カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

但馬の小京都 出石。

2006-07-04 19:04:20 | ドライブ
昨日の続きです。

お城の正面には お城より有名な「辰鼓楼(しんころう)」があります。



明治4年に櫓台に建造されたもので、明治14年からは時計台として
親しまれてるということです。
5時20分を差してますね。もう人通りもまばらになってきてます。
お店もぼちぼち終いかけてる・・・早ッ!



城下町情緒の商店街。まだまだ明るいと言うのに人通り少な過ぎるし。
でも、熱心に呼び込みとかする店もあり、おかげで
お餅とか買ってしまいました。画像はありません。帰りにお腹の中に収納しましたから。

ここへ来たからには当然、出石皿蕎麦を食べて帰らないと。
しかし、蕎麦屋さんが数十軒、いやそれ以上!軒を連ねてます。
何処が本当に美味しいのを食べさせてくれるのやら、検討が付きません。
それに6時前だと言うのに、次々とお店が閉まって行きます。

そんな時、家内が見つけた八百屋さん。ばかでかい完熟トマトが6個ひと盛り500円、
キュウリ5本で100円。安かったみたいです。
そこのご主人に「お蕎麦は何処が美味しい?」と訊いてみました。
ちょっと言いにくそうだったけど「大きいお店より、こじんまりしたところがいいよ」
「次の次の角を曲がって奥に・・・」と路地の方にあるお店を紹介してくれました。



「古都」ってお店で ここにも出てます。
古い民家で、お店って感じじゃありません。



田舎の普通の家に入って行く感じです。中も懐かしい佇まい。



これが出石蕎麦の真骨頂。皿蕎麦です。5枚の皿に分けてある。
濃いめの汁に、摺り立ての山葵。とろろ(山芋の摺ったの)と、
小さめの鶏卵とネギが添えられてます。



こちらは おろし蕎麦。大根おろしとかつお節、シンプルです。
これも同じ汁を掛けて食べます。共に750円。

しっかりした手打ちで、コシ、風味とも申し分なかったです。
京都の白っぽいお蕎麦と比べると黒っぽい蕎麦でした。
汁も濃いめですが、ちょうど塩梅も良く。なかなか美味しかったです。
5皿に分けてある理由がよく分かりませんが、おそらく
最初は汁だけで、次にとろろを加えて、さらに卵を入れて・・・とか
しながら楽しむのでしょう。

どちらも満腹になる量ではありませんが、まあいいでしょう。
さっき買ったお餅を食べながら帰ることにします。

出石の詳しい情報は出石町公式観光ガイド


そうそう帰りは高速道路で雨に遭いました。もちろんオープン状態。
ワイパー普通スピードでしたが、
オープンでも雨入ってきませんね。初体験でした。