カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

アジサイ、満載。

2011-06-20 18:58:54 | 花だより
11日に行った法金剛院の続きです。
花菖蒲は見頃だったけれど、紫陽花(アジサイ)は少し早かったかも。
まだ色づいてない花も多かったです。












梅雨時期には欠かせない花、日本原産で古来から愛でられていた花なのに、意外と古典には登場しません。
万葉集に二首ありますが、古今集から新古今集までの八代集に、紫陽花を詠んだ歌は一首も現れません。どうやら平安貴族には嫌われていた?
色が変化することから、移り気、あるいは人を欺く・・・何てことから
政略、陰謀、詭計・・・疑心暗鬼を生じていた当時の貴族には受け入れられなかったのかも。実を結ばないところも嫌われた原因かな。













ともあれ、梅雨の風物詩として季節の庭を彩ってきたのは確か。
今では多種多様の品種があり、全国各地にあじさい園や並木など名所が数多くありますね。
これほどもてはやされるようになったのも、江戸末期、長崎に住んでいたオランダ商館医師のシーボルトが自国に持ち帰り紹介したのがきっかけで、後にヨーロッパで大ヒット?きっと東洋から来たミステリアスな花がウケたのか、欧米で品種改良が進み、それが逆輸入のカタチで日本でも園芸種の品評会の華に!









僕らの子供の頃のイメージでは、アジサイと言えば手毬型、ドッチボールほどの大きさに丸く咲くって印象が強いのですが、あれは西洋アジサイだったのですね。
今ではアジサイと言っても豪華絢爛なものから、野趣あふれるものまで。ひとつのアジサイ園に行っても多種多様な花姿が楽しめます。
ちなみにアジサイはユキノシタ科と憶えていたのですが、最近はアジサイ科(ユキノシタ科)と表記しているのをよく見ます。ウツギ(卯ノ花と言った方が分かるかな)もアジサイ科に入ってるみたい。





ついでに、これはヤマボウシ(山法師)の花です。
これも日本原産と言われています。(ミズキ科)


花を撮ってると、ついつい追いかけてしまうのが・・・









蜂さん、三種。上のクマバチくらいしか名前は分かりませんが・・・




テントウ虫も見ッけ♪







クロアゲハも飛んでたのだが・・・撮れんかった。(^_^ゞ





2011.6/11、法金剛院にて。