カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

我庭花録〈文月〉

2013-07-28 01:41:39 | in My お庭
我が家の庭は今、ジャングル状態。しかも猛烈な蚊の大群が潜んでいます。
とてもじゃないけど写真など撮っていられない・・・



ユリオプスデージー〈キク科〉 撮影日〔7月21日〕

本来、真夏には咲かない花ですが・・・おかしいな。




モントブレチア(クロコスミア)
和名:姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)〈アヤメ科〉〔14日〕







突然の雨で、チョウチョも雨宿り〔14日〕




薮萱草(やぶかんぞう)〈ユリ科〉〔26日〕



今年は久しぶりに柿が豊作のようです。美味しい柿なので採れるのが楽しみ♪







畑ではししとうが何とか順調に。

イチジクが小さな果実をつけていました。

いや、これはまだ果実ではなく、開花前のツボミ?
とにかくこのイチジクって奴は、常識を一脱してるって言うか、型に嵌まらない奴です。
漢字で「無花果」って書きますが、これって花が咲かないのに果実がなるように
思えるからです。イチジクの果実の中に、つぶつぶした食感のモノがありますよね、
あれが花なんです。果実の中で咲いているって仕組み。だからこんなに小さな果実は
まだ花が咲く前ってことになります。

もう少しややこしいことを言うと、イチジクにはオスの木とメスの木があって、
イチジクコバチというハチだけが花粉を運ぶことができ、それで受粉し、種子を
つくります。イチジクコバチはイチジクの実に卵を産むので、イチジク無しでは
子孫を残せません。お互い様、共に相手が必要な関係です。

ただ、この両者にはこれだけでは済まないもっと複雑な関係があるのです。
オスの木とメスの木があるってことは、オスの木になるオスの実には花粉を持っている
雄花があり、メスの木のメスの実には受粉して種子をつくる雌花が咲く訳ですが
この2つの実は、外見からは区別がつきません。
そして、花粉を媒介するのはイチジクコバチのメスだけ。卵を産むため、雄花で
花粉をつけたメスのイチジクコバチが、イチジクのオスの実とメスの実の区別が
つかないまま、実の中で咲く雄花、雌花に入っていきますが・・・
メスの実の雌花に入るとイチジクは受粉ができるのに、メスバチはメスの実の中では
卵を産むことができず死んでしまいます。オスの実に入れば卵を無事産むことが
できますが、イチジクは種子をつくることができません。
協力し合ってるのかどうなのか、微妙な関係ですねぃ!(^_^ゞ
ちなみにイチジクコバチのオスはと言うと、イチジクのオスの実の中でメスバチと
共に育ち、交尾したメスバチを送り出した後、力尽き実から出ることなく息絶えます。

この不思議な関係、無くてはならないものでも無いようです。
日本では、このイチジクコバチは気温が合わず生息できません。それに日本にある
イチジクの木はメスの木だけ。受粉しなくても実は熟し食べられるようになります。
木を殖やすのも種子に頼らなくても挿し木で殖やせるので・・・これも人間の知恵?




夏の緑も良いものですね。これは何の木の葉か分りませんが、刈っても刈っても
新芽を出して茂ります。この葉が万札だったらな・・・って。(^_^ゞ



夏ツバメ


近所のツバメの巣で、二度目の子育てが見られます。
子ツバメは、かなり大きくなっていましたが、まだ燕尾服は似合わないかな。
まだ生きていくのは親頼みのようです・・・


子カマキリ


翅も生えていないのに、偉そうにヒップアップのポーズ?



でも偉いね、もうとっくに親離れ、自分で生きていってます。


モクレンの木に、クマゼミくんが・・・



セミの一生は、大半が土の中。
アブラゼミとミンミンゼミでは7年目、ニイニイゼミでは4年目に新成虫が発生することが
調査でわかっているそうですが、クマゼミは?まだ誰も調べたことが無いそうで。
ま、根気の要る観察ですから仕方ないかな。そのクマゼミくん、一時の大繁殖から
ここのところ減少傾向にあるらしい。逆にアブラゼミが盛り返しているとか。


SX50HSのマクロ撮影です。ワイ端で0cm、テレ端でも1.3mまで寄れます。
↓写真はテレ端で、ノートリミング。



2013.7/27、庭にて。