カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

時空を旅して、迎賓の間に。

2016-05-12 01:16:55 | ランチ/カフェ
たまには時を超えた旅人になるもよし。(^_^ゞ
長楽館の迎賓の間で、歴史を彩ってきた方々を感じながら
アフタヌーンティーを楽しむことにしました。
家内の誕生日のお祝いにね♪



ここでアフタヌーンティーをいただくのは、皇室の方や外賓の方、
伊藤博文、井上馨、西園寺公望、山縣有朋、大隈重信・・・
そんな人々を迎えた迎賓の間。

メニューに書かれていたコメント

「長楽館は明治42年(1909)に紙巻き煙草の製造・販売によって
富を築いた煙草王 村井吉兵衛が贅の限りを尽くして建てた洋館です。

玄関のそばに位置するこのお部屋は、日本にある洋館では
現存する唯一のロココ様式のお部屋です。

かつてヨーロッパで、食後に女性たちがおしゃべりに興じた
ドローイングルームの流れを汲むもので主にご婦人の
おもてなしの部屋として使われていました。

壁に飾られています高木背水画伯による12枚の絵には
世界中のシンボルが描かれています。

家具の多くは京都市指定有形文化財に指定されているものです。
今、貴方がお掛けになっっているその椅子に、
かつて伊藤博文公も座っていたかもしれません。

100年を超えるタイムスリップを
スコーンやケーキとともに英国風スタイルでお楽しみ下さい。」



敷居が高いと感じる方もおられるかも、私は鈍感なので大丈夫♪
だいたい、アフタヌーンティーも初体験でしたもん。(^_^ゞ
未体験の方もおられると思います。特に男性は・・・
まずは私の冒険談? 体験談をご笑読あれ。

予約は1ヶ月前くらいにしたのかな、家内に任せました。
「要予約」では無いのですが、繁忙期は2、3週間前には詰まるようです。
正装されたドアマン?レセプショニストが居られて、フロントへ
案内されます。席に着く前に「お上着お預かりしましょうか」などと
・・・ヨレヨレの上着で恥ずかしかったですが、預けます。
ちなみに下はジーンズにスニーカーでした。(^_^ゞ
厳密なドレスコードはありません。ディナーでも常識的な格好ならOK。
ただし、12歳未満のお子様は断られるようです。



まずはアペリティフ(食前酒)、スパークリングワインのように
見えますが、アルコール分は抜いたものだそうです。
私はフレッシュフルーツジュースでしたが、何のだったか忘れました。



英国式アフタヌーンティースタンド(タワー)に、軽食やスイーツの
載ったお皿が置かれて行きます。
説明されますが、すべて右の耳から左の耳へと・・・(笑)



飲み物は、コーヒー、紅茶、フレーバーティーなど数種類あり、
おかわりで種類を変更したりもできます。
カトラリー(食器)、ティーポットやティーカップもブランド品の
ようですが、私には分かりません・・・(-。-;)



ティータイマーは砂時計ではなく、オイル時計?でした。
砂時計とは逆で下から上に溜まって、時間の目安にします。
紅茶、杉下右京のように注ぎたかったけれど、練習不足なので
やめておきます。



もちろん、紅茶の銘柄も選びますが・・・えーっと。



ルール、アフタヌーンティーのマナーは下の段からいただきます。
そのくらいは知っていましたけど。

下の段はサンドイッチ、キッシュ(ケークサレ?)、スープなど
詳しい料理名はカタカナばかりなので、覚えられません・・・



中段はスコーンね、プレーンとベリー。
ラズベリージャムとクロティッドクリームをつけていただきます。



お上品にゆっくり味わいながらいただきましょう、そうすれば
量が少ないようですが、結構お腹がふくれます♪



最上段はデザート、スイーツです。



このブログ、糖尿内科でかかりつけの先生に見つかったら怒られそう。
わざわざお金払って血糖値をあげんでも!って・・・



アフタヌーンティーですが、充分ランチ代わりになります。
満足、満腹。お誕生日記念の家内も歓んでくれたようで、なにより♪
血糖値は高い薬を呑んでコントロールします(悲)




「煙草王」と呼ばれた村井吉兵衛さん、なのでコースターは
当時の煙草の箱のデザイン。SUN-RISE、HERO、PEACOCK。
頂いて帰ってもいいですか?って訊いたら、「どうぞ、どうぞ、
お持ち帰りください」ってことだったので・・・
グラスに仕掛けでもあるのか、不思議と汚れずに綺麗なまま
持って帰れました。



そうそう、最後にクールデザートもね。
調子に乗って飲み物のおかわりも、
私は珈琲、家内は銘柄を変えて紅茶をね。珈琲もポットで出るので、
お腹ちゃぽちゃぽに。(^_^ゞ



12時に席に着いて「何時まで居れますか?」と訊ねたら
「3時までお席はとってございます」とのこと、
2時間近く居たかな・・・まったりできました。
ちなみに、予約でも満席にはしないようで、隣りのテーブルは
空いている状態、それもまた気持ちよかったです。
ただ、客で男は私一人でしたけど・・・

写真、いっぱい撮りましたが、最初に許可をもらうため訊いたら
「ありがとうございます。ご自由にお撮りくださいませ」と・・・
嬉しいですね、「ありがとう」なんて言われたのは初めてかも?
このあと、館内の撮影も自由と言うことなので、
あちこち撮りましたよ。お客さんの居る部屋は遠慮しましたが。


2016.4/16、長楽館・迎賓の間にて。