カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

梅宮大社 庭巡り

2008-06-02 00:40:38 | 京都徘徊記
梅宮大社の神苑、咲耶池の周りは四季折々に花が見られるようです。






やまぼうし(山法師)[ミズキ科]

その名の由来は、中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い花びらを
白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の山法師になぞらえたもののようです。
よく見られるヤマボウシは、花びらがもっと白くて先が尖ってるのですが
ここのは、うっすらピンクがかってました。








うつぎ(空木)[ユキノシタ科] 別名:卯の花

「卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて・・・」の花です。
 ↑このフレーズを読む時は、どうしても節がついてしまいますね。
万葉集にも24首ほど詠まれてますが、ホトトギスとセットに
なっているのがほとんど。

皆人(みなひと)の、待ちし卯(う)の花、散りぬとも、
鳴く霍公鳥(ほととぎす)、我(わ)れ忘れめや   
作者: 大伴清縄(おおとものきよつな)

かくばかり、雨(あめ)の降(ふ)らくに、霍公鳥(ほととぎす)、
卯(う)の花山に、なほか鳴くらむ
詠み人知れず





霧島ツツジでしょうか、もう満開の時は過ぎて
池に映る花影も少し寂しいです。





神社の池には、白鷺が似合いますね。(写真はコサギちゃんです)





万葉集にも1首ありました。

池神の力士舞(りきしまひ)かも、白鷺(しらさぎ)の、
桙(ほこ)啄(く)ひ持ちて、飛び渡るらむ
作者: 長忌寸意吉麻呂(ながのいみきおきまろ)




これは べにうつぎ(紅空木)[スイカズラ科]
似た花が幾つかあるので、自信無いです。
空木の名ですが、卯の花とは、科も違いますね。





つつじの花の名前は・・・よく分りません。平戸つつじでしょうが
ピンクの躑躅でいいよね。




これがまた難題でした。調べたけれど分かりません
ツツジ科だとは思うのですが・・・









紫陽花の咲く小径では スケッチする人、写真を撮る人・・・