カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

兎が道案内、宇治神社。

2015-04-12 23:37:30 | しゃじ
この神社も宇治上神社と同じく、創祀(そうし)や創建年代などの起源は
明らかではないですが、創祀は仁徳天皇という説もあります。

主祭神は菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)で、仁徳天皇とは
異母兄弟。父である応神天皇が皇太子と決めていたのですが、兄の仁徳天皇に
皇位を譲るため自害されたとか。
そんな弟の死を悼み、仁徳天皇が創祀されたというものです。

この神社のすぐ近くにある宇治上神社は、菟道稚郎子の離宮
「桐原日桁宮」(きりはらのひげたのみや)の旧跡であるといわれており、
二社を合わせて「離宮明神」とされた時代がありました。
宇治神社を離宮下社、若宮と呼び、宇治上神社を離宮上社と呼んでいた。

写真は朝霧橋ほとりの船着き場跡?

源氏物語 宇治十帖(四)早蕨(さわらび)のくだりが書かれた立札。
ゆかりの地だけあって、あちらこちらにこのような立札がある。
ちなみに、莵道稚郎子は源氏物語の「八の宮」のモデルといわれています。



〈一の鳥居〉
朝霧橋のたもとに鳥居が、ここからが宇治神社です。



参道の石段を上がったところから見ると、宇治川を隔てて対岸にある
平等院の屋根が鳥居越しに見えます♪




石段の右手に宇治七名水で唯一、今でも湧き出る桐原水(きりはらみず)の
手水舎があります。


〈手水舎〉
大きな姿見が備えられたもので水口は龍ではなく、うさぎさんです。



拝殿は「桐原殿」と呼ばれています。


〈拝殿・桐原殿〉


社務所兼案内所?御朱印もここでもらいます〈参集殿〉

〈喜撰法師の歌碑〉
「わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり」
小倉百人一首でもお馴染ですね。絵柄は確か「坊主」だったと・・・(^_^ゞ



〈ニの鳥居〉
拝殿の後ろにある鳥居からまた石段を上がると、本殿があります。


〈本殿〉(重文)
中には木造莵道稚郎子命坐像(重文)が祀られています。



本殿左右には末社群が・・・

右手に、住吉神社、日吉神社、春日神社。左手には、廣田神社、松尾神社、
高良神社、伊勢両宮の四社。
本殿右、末社の手前にパワースポット・願いうさぎ像があったのですが、
気がつきませんでした・・・ザンネン

宇治上神社もそうですが、ここもやたらと兎が出てきます。
菟道に因んでのことなんですが、ここには伝承がもうひとつありまして、
 御祭神が、この地に住まいを定められて、河内の国より向かわれる途中、
 道に迷われ難渋している時に、一羽の兎が現れ、後からついて来られる
 御祭神を振り返り振り返り先導申し上げたという古伝により「みかえり兎」
 と言われ、この後、道徳に叶った正しい人生の道を歩むよう教え諭して
 いるもので、神様のお使いとされております。
 又、菟道という字を「うぢ」と読み、内なる場所の意味を持ち、
 後に「宇治 うじ」という字になったとも言われている。(HPより)

それでですね、私もうさぎちゃんに導かれるよう変りみくじの売り場に・・・



宇治上神社のは碧いうさぎ(別に酒井○子のファンではありませんが)、
宇治神社は「みかえり兎」ですね。ピンクを選びました♪





※注:おまけでカッパ赤ちゃんは付いてきません。(^_^ゞ







2015.3/22、宇治神社にて。