カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

尾道といえば・・・Part-2

2011-01-13 18:15:25 | 旅アルバム
暮れの小旅行、倉敷に泊まるというのは早くから決めていたのですが
尾道に寄ってみようというのは出発直前。僕の希望でした。
できれば因島や福山城、鞆の浦にも行って観たかったのですが・・・
あまり欲張ると慌ただしいだけになりそうなので、
ここはゆったり半日つぶすつもりで。とはいえ、中華そば食べて
うろうろし始めたのはもう3時を過ぎてから。
日が短いのであまりゆっくりできないかも・・・

尾道のイメージは? 瀬戸内海、しまなみ・・・風光明媚。
文学少年少女なら文芸の街。くいしん坊は当然、尾道ラーメン食べ歩き。
猫好きにはとっておきのにゃんこスポットが・・・

今はNHK連続テレビ小説「てっぱん」の舞台としてロケ地観光などがあるのかな。商店街の端っこには案内所が設けられてました。
この番組、僕は見たことが無いのでここへ来て初めて知りました。





この街は映画や小説の舞台によくなるようですね。

文学のことはさっぱり分からないのですが、とりあえず「文学のこみち」なんぞを散策してみることに。



やたらと坂道、階段の多いところです。








スタンドマンもご苦労さま。

尾道ゆかりの作家・詩人の名作がつづる静かな散歩道、点々と25の石碑があります。全部は見れてないだろうけど。
正岡子規、志賀直哉、中村憲吉、林芙美子に緒方洪庵、松尾芭蕉、十返舎一九!柳原白蓮も・・・etc.







『暗夜行路』の志賀直哉旧居。もう年末休暇のようで中には入れませんでした。


文学公園にて


志賀直哉旧居のお隣りにこんなカフェがありました。『都わすれ』
ちょっと寄ってみたかったな、ここも年末で閉まってました。





中村憲吉旧居
広島県三次市に生まれ、昭和初期のアララギ派のリーダー、現代歌人の第一人者として活躍するが病に倒れ、千光寺山中腹のこの家で静養するが、46歳にして没す。

千光寺に夜もすがらなる時の鐘
   耳にまぢかく寝(い)ねがてにける

病むわれに妻が屠蘇(とそ)酒をもて来れば
   たまゆら嬉し新年にして


他に「文学記念室」があり、そこでは『放浪記』の林芙美子をはじめ尾道ゆかりの文学者の愛用品や書簡、直筆原稿等を展示しているそうです。行けてませんけど。


この旧尾道エリアというのは、お寺や神社が密集してる感じでした。
路も千光寺を頂点にする千光寺山から放射線状にある感じで、海側の麓にはお寺が軒を連ねてる様相。
路はと言うと階段、坂道なので徒歩オンリー?僕らも善勝寺前の有料パーキングにロドを停めて歩いたわけですが、お寺の無料駐車場も多々あったような・・・(^_^ゞ




これは善勝寺隣りの妙宣寺だったかな。桜が満開でした・・・!?


こちらは艮神社の桜・・・何でッ!年末やゆうのに。
ここらは境内も繋がってるって感じで、境内を歩いていたらいつの間にか違う寺になってたりします。


千光寺山の中腹まで来ると天寧寺の三重塔が上から見られます。
遠景には尾道水道も臨めて、だんだん絶景に。









さていよいよ「千光寺」。どうやら尾道の代表的なお寺のようです。
千光寺山公園などもあり、ここだけで1日観光できそう。


千光寺、ここが本堂かなぁ。
ここへ来るまで毘沙門堂とか三十三観音堂とかがありましたが
とにかく見どころはたっぷりあるようです。『千光寺マップ』
残念ながらお参りしてる時間は無さそうです。

それより、ここまでずっと登り坂を寄り道しながら歩き続けて、へとへと。さっさと山頂へ行って、ちらちら見えていたロープウェイに乗って帰ることにします。


山頂には展望台もありました。





ロープウェイがあるのは知らなくて、散策途中にちらちら見えていたので、これはもう見逃せません。絶対帰りは乗ろうと・・・(^_^ゞ
あとで「今度来る時は登りをロープウェイにして下り坂で散策しよう」と話し合ったのはナイショ。




2010.12/29、尾道 千光寺山にて。