カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

石段下の石のそば・・・

2016-05-02 19:27:42 | ランチ/カフェ
また悪い癖、タイトル、わけ分からんし。
まぁ検索には引っかからへんし、ええやろけど・・・(^_^ゞ


〈祇園石段下のT字交差点・南西角〉



ローソンと石段下交番。どちらも景観保護?

交番の西隣りは只今工事中、以前は京都市立弥栄(やさか)中学校、
こんな繁華街のど真ん中にね!杉本彩が通っていた中学校。5年ほど前
閉校されて今年、跡地に日本漢字能力検定協会(漢検)が「漢字博物館」
をオープンさせるのだとか・・・



その隣りの変な建物が「ぎおん石」のビル、そして旧・京都祇園ホテル。
今はアパホテルになってる。1階はスタバに・・・
石段下も変わってきましたねぃ。

『ぎおん石』は石段下でも特異なカタチをしたビルなので、
昔から気になっていましたが、入ったことがありませんでした。



だいたい何の店かようわからんし・・・
1Fは、宝飾店の様で、ちょっと違う?天然石を扱っているお店。
店内はそれなりにゴージャスな雰囲気、店員さんもスーツでシャキッと、
でも賑わっている感じは無いから、経営が成り立っているのか疑問。
ここ祇園と銀座にも店があるんですね、やっぱそれなりのお客さんを
相手にしている商売なのかな・・・
だから、今まで入ってみることが無かった。(^_^ゞ



建物もモダンと言うか、かなり個性的。建てたときは景観問題とか
起らなかったのかなと思うほど。1969年に建てられたビル、
もう半世紀近い。よく見るとかなり凝ってます。
側面のデザインやテクスチャーが面白い、壁面から突き出した
丸い照明はかんざし?髪飾りの様で祇園の街にマッチ?(^_^ゞ
知らず知らず石段下のランドマークにもなっています。見方をちょっと
変えると、正面が漢字の「石」をデザインしたようにも見える♪

1Fが専門的なお店なんで、ちょっと入るのに躊躇しますが、店内にある
エレベーターで2Fへ上がると喫茶室。3Fには蕎麦処があります。



3Fの「ぎおん石 京そば処」でお蕎麦を食べることにしました。
店内のインテリアは外観同様、かなり個性的。蕎麦屋とは思えません。
昭和40年代に造られたままなんでしょうが、モダンだったでしょうね。
壁から突き出した球形照明は外観と共通イメージ、石窟を思わせる
コンクリートの壁、天井。漆黒の金属板が貼られていたり、
アート感覚に溢れています。
席は、ゆったり高級感が・・・どんなお蕎麦が出て来る?



宝石入りでもなく、普通なんですけどね・・・器はいいよね♪

〈にしんそば:1000円〉

      〈鳥なんば:1000円〉

ちょっぴり祇園価格が入っている気もするけど、味のレベルは納得です。



吹き抜けの中庭には、わらべ地蔵さんも。これもここの製品です。
京都の観光地で見かける地蔵さん、ここが納入されたものもあるとか。


石段下で古くからある純喫茶、そう言えば入ったことないかも・・・



創業から60年以上の歴史を持つ純喫茶、『珈琲 カトレヤ』。



「全席たばこ吸えます!」・・・禁煙、分煙が当たり前になった近年、
全席喫煙可がウリになるんですね、喫煙者には嬉しいです♪



昭和の喫茶店の香りが漂う店内。意外と煙草を吸っている人は少ない。



ほんじゃまぁ、一服。(^_^ゞ
煙草の匂いが嫌!迷惑千万っておっしゃる方の気持ちも分かるんですが、
酒臭い吐息で吐き気を催す人間も少なくないのをご存じだろうか?



ケーキセットをいただきました。八坂神社と同じ水脈から汲んだ
“御神水”を使っているとのことですが、ケーキもコーヒーも
味は特別じゃなかったな・・・



店内はアンティークでレトロなんだが、イマイチ落ち着けなかった。
喫茶店なのに、何か気取った空気感があったからかなw


八坂神社を通り抜け、祇園石段下で蕎麦や珈琲をいただきましたが、
この日、祇園に来た目的は・・・実はコレ♪



『よしもと祇園花月』
で演芸を観ることね。
たまたま抽選で招待チケットが手に入ったもので・・・
席は前から3列目、バッチリ楽しめました。



中田カウス・ボタン/笑い飯/チャンバラJAPAN/あべこうじ/学天即
ベテランから、初めて見る若手も。はっきり言って若手の方が
面白くて・・・ようわろた♪

その後はお馴染み吉本新喜劇。当然撮影禁止なんだけど、最後に抽選で
選ばれたお客さんを舞台に上げて、吉本名物ズッコケ体験。
この時は「撮影OKで~す」って事だったので、カメラを取り出し・・・
それでもブログに貼るのはね、問題あるかも知れないので目線モザイク。

もうこれで誰か分からへんやろ~



「祇園花月」になってから来るのは初めて。
昔は新京極に「京都花月」があり、子供の頃、行ったことがある。
新人のやすしきよしや新喜劇では桑原和男が若手で、女の子から
黄色い声援が飛んでいた・・・フルッ!
しばらく京都に花月劇場は無かったと思うが、数年前から元映画館
だった「祇園会館」をよしもとの演芸場として使うようになった。

映画館としての祇園会館は高校生の頃、何度も行ってます。
封切館では無く、ちょっと古い映画を二本立てで安く観られたからね。
いわゆる名画座ってやつね。
今は少なくなった二本立て興行、飲食物持ち込み自由、入れ替えなし、
途中入退場自由という昭和のレトロなスタイルを保ち続けた
日本国内の中でも稀有な名画座でした。

そんな頃の映写機でしょうか、記念に展示されていましたよ♪



2016.3/6、よしもと祇園花月にて。