいちんが学校にいっている間、ねこの学校にいっているみたいなんですけど、そこで、いじめられているらしんです。そう猫が私に話かけてくるんです。
このラジオを聞いたとき、なんて想像力豊かな女の子なんだろう。中学2年生ぐらいの小関まい。物語をつくるのがとっても上手だなと感心した私。
ただ、それから5年ほどたって、何かのインタビュー記事で、中学生のころ学校でいじめられていたと告白する小関まい。つまり、あの時の、いじめられていた飼い猫の話というのは、小関まい自身の話だったのね。このことに、当時気づいた人はほとんどいないと思う。みんなはおもしろがって聞いていた。
今思うとあれは小関まいのSOSのサインだったのね。SOSのサインと同時に、自分の気持ちの整理、自分を客観視しよう、自分のつらさを客観視して、そのつらさを相対化させようという小関まいの無意識の試みだったのね。逆にいうと、飼い猫のいじめられた物語をつくることで、小関まい自身は救われt、現実を受け止め、立ち向かえた、耐えられたっていうことなんだろうね。
佳林もソロデビュー1年目。想像していたようにプロモーションはしてもらえないわ、なぜか私だけ、エムラインコンサートフル参加だし、あとからデビューする小片リサはいきいきとソロ活動をしているし、なんか、くやしい、無力感でおしつぶされそうになる、とおもっているかもしれないけど。
鈴木愛理も℃-uteを卒業して1年間は、ほぼ何の活動もなかった。愛理が当時を振り返り、先がみえなかったといっていた。ソロデビューできるのすら見通せなかったとと、デビューイベントの時にナミダ声でしゃべっていた。佳林のこのソロデビュー1年目のナミダ、くやしさ、おもっていたのとちがったというのは、ソロデビューあるあるなのね。そのことをぜひ佳林には気付いてほしいね。
佳林の飼い猫ジャスミンか飼い犬チョコに、架空ソロデビューさせてほしいね。それを佳林にラジオでしゃべってほしいね。
とおもったけど、ジャスミもチョコももうこの世にはいないのよね。となると、佳林に客観性をおもいださせてくれるのは、佳林ママしかいないと思うの。こどもがはじめて自分とは違った人間の存在、客観性にきづくのは、母親に対して。佳林ママが佳林のそばにいてくれれば、きっと佳林は大丈夫。今のこのつらい時期もきっとのりこえてくれるはず。そう信じたい。
そして、ファンというのはいかに無力な存在なんだろう?
4、私のナミダ
佳林のこのナミダ宣言は、最後は、これから、がんばる。もっと質をたかめていきたいと明るく、笑顔でしめくくる。最後はこの曲、多様性の恋おを歌った曲、規格外ノロマンスを聞いてくださいと佳林。曲終わって、笑顔で客席のすみからすみまで笑顔で手をふって、そして、またねーと笑顔ではけていく佳林。いつもの佳林にもどっていた。
ただ私は、佳林の涙の意味をずっと考える。あれは何の涙なのか?ずっと考える。帰りの新幹線ではクワーティーケースパッチという文字入力しずらい小型iPhoneキーボードで佳林ブログにコメントする。
佳林の涙の前、佳林の歌で涙する私。氷点下と、未来へのフィラメントで涙がでてくる。未来へのフィラメントはよくよく歌詞を聞いてみたら、永遠の別れと再会の希望を歌っているのね。それに気づいてなんていい曲なんだろう、なんてせつない曲なんだろう?涙がとまらなかった。
佳林のもとからいなくなっていったおじいちゃん、チョコ、ジャスミン、でも永遠の別れは、未来ではいつでも会える別れになっている。ナミダがとまらなかった。そしてそのあとの、都営大江戸線の六本木駅で抱きしめてむねきゅんソング。こちらでものこり涙が私の目からこぼれおちた。
佳林いべんとおわり、半蔵門線住吉駅へ、そこから来たルートを逆にたどって、東京駅へ。20時40分ごろには、東京駅に到着するも。そこで10分以上まって、のぞみを1便はやめることはできず、最終の21時24発新大阪行き最終で帰宅。手引きしてくれた駅員さんや、パーサーがやたらしたしげにはなしかけてきた。その白杖のベルはクマよけですか?トイレにいくんでしたらハンカチはおもちですか?今日はお仕事ですか?ほっといておくれよと心の中の私。佳林のあの涙の意味をまだ解釈できていない私。絵金からしてみたら、むすっとしている私に気を使ってくれたんだろうね。ありがたいね。なので、すべての問いかけに丁寧に答える。そうですこれはクマよけなんですけど私は人よけにつかってます、そりゃもちろんハンカチもってますよ、今日はお仕事ですかには答えず、いつもなら、いやー、宮本佳林さんっていう人のコンサートにいってきたんですよといって、佳林CDをプレゼントするところなんだけど、そこまで気が回らず。阪急電車の採集にのれるかのれないかギリギリだったため。気がせいている私。心に余裕がないとだめだね。
無事阪急の最終電車にものれて、家には0時40分ごろ到着。12時間ほどの日帰り遠征だったけど、なんか今日は濃密な長い1日だった。
宮本佳林バースデーイベント2021 ~初めての記念日 @東京 江東区民公会堂 ティアラこうとう
0 佳林のいいところメッセージ
1.ほんとは(アカペラ)
MC
2.ロマンティック浮かれモード 藤本美貴
3.恋はマグネット カントリーガールズ
4.どうして僕らにはやる気がないのか
5.赤いイヤホン アンジュルム
6.氷点下
7.未来のフィラメント
8.いい女ごっこ1回目/少女K2回目
9.都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて チカテツ
MC
10.規格外のロマンス
公演時間2回目は、1時間10分。その後規制退場。
宮本佳林『未来のフィラメント』(Karin Miyamoto [Filaments of Future])(Music Video)
『都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて/CHICA#TETSU』LIVE BEYOOOOOND1St_09
宮本佳林『規格外のロマンス』Promotion Edit
12月1日発売の宮本佳林1STシングルCD収録曲「規格外のロマンス」。佳林によると、今の時代にあった、多様性の恋を歌った曲とのこと。それを読み解くのは佳林の涙の意味を解釈するぐらい難しいと思うの。ぜひみなさんも聞いてみてね。多様性を感じられるかどうか。
今日は12月1日。元Juice=Juice、元ハロプロのエース、宮本佳林の23歳の誕生日。私が佳林をはじめてみたのは2008年11月、まだ佳林は9歳。そんなちっちゃな女の子が、23歳のり立派なレディーとは。感慨深いね。当時私はまだ見えていた眼で佳林の小ささにおどどろいたけど、あれから13年私の眼はみえなくなった。でも、あの当時と同じく、いやそれ以上に、宮本佳林から生きる力をもらっているのね。
ということで、今日は水曜日、平日。23歳の佳林の誕生日であり、Jjを卒業してソロ歌手としてのシングルCDのリリース日。こう考えてみると、すごい貴重な日だね。そんな今日、東京の江東区民公会堂、ティアラこうとう大ホールで、宮本佳林ファンクラブ限定バースデーイベント。16時15分開演と、18時45開演の2公演。大阪から東京へ日帰り遠征の私。
あとわずかの有給休暇を消化しての、東京円生。家からもよりバス停に向かう途中、考え事をしていたせいか、道がわからなくなる。一本すじをまちがえて、手前で左折してしまったよう。自分では20メートルほど進んだつもりが、10メートルほどしかすすんでいなかった。視覚障害者は考え事をしながらぼーとあるくことができないね。
運よく、そこに車を駐車していた人が私に声をかけてくれて、方向修正。ぎりぎりに家をでていて、これはもうバスには間に合わないかなと私。11時20分のバスにのれるかドキドキ。運よく、バスははやめに到着して、出発時間調整。右手は白杖、左手を高くあげて、バスの運転手にアピール。無事のれた。
30分ほどで、新大阪駅到着。11時50分に到着。駅ビルの中にはいって、3階にあるマクドナルドへ。朝なにもたべていなかったので、マクドでビッグマックをかって、のぞみの車内で食べよう。お昼時で、結構人がならんでいた。注文するまでと注文してから料理がでてくるまで合計10分ぐらいまった。ただ、マクドナルドの店員さんは、障碍者のアテンドになれているのか、店内にはいった私を見つけてくれて、列にならばせてくれた。私を注文列からすこし離れたところにたたせておいて、私の順番がきたら、手引きしてくれた。その時、ちゃんと、私のあとに入ってきたお客の列には、ひとこといって、この人は先にならんでいましたたので、先に注文してもらいますねと、ひとこえかけていた。こういったことが自然とできる店員ってすくないよね。ありがたい。
注文したのは、ビッグマックトサラダ、ごまドレッシング、イチゴマックシェイク。620円とのこと。意外と安い理由をきいたら、ランンチタイム料金とのこと、夜はもっと高いですとおばあさん店員。9月ごろ届いたマクドナルドの株主優待券で支払う。
ビッグマックにしたのは、10年ぐらい前、鈴木愛理がまだ℃-uteだったころ、℃-uteがNHK大阪ホールでコンサート、その帰り、新大阪駅から望みで帰宅、おなかがすきすぎて、新大阪駅のマックで、マネージャーさんに無理をいって、時間ギリギリでビッグマックを買って、のぞみの車内で食べたというエピソードにちなんで、コンサート夜講演がおわって、ビッグマックをペロリと食べる愛理、若いね。
マクドの袋を左手にもって、新大阪駅の新幹線中央改札へ。12時10分には到着。そこで、手引きを依頼。目の見えない私。網膜色素変性症な私。もうそろそろ新大阪駅の新幹線ホームのすべてにホームドアが設置されるとはいえ、やはり、ひとりでのりこむのは危険だし、長い車両にそってホームをあるくのは危険だね。ということで駅員の手引き。無事トイレもすませて、12時24分発、広島からきたのぞみにの自由席に乗車。余裕で窓側席すわれたね。
のぞみの移動中は、iPhoneで、元アンジュルムの相川茉穂のトーク配信アーカイブを聞く。セキシロさんというよくわからないライターかなにかの中年男性との1時間30分のトーク配信。そのアーカイブを見る。久しぶりに聞いたアイカワの声は、昔のままだった。決して声をはらないあのしゃべり方。なんか落ち着くやさしい声だね。2021年前半のNHK朝ドラ、お帰りモネのヒロイン、キヨハラカヤにしゃべり方がにているね。
アイカワは、スマイレージの和田さんが大好きで、ハロプロ研修生になったとのこと。その後、スマイレージアンジュルムに新メンバーとして加入し、1年ほどで、脱退。なぜアイアイが脱退したのか、体調不良、パニック障害とのことだったが、あとあとその原因は、アンジュルムの中であたりまえのように浸透していた根性論、休みはないほうがうれしい、そのアンジュルムの空気におしつぶされていたことが、あとあとになって、和田彩花が語る。和田はそのとき、アイアイに厳しくあたってしまった。あれは私がまちがっていた、あれからずいぶんたって、あやまって、いまでは普通にしゃべれるようになったと、何かのインタビューで答えていた和田。和田彩花にあこがれてスマイレージアンジュルムに、入った、おっとりマイペースの相川茉穂、両親は音楽関係かげ芸術関係の人のアイカワ、芸術家肌のアイカワは、根性論アンジュルムにいるのはつらかっただろうね、しかも、あこがれの和田さんに、厳しく叱責されるってほんとつらかっただろうね。千里セルシーのリリイベで、蚊の鳴くような、生気がまったくなかった握手時のアイアイの声。私がさっきセルシーでからあげたべてきたと報告すると、魂の抜けた声で、か・ら・あげたべたいと必死で声をしぼりだしていたアイアイ。あの時、きっと、大好きなあこがれだった和田さんに、無理な根性論でおこられていたんだろうね。加入する前にあこがれていた人から加入後に理不尽な怒られ方すると、もう無力感だよね。あのときのアイアイのあのかすかなしゃべり声の意味がやっとわかった私。
相川茉穂がアンジュルムを脱退してからもう5年以上たつ。5年たっても、ちがった形だけど、ファンの前に出てきてくれるのはうれしいね。
アイカワは、アンジュルム脱退後、大学に進学して、写真学科にすすんだとのこと。その写真学科では、発表会、批評界があるんだけども、その批評をうけるのがいやで、一番あとに時間がなくなったころに参加していたとのこと。写真もアイカワはそういう写真とるのねっておもわれるのがいやな自意識過剰なアイカワ、いろんなテイストの写真をかわるがわる撮影していたとのこと。今は、アイカワもライターみたいなお仕事をしているよう。アイカワらしく生きてているね。
アイカワのトーク配信を見て、きになったのがが、セキシロさんとよばれている中年男性。ハロプロ研修生が好きで、宮本さんともしもお仕事現場であったとしても無視しちゃう、ちょっとこじれたおじさん。このセキシロさんという人にも興味でてきたね。ハロプロ研修生推しというのも高評価。
そんなこんなで、あっという間の2時間30分。ほんとは、社内で文章でも書きたいとおもってたけど、今日はタブレットPCは持ってきてない、それでも折り畳みキーボードをもってきていれば、iPhoneと接続して、文字入力できるんだけど、折り畳みキーボードをリュックに入れるの忘れてしまった私。残念。帰りののぞみ最終で、佳林バースデーイベントの感想ブログを書きたかったけど、かけずじまい。
東京駅に到着して、丸ノ内線東京駅から大手町駅へ、そこで半蔵門線に乗り換えて、4つ目の駅がスミヨシ駅。スミヨシっていうのは大阪の地名だとおもっていたけど、こっちにもあるのね。おそらく、もともとは大阪の地名で、東京に神社かなにかが移設されて、それ以来スミヨシっていう地名なんだろうね。
15時30分すぎ、住吉駅に到着。かなり深いところにある線路。地上出口A4までかなりエスカレーターをあがった。駅員が手引きしてくれたので、まよわず地上出口A4にでれた。そこから、左右にのびる歩道を、右へずっと「あるく100メートルほどあるいて、右手がティアラこうとう。
でもはじめての会場なので、不安、もしかしたら、もう私はとおりすぎているんじゃないか。心配になって、通行人足音に声をかける。おじいさんみたいな男性。駅に向かう途中だけども、特に急いでいないので、公会堂まで案内してあげるよということで、案内してもらった。左右に公演があって、大きな道路で分断されていること、公会堂の手前に野球場があることもおしえてもらった。公会堂前の広場で、私をスタッフに引き渡してもらって、おわかれ。長い時間案内してもらったので、今日発売されたばかりの宮本佳林1STシングルCD「どうして僕らにはやる気がないのか氷点下/規格外のロマンス」のCDをラッピングして、ありがとうカードをはりつけたCDをプレゼントしようと思うも。このおじいさんは、なんかCDなんか聞かなさそうなおじいさん。渡すのはやめておく。ただ、あとから考えたら、こんなおじいさんに渡せば、家族にこんなCDもらったと言ってくれそう。でも、あのおじいさんの話し方は、なんか店外独身のしゃべり方だったのよね。
15時45分に会場に到着。16時開演とばかりおもっていた私。あせる。トイレにいって、席にすわるとぎりぎりかな。トイレは多目的トイレはないようで、大便個室にはウォシュレットはなかった。ウォシュレットつけておくれよ。公会堂で昔ながらの建物のようなのdで、ないのね。残念。
16時ちょっと前に座席に着席。2階席のバルコニー席もあるような会場。私は1階席のQ列、うしろのほう。2公演目は車いす席。前から8列目ぐらいの通路下手。
16時になってもアナウンスもながれず、ずっと佳林の新曲3曲がリピート再生。16時15分にようやく、聞きなれた中年男性スタッフの諸注意アナウンス。声援コールは禁止ですが、その思いは、宮本佳林への思いは、手拍子と拍手をでお願いします。最後にかけてどんどん声がクレッシェンドして大きくなる、盛り上がるね。諸注意アナウンスが、では、宮本佳林の登場です!でしめくくる。客席大拍手。規格外のロマンスのインストにのって、23歳になったばかりの宮本佳林がステージに登場。昨日は、竹内朱莉のラジオ生出演、そのあと、YOUTUBE生配信、そして日付をまたいでのインスタライブ。大忙しの佳林。インスタライブおわっても、バースデーイベントの確認で、まだ寝ずに、復讐しなくちゃといってインスタライブをおえた佳林。それから16時間後にティアラこうとうでバースデーイベント、ひとりでのイベント。
デスペア的宮本佳林23歳バースデーイベントのポイント
1、佳林の自作曲、アカペラ披露、ほんとは。
1回目は55分程度、2回目は65分ぐらいのイベント。結構たっぷりのイベント。こういったファンクラブ限定ノイベントは1時間もないのが普通。
今年の佳林バースデーイベントは、イベント前半、ファンからの宮本佳林のいいところ発表会。事前に募集していたものを、天の声、さっきの諸注意アナウンス男性スタッフがよみあげる。
私も応募したけど読まれず。もっと短い文章が例文としてあがっていたので、短い文章を応募した私。でもよまれたのは、全部、長文だった。私ももっと長文書いとけばよかった。
1回あたりだいたい5人分よまれて、佳林がそのいいところを聞いて、照れたらその読まれた人に、さっき佳林が撮影したてのチェキをプレゼント。スタッフがそのファンの人の席までチェキをもっていく。かつてなら、佳林の手渡しもあったんだろうけど、コロナの世の中じゃそれは無理だね。
選ばれた佳林へのメッセージはどれもすばらしく、わかるわかる、そうだよね、胸がキュンとなるようないいメッセージばかりだった。私が応募したのはすこしおちゃらけが入っていたので読まれなくてよかった。
そしてメッセージこーなおわって、椅子に置かれた手紙をとりだし、アカペラで自作曲を歌う佳林。ホントハという曲。ほんとは、オケもつくりたかったけど、いつもなら大橋リコさんんにお願いしてたんですけど、今回は時間がなくて、アカペラで歌いますと佳林。ピアノのオケがいいけど、私はピアノひけないので、打ち込みでつくってたんだけど、なんか安っぽくなってこれはだめだということで、アカペラです。
1番、ワンコーラス歌う佳林。
アカペラで、しかも初機器の曲だと、そのめろでいーもリズムもわかりにくいもの。いうなれば、鼻歌だもんね。でも、さすが歌手、宮本佳林、抑揚があって、メロディーもしっかりしてて、リズムもちゃんと感じられた。私でも、アカペラでも、これはいい曲だなと思った。
曲調は明るめのスローテンポな曲。でも歌詞の内容は、みんなからはそう見えてないだろうけど、私はいつも無力感にさいなまれているの。それをみせないように、笑顔、笑顔は素敵で無敵、笑顔が私のホントの気持ちをかくしてくれるの。どきいとする内容。
このアカペラを歌う前に、佳林は、この曲の歌詞は、私の核心部分です、それを歌っていますみたいなことを言っていた。いつものお気楽な、アニメまんがオタクで、好きなハロメンの前でデレデレがおさえられない佳林そんな内容かとおもったら、全然違っていた。
そして、曲のサビでは、モノローグの歌詞からいっぺんして、いきなり、生まれてきてくれてありがとーで終わる。はじめは、佳林のひとりが足りのような歌詞だったけど、最後にきて、第三者的目線がはいってくる。これは、だれにむかっての生まれてきてくれてありがとうなのか?実に難解な歌詞。
僕の一人が足りで、最後は、生まれてきてくれてありがとうでおわる。これは僕がだれかに伝えたい言葉なのか、それとも、僕に対して、だれかがなげかけてくれた言葉なのか、解釈がわかれるね。ぜひ、音源かして、しっかり歌詞を読みこみたい。そして、あるはずの2番も聞いてみたい。ホントハ、という佳林のオリジナルソング。ぜひもっと聞きたい。
2、歌いなおしの佳林
佳林のアカペラ披露のあと、いよいよここからはノンストップで歌いますと佳林。8曲つづけての歌唱。おそらくすべてフルコーラスだと思う。ほんとは、もっとカバー曲うたいたかったんだけど、たくさんだと中途半端になってしまうので、数をしぼって、集中しましたと佳林。今日は9曲のうち、オリジナル曲は5曲。のこり4曲が、ハロプロ曲。
ハロプロ曲は、ロマンティック浮かれモード、恋はマグネット、赤いイヤホン、都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて。声がだせない声援、高速ロマンスもだせない今の世界では、ロマモーよりも、赤いイヤホンや六本木のほうが盛り上がるね。
赤いイヤホンの落ちさび前の、サイレンみたいな音が、左と右のでっかいスピーカーから交互に流れる。爆音。実にいいね。2回目は下手席、スピーカーの目の前の席だったので迫力があった。
そして、都営大江戸線はほんといいね。私の大好きな曲。たしかデスペア的2019年楽曲対象曲。この曲は、たのしい。イメージがたのしい。サビの時に私の頭の中では、機関車トーマスみたいに、電車のフロント面が佳林の顔になっている佳林電車。その佳林電車が、チカテツのチューブの中を、花をふくらませて走っているイメージ。このイメージがじつにたのしい。この私の佳林電車のイメージがこの曲にぴったり。あなたに会いに行くよー、部活であえないなんてそんなつれない返事しないでよ、あなたは私にとって、トンネルの先に見えるあかりなんだもんいいね。
1回目公演で、8曲ノンストップで歌って、その後のMC。ちょっといまいちのところもあったと佳林。もっと高めていかないといけない。自分でもわかってる。
先日、中野のコンサートにママが見に来てくれたんです。この回はママがいない回なのでいっちゃいますけど、その時、ママは、もっとやれるでしょって言ってきて、ほめてくれなかったんですと佳林。でも、それは自分でもわかっているんです。
ジーンときた私。佳林は佳林ママのところをはなれてひとり暮らし。この一人暮らしは、佳林ママからの親離れで、佳林ママももう佳林にはイロイロアドバイスとか私的とかしてないんだろうなな。かつての、宮沢りえとリエママのように関係は断絶してたのかなと思っていた私。でも、佳林と佳林ママの関係はいまでもしっかりつながっていて、佳林にとって、唯一の客観的に、きびしいコメントアドバイスをしてくれる佳林ママ、その佳林ママにほめられたいといつも願っている佳林。なんかジーンときたね。
80年代アイドル好きの佳林は、その多くは佳林ママの影響。アイドルサイボーグとよばれていた佳林は、おそらくは佳林ママが理想とするアイドル像なんだおるね。宮本佳林をつくりあげた佳林ママ。なんか、スターウォーズのスカイフウォーカーとヨーダとの関係、強い信頼関係で結ばれた師弟関係、佳林と佳林ママ。いいね。ほっこりすると同時に、胸がジーンとくるね。
私にはパーフェクトのパフォーマンスのように聞こえたけど、赤いイヤホンでなにかお失敗したとのこと。私は、努力家だといわれますが、そうじゃないです、努力しないでも中のげぐらいはすぐにできちゃんです。そこから上へいくための努力ができないんです。自分が100%のつもりでも、120パーセントじゃないと相手には100%としては伝わらないってこともわかっているんです。もっとがんばらないといけません。おそらくこの考えは、佳林ママの考えなんだろうね。
めずらしく、自分にダメ出しする佳林。その前の佳林のいいところメッセージコーナーでは、常に佳林は、自己肯定感が高まりますを連呼していた。ほめられて、自己肯定感が高まりましたと佳林。逆に言うと、佳林は自己肯定感が低いのかもね。
それが1回目公演、2回目公演では、佳林はいつもならさらにパフォーマンスを仕上げてくる。ここがだめだったところは必ずなおしてくる。でも今日の佳林は逆だった。
1回目公演と2回目公演の、休み時間1時間30分間に、ファンとのチェキお話会が組み込まれていた。私は1回目おわって、会場の出口すぐでたところに、パイプ椅子を出してもらって、待機。2回目公演の開場までまつ。待っている間、となりの入り口でファンが間をあけて整列させれれていた、チェキお話会の参加者の列。私もカードポイント15000ポイントで申し込んだんだけど、落選。たぶん時間いっぱいつめこめるだけチェキお話会参加者をつめこんでいるんだろうね。
こうなると、佳林の復讐、修正の時間がないね。チェキお話会おわって、水分補給して、っメイクなおして、衣装に着替えて、すぐに2公演目。これはハードスケジュールだね。
そして、2公演目のノンストップ8曲披露コーナー。のりにのって赤いイヤホンをを歌う佳林。いい曲だなと私。でも佳林は曲をとめさせる。ごめんなさいごめんなさい。もう1回はじめからやらせてもらっていいですか?リハーサルではもっとちゃんっとできたんです。もう1回やらせてくださいと佳林。どうやらそのちょっと前のパートで歌詞がでてこなくて、歌声がまったくなかったパートがあった。私はこれはマイク不調のせいかなとおもったけど、佳林の歌詞とばしだたよう。
赤いイヤホンの中盤ぐらいまで歌ってから、またはじめから歌いなおし。よっぽど佳林はくやしかったんだと思う。もしかしたら、佳林ママも見学にきてたのかな。
再チャレンジで完璧に歌う佳林。そして、自分の持ち歌氷点下、未来へのフィラメントを歌う。
ノンストップコーナーのラスト、都営大江戸線。イントロが流れる。イントロおわって、出だしのメロディー流れる。でも佳林の口から歌詞がでてこない。出てくるのはハミング。ハミングをしばらく続けるも、歌詞がでてこない佳林。
またもや、とめて、とめて、歌詞がほんと出てこない。えーとなんだっけ。一人考え込む。客席からも声があがるも、声援禁止なので、その声も小さくて届かず。私も思い出す。ふーかつ・・・。私も思い出せない。あんなに好きな曲なのに。
佳林はステージで、イントロをハミングしだす、イントロからハミングすれば、歌詞がでてくるはずいや待って、まじででてこないんですけど!と佳林。そこからまた考えて、ちょっとまって、でてきそう、いやでてこない。わかった。ぶーかつで会えないだ!!と大喜びの佳林。
で、何かありました?とぼける佳林。はじめからいきますと佳林。同じようにイントロがながれる。今度は、出だしもOK。最後までパーフェクトに歌い切り佳林。
佳林は、11月26日から28日まで感染性胃腸炎のため休養、山口県でのエムラインコンサートを欠席。でもそのためのリハーサルはこなしていたよう。そして12月4日は広島でエムラインコンサート。こちらも新しい曲のふりいれ、歌詞いれをしなくてはいけない。それに加えて、バースデーイベント。そりゃ自作曲もアカペラがせいいっぱいだよね。ちょっと、ハードワークの佳林。しっかりもっと休ませてあげなきゃ。
体調不良、時間不足もあって、なかなか満足のいくパフォーマンスができなかった佳林。せめて、ワンモアチャンスで、もう一度パフォーマンスをやり直す佳林。めずらしいね。体調のいい時の「佳林、もっと自信のある時の佳林は、歌詞まちがい、歌詞飛ばしを力づくでねじふせてくる、えっ?どこか間違ってました?と逆に自信満々に歌って、その歌詞間違いとばしを気づかせない。
佳林にしたら、くやしいだろうけども、見ている私からすると、赤いイヤホンが2回もきけて、都営大江戸線のハミングもきけて、とっても貴重な歌披露だった。でもそこは佳林は許せないんだね。体調不良、リリースプロモーションのハードスケジュールをいいわけにしたくない佳林。佳林らしいね。
3、思いあふれてナミダがとまらない宮本佳林
2回目公演、ノンストップ8曲をリトライしながらもなんとかやりきる佳林。都営大江戸線の世界観が客席をつつみこんで、幸せな気分の私。佳林もにこにこして歌い終わる。
そして、最後のMC。次の最後の曲へとつなぐMC。来てくれたファンのみなさんへ感謝の気持ち、これからの意気込みを語る佳林。
1回目公演では、告知をたくさんしていた佳林。佳林公式ツイートをこれからは、マネージャーさんにも手伝ってもらうこと。佳林MGってツイッターアカウントが表示されていますけど、佳林マグネシウムじゃないえすよ、マネージャーですよと佳林。このアイデアはいいいね。佳林だけのツイートだとどうしても出演情報とか掲載情報がもれてしまう、マネージャーさんにもツイートしてもらうことで、佳林もだいぶ楽になるね。いいこといいこと。
12月24日金曜日、クリスマスイベント@ゼップ横浜では、急遽宮崎由加ちゃんもきてくれることになりました。昨日のYOYOUTUBE生配信でゆかちゃんに電話をいきなりかけて、クリスマスイブの日あいているのなら、伊イベントきてよと佳林。とまどう宮崎さん、それは私のマネージャーさんも知ってるの?ううん知らないと佳林。マネージャーさんと相談してみてあいていたらいくねと宮崎さん。てっきりその場限りの社交辞令かとおもっていたけど、ほんとに宮崎さん佳林クリスマスイベントにきてくれるのね。でもそれだけ集客が厳しいんだろうね。かりnも明日からまた応募はじまります、ゆかちゃんファンの人にぜひ伝えてくださいと佳林。あと、このクリスマスイベントで佳林に歌ってほしい曲をリクエストしています。明日までなので、ぜひリクエストしてくださいね。すでにリクエストしてくれた人どのくらいいます?と佳林が客席に問いかける。半分も手があがっていないような雰囲気を感じた私。
あと、ツイート連動企画をやります。私のツイートをリツイートしてくれたら、動画が見れるんですと佳林。そういった機能がツイッターにはあるのね、知らなかった私。
今日のグッズも通販で販売します。記念ファイルといって、今日入場時におわたししたカードをそこにいれてください。これからどんどん、そのカードがたまっていって、この記念ファイルをもっていれば、庫古参アピールできますよと佳林。このカード規格はいいかもね。佳林のイベントに参加するたびに1枚カードをもらえる。かつてのベリーズ工房のりさポイントいみたいだね。りさこポイントは架空のりさこがただ口でいってるだけのポイント、今日来てくれたみなさんにはりさこポイント1おポイント、最後のツアーのほうでは、今日は特別100ポイントあげちゃいますとわけがわからなくなっていた。その点、このカードだと実際にモノがあるのでいいね。私も注文しなくちゃ。
これが1回目公演の最後のMC。
2回目公演も同じように告知宣伝をひととりすませる佳林。でも3ついうべきところ1つでてこない佳林。そして、感謝の言葉をのべる佳林。
いつものように、私は言葉にするとうそっぽくなるんです。だから、歌やパフォーマンスで感謝の気持ちを伝えていくってずっといってきたんですが、23歳にもなったので、やっぱり言葉でも伝えていかないといけないなとも思ってます。と佳林。
でも、私はみなさんが思っている以上に、みなさんがいてくれるから私がいれるんだとほんとに思っているんです。でも言葉にだしちゃうとなんかうすっぺらくなっちゃんです。
とここまでは笑顔でしゃべっていた佳林。でも、いきなり声の調子がおかしい。なんかこみあげくるナミダを必死にこらえている佳林の声。言葉でいうとほんとうそっぽく聞こえるってみんなからよくいわれるんです。ナミダをおさえながら必死でしゃべる佳林。どうしたどうしたいきなり。
佳林のナミダがあふれ出る。感情がおさえきれない。なんども涙をおさえようとするも、大便の便意がリズミカルにわきおこってくるかのように、感情が波をうってあふれでる。
ハロプロを卒業して、現役じゃなくなったという人もいるんえですけど、私はずっと現役で、なにも変わってないんです。でも、見る人によったら、やっぱり違ったように見えるらしいんです。たしかに、ハロプロにいるときは、気づかなかったけど、ほんとハロプロはあたたかい場所でまもってくれていたんだなと思います。
ソロになって、想像していたのと全然ちがっていて、正直、しっともしました。私がソロでやっていっていいのかな。自分の存在意義を見失いかけた時もありました。
涙が止まらない佳林。なぜいきなりこんな状態になったか客席もいまいち理解できない。あとから考えてみると、赤いイヤホン、都営大江戸線のやり直し、その前からの、時間不足で、復讐練習が十分できなかった、しかもバースデーイベントと並行してデビューCDのプロモーションのお仕事もたくさんはいってる。しかもエムラインのツアーのリハーサルも立て続けにあって、休む暇がない。そんな中にあって、かば曲を減らして、それに集中して、制度をあげていくっていったのに、赤いイヤホンと大江戸線はやりなおしをしてしまった。くやしい佳林。佳林ママのあの声が、佳林の脳内で自動再生、しかもエンドレスリピート再される。もっとできたでしょ?もっとでたでしょ?
くやしい佳林。ナミダがあふれる佳林。
こんなに本気モードで泣いている佳林は、9年ぶり。2012年12月1日、大阪シアターブラバ劇場のシュガースポットの舞台の終演後のサプライズ誕生日ピンクサイリウム祭りの、あの泣きじゃくる佳林以来。あの時の佳林は、こんな研修生の私に、こんなことしてもらって・・と声をつまらせながら泣く。うれし涙。
そしてあれから9年後23歳になった佳林もまた、あのときのように、泣きじゃくる。考えてみればこのナミダは、どちらもくやしナミダなのね。後輩はどんどん先にデビューしていっているいまだ研修生の私。、なのに私のデビューをまってくれているファンがいる、デビューできない私がくやしい。そして今日も、私が求めるぱふぉマンスレベルにたっしていない、ファンのひとに感謝を伝えるパフォーマンスができていない、くやしい。私はパフォーマンスで感謝の気持ちをあらわすといっときながら、2曲もやりなおし。くやしい。悔し涙佳林。
これほどまでに、くやしさを表に出す佳林ははじめて。それほどまにソロってプレッシャーが相当あるのね。。心配になる私。
佳林はいままで、自分の本心はあまり表にだしてこなかった。第三者の発言だとカモフラージュして自分の気持ち考えを、こそっと出した程度。それも、その時は木塚らない程度。
かつて、佳林は、二十歳の誕生日を迎えた時に、いろんなインタビューで、こう答えていた。人によったら、二十歳を過ぎたらもうアイドルじゃない、アイドルは10代までだっていう人もいるんです。でも私はがんばる。
あとから考えてみると、これは、佳林自身の考え方なのね。あとあとになって、佳林は二十歳前後でJuice=Juiceからの卒業を考えはじめたと明らかにしている。その時期がこの二十歳過ぎたらもうアイドルじゃないという人もいる発言の裏に隠れていたのね。
昨日のYOUTUBE配信で、大看板をだしてもらえるように、宮本をもっとプロモーションしてもらえるように、それにふさわしい宮本佳林にならなくちゃと言っていた。
これも、そうなのねとその時は思った私。でも今日のこの佳林のナミダの気持ちの吐露。正直、ソロになってこんなはずじゃなかった、嫉妬もした。これは明らかに、4年前に先にソロデビューした鈴木愛理への嫉妬のこと。愛理のソロデビュー時は、渋谷に大看板、しかもテレビCMと連動、あなたは鈴木愛理を知っていますか?という電通かどこかの広告会社に莫大の宣伝費をかけてつくってもらったプロモーション。佳林もきっと、同じようにプロモーションしてもらえるはずと御持っていたはず。
でも、コロナのため、鈴木愛理のその莫大なプロモーションの結果でもある、2020年4月の横浜アリーナでの鈴木愛理単独ライブは中止で、2年たとうとしている今でも横アリでの鈴木愛理のコンサートの実現はない。かろうじて、愛理は日本武道館でのキャパ半分のライブ。同じく、佳林の卒業も延期で、その後のソロデビューもだいぶおくれてのソロデビュー。佳林のいうとおり、佳林が卒業をきめたころとはだいぶ世の中がかわってきたね。
そこを佳林は、全部自分の力のなさだとくやしがる。これがまさに佳林。僕がだめなんじゃない、世の中がわるいんだ。そうは決しておもわない佳林。全部自分の努力不足。それが佳林。心がしめつけられるね。
一方、佳林は、自作の曲、ほんとは、で、私はもう無力感でいっぱいなのと歌う。生まれてきてくれたありがとうというのは。佳林が佳林自身へのはげましともとれる。無力感。自分がやらないといけない、自分が努力すれば報われる。それが通じなくなってきたこの世の中。このほんとはの曲は、佳林のSOSなのかもしれない。
かつて、カントリーガールズの最年少小関まいは、ラジオで、自分んの家の飼い猫の話をしていた。私は飼い猫と話ができるんです。学校からかえってきて、猫ちゃんに話をきいてみると、とっても腹立たしんです。かわいそうなんです。猫は、まいちんが学校にいっている間、ねこの学校にいっているみたいなんですけど、そこで、いじめられているらしんです。そう猫が私に話かけてくるんです。
このラジオを聞いたとき、なんて想像力豊かな女の子なんだろう。中学2年生ぐらいの小関まい。物語をつくるのがとっても上手だなと感心した私。
ただ、それから5年ほどたって、何かのインタビュー記事で、中学生のころ学校でいじめられていたと告白する小関まい。つまり、あの時の、いじめられていた飼い猫の話というのは、小関まい自身の話だったのね。このことに、当時気づいた人はほとんどいないと思う。みんなはおもしろがって聞いていた。
今思うとあれは小関まいのSOSのサインだったのね。SOSのサインと同時に、自分の気持ちの整理、自分を客観視しよう、自分のつらさを客観視して、そのつらさを相対化させようという小関まいの無意識の試みだったのね。逆にいうと、飼い猫のいじめられた物語をつくることで、小関まい自身は救われt、現実を受け止め、立ち向かえた、耐えられたっていうことなんだろうね。
佳林もソロデビュー1年目。想像していたようにプロモーションはしてもらえないわ、なぜか私だけ、エムラインコンサートフル参加だし、あとからデビューする小片リサはいきいきとソロ活動をしているし、なんか、くやしい、無力感でおしつぶされそうになる、とおもっているかもしれないけど。
鈴木愛理も℃-uteを卒業して1年間は、ほぼ何の活動もなかった。愛理が当時を振り返り、先がみえなかったといっていた。ソロデビューできるのすら見通せなかったとと、デビューイベントの時にナミダ声でしゃべっていた。佳林のこのソロデビュー1年目のナミダ、くやしさ、おもっていたのとちがったというのは、ソロデビューあるあるなのね。そのことをぜひ佳林には気付いてほしいね。
佳林の飼い猫ジャスミンか飼い犬チョコに、架空ソロデビューさせてほしいね。それを佳林にラジオでしゃべってほしいね。
とおもったけど、ジャスミもチョコももうこの世にはいないのよね。となると、佳林に客観性をおもいださせてくれるのは、佳林ママしかいないと思うの。こどもがはじめて自分とは違った人間の存在、客観性にきづくのは、母親に対して。佳林ママが佳林のそばにいてくれれば、きっと佳林は大丈夫。今のこのつらい時期もきっとのりこえてくれるはず。そう信じたい。
そして、ファンというのはいかに無力な存在なんだろう?
4、私のナミダ
佳林のこのナミダ宣言は、最後は、これから、がんばる。もっと質をたかめていきたいと明るく、笑顔でしめくくる。最後はこの曲、多様性の恋おを歌った曲、規格外ノロマンスを聞いてくださいと佳林。曲終わって、笑顔で客席のすみからすみまで笑顔で手をふって、そして、またねーと笑顔ではけていく佳林。いつもの佳林にもどっていた。
ただ私は、佳林の涙の意味をずっと考える。あれは何の涙なのか?ずっと考える。帰りの新幹線ではクワーティーケースパッチという文字入力しずらい小型iPhoneキーボードで佳林ブログにコメントする。
佳林の涙の前、佳林の歌で涙する私。氷点下と、未来へのフィラメントで涙がでてくる。未来へのフィラメントはよくよく歌詞を聞いてみたら、永遠の別れと再会の希望を歌っているのね。それに気づいてなんていい曲なんだろう、なんてせつない曲なんだろう?涙がとまらなかった。
佳林のもとからいなくなっていったおじいちゃん、チョコ、ジャスミン、でも永遠の別れは、未来ではいつでも会える別れになっている。ナミダがとまらなかった。そしてそのあとの、都営大江戸線の六本木駅で抱きしめてむねきゅんソング。こちらでものこり涙が私の目からこぼれおちた。
佳林いべんとおわり、半蔵門線住吉駅へ、そこから来たルートを逆にたどって、東京駅へ。20時40分ごろには、東京駅に到着するも。そこで10分以上まって、のぞみを1便はやめることはできず、最終の21時24発新大阪行き最終で帰宅。手引きしてくれた駅員さんや、パーサーがやたらしたしげにはなしかけてきた。その白杖のベルはクマよけですか?トイレにいくんでしたらハンカチはおもちですか?今日はお仕事ですか?ほっといておくれよと心の中の私。佳林のあの涙の意味をまだ解釈できていない私。絵金からしてみたら、むすっとしている私に気を使ってくれたんだろうね。ありがたいね。なので、すべての問いかけに丁寧に答える。そうですこれはクマよけなんですけど私は人よけにつかってます、そりゃもちろんハンカチもってますよ、今日はお仕事ですかには答えず、いつもなら、いやー、宮本佳林さんっていう人のコンサートにいってきたんですよといって、佳林CDをプレゼントするところなんだけど、そこまで気が回らず。阪急電車の採集にのれるかのれないかギリギリだったため。気がせいている私。心に余裕がないとだめだね。
無事阪急の最終電車にものれて、家には0時40分ごろ到着。12時間ほどの日帰り遠征だったけど、なんか今日は濃密な長い1日だった。
宮本佳林バースデーイベント2021 ~初めての記念日 @東京 江東区民公会堂 ティアラこうとう
0 佳林のいいところメッセージ
1.ほんとは(アカペラ)
MC
2.ロマンティック浮かれモード 藤本美貴
3.恋はマグネット カントリーガールズ
4.どうして僕らにはやる気がないのか
5.赤いイヤホン アンジュルム
6.氷点下
7.未来のフィラメント
8.いい女ごっこ1回目/少女K2回目
9.都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて チカテツ
MC
10.規格外のロマンス
公演時間2回目は、1時間10分。その後規制退場。
宮本佳林『未来のフィラメント』(Karin Miyamoto [Filaments of Future])(Music Video)
『都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて/CHICA#TETSU』LIVE BEYOOOOOND1St_09
宮本佳林『規格外のロマンス』Promotion Edit
12月1日発売の宮本佳林1STシングルCD収録曲「規格外のロマンス」。佳林によると、今の時代にあった、多様性の恋を歌った曲とのこと。それを読み解くのは佳林の涙の意味を解釈するぐらい難しいと思うの。ぜひみなさんも聞いてみてね。多様性を感じられるかどうか。