カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

桟敷で、かんげき♪

2011-09-01 23:55:39 | 京都徘徊記
更新をサボってたらいつの間にか9月・・・
今年の夏は何かやる気が無く・・・写真のファイルを見たら7月に撮った写真が無い。(^_^ゞ
8月も神戸のミーティングとこの南座だけ・・・ため息が出るな。

お盆も結構長い休みがとれたが、出かけることもなくだらだら過ごした。そんな中、15日の南座のチケットをまたもらったもので行くことに。





いつものように賑わってるけど、出し物は



納涼喜劇特別公演「恋のきつねうどん」と「二人のオンステージ」
藤山直美と前川清が共演するお芝居と歌謡ショーの二本立て♪
何とこの日のチケットの席は、一度座ってみたいと思っていた
桟敷席(実際は桟敷じゃないので南座でも特別席と呼んでいる)。
特別席は一人13,650円もするらしい、もちろんペアで頂いた。




南座の席の料金(今回の公演)は、1等席12,600円/2等席7,350円/3等席4,200円/特別席13,650円となっていた。
よくは知らないけれど、1階は全て1等席、その両脇に桟敷席(特別席)がある。2階も正面は1等席、両脇は桟敷席になっている。3階に2等席と一部3等席があるらしい。2等、3等席はわずかなようで、ある意味貴重かも。観劇通は3等席で何度も通われるとか。オペラグラス持参でね。

桟敷席はというと、芝居を観るには決して良い位置とは言えません。左右の壁際ですからね。しかし一段高くて見晴らしは良い♪(他人の頭越しに観なくて済みます)。何と言ってもスペースには余裕が(一般席は窮屈で辛いです)、それにテーブルがあるので幕間の食事も楽しみ。
ま、昔は(今でもかな?)旦那衆が祇園の料亭から仕出しを取って、会食など・・・。今でも南座の顔見世などでは花街の綺麗どころがズラリと並んで客席を華やいだものにするとか。いずれにしろ歌舞伎観劇などでは着物姿が目立ちます。
ま、今回の場合は庶民的な松竹新喜劇?ですからね・・・





桟敷らしく畳敷きですが、掘りコタツ式に足は伸ばせます。座イスと座布団が用意されているので、快適。二人が1ブロックで、ひとつの扉から3組が入れるようになってました。6人分の靴が収められる下駄箱も備えられてます。

お芝居はと言えば、藤山直美だから面白くないはずも無く。小島秀哉、小島慶四郎など子供の頃テレビで観た松竹新喜劇の顔ぶれも見られて、懐かしいやら嬉しいやら・・・前川清のウダウダの芝居をカバーしてあまりあるメンバー揃いです。(^_^ゞ
藤山直美と言えば、藤山寛美の娘。5人姉妹(上2人は母の連れ子)の末っ子。顔を見て分かる通り間違いなく寛美の実娘ですね。
実家はウチからそう遠くない(歩いて行ける)ところにあり、行った事は無いですが・・・歳も私より4、5歳下のはず。子供の頃をよう知ってるよってかたを知ってます。(^_^ゞ

さてさて、お楽しみの幕間弁当は・・・



いつもの? 南座花萬の幕間弁当









第一部の芝居が終わると、第二部の「二人のオンステージ」歌謡ショーですがその間、時間があったので館内をうろうろ。



3階席からの眺めです。この日も藤山直美の宙づりがあったので、その時は見物だったでしょうね、藤山直美もたっぷり3階席のお客さんにサービス演技してたようだし・・・



売店には前川清のコーナーもありました。
「前川まじめ本舗」・・・どこがまじめやねん!こんなん買うヤツおるんかいな。


・・・って、買いました。(^_^ゞ



「長崎は今日も飴だった」・・・




歌謡ショーは、さすが水を得た魚のような前川清。芝居とは大違い・・・
欣ちゃんファミリーで鍛えられた軽妙なMCもさすが、直美との掛け合いでも大いに客を湧かせます。
舞台装飾も演出も、何とも古き昭和ムードで劇場の年齢層にピッタシ!(笑)

兎に角、楽しめましたよ。チケットを下さったH車販売店の営業さん、いつもありがとう。




2011.8/15、京都四條 南座にて。